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良くても悪くても

成績が良くても悪くても保護者の不安というのは無くならないものです。

残り二カ月を切ったこの時期は、子供本人よりも周りの保護者のほうが落ち着かないのが常です。中学受験の特徴ですね。

僕が指導している子供たちもテストの結果を見れば志望校に対してどれぐらいの位置にいるのかおよそ見当はつきます。
中にはある程度安心できる位置にいたり、もしくは五分五分、このままの状態じゃちょっと厳しい、はたまただいぶ厳しいなどなど。それともいろんな成績をとってきていまいち落ち着かないなど。実に様々です。

それでもそのほとんどの子供に対して持つ印象は「終わってみなければわからない」というのが本音です。具体的にいえば合格率が30%から70パーセントくらいだと「あまり変わらない」という気になってしまうのです。いや、実際は違うし結果としてもそれ相応の数字としてかえってくるのですが・・・なぜなんでしょうね。ほとんどの子供が毎回同じような数字なわけではないというのもありますが、何かそれだけではないような。

不思議ですね、何年家庭教師をやってもそこらへんの予想というのはあまり精度が上がっている気がしません。

むしろ大どんでん返しや安全圏での不合格などを経験するたびに、「やっぱり終わってみないことにはわからない」という気持ちが余計拭えなくなるのです。

また子供の成績によっての保護者の心配度や不安の大きさというのは決まった傾向がないような印象を受けます。

志望校に関して安全圏にいても、不安感が小さくならない人もいれば、だいぶ厳しい状態でも比較的あっけらかんとしている場合など。(もちろん、あきらめていたり、現状が客観的に判断できていなかったりなどもないわけではありません。)

あっけらかんじゃないですね、比較的余裕を持って日々を過ごしているといえばいいんでしょうか。・・・(そう見えるだけかも知れませんが。)

少なくとも志望校の合格率が低い家庭ほど不安度が高い、という印象は受けません。

それぞれの性格の問題なのか、時期が近付けば成績に関わらず不安になる人は何がどうあっても不安になる、そう思うわけです。

しかしなんでもそうですが「過ぎたるは」という言葉があります。
比較的順調に行っているときに過度の不安は却って子供を合格から遠ざけてしまう危険性もあると思います。


そういう時の対処というのも実に難しいですね。

何かを注意してほしい保護者に乗っかって「そうだ君はここが悪い」などといって子供の精神の居場所や感情の行きどころがなくなってしまうと元も子もないから、そう思うからです。

普段よほど慢性的にストレスがたまっていなければそういう取り返しのつかないような事態になる可能性はかなり低いのですが、あえてその可能性を上げる必要もないと思います。

保護者に何を伝えるべきか、子供には何を話すべきか、指導者が絶対に失敗しないマニュアル本でもあれば良いんですけど。いや、まあそんなの絶対ないんですけどね・・・。


ただ一つ言えることが家庭内の雰囲気が明るかったり、保護者はいつも通りの態度で接していれば(心の内はどうであれ)道が逸れていくことはないんじゃないかと思います。


直前になって「より何かをしたい、改善したい」という向上心が行き過ぎたりしていないか、振りかえる余裕もあってもいいんじゃないかなと思うわけです。
今まで積み重ねてきたものが1,2カ月であったさりと覆るほど軽いものだったらそれはそれでどうなのか?

僕もあまりくよくよ考えずいつも通り臨みたいものです。



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成績が下がる

成績が急激に落ちていくパターンについてひとつ、例を挙げてみたいと思います。

大体多いのが60前後だった子供が50近くまで落ちてきて、なかなか上がっていかず結局下がってから最後まで50後半が取れなくなるような場合です。

家庭教師の依頼がる場合というのは多くが成績が下がったからというケースなのですが、「いままで決して一番上ではないけど、上位三割くらいの位置にはいるし、難関校とは言わないから、相応の良い学校に入学してほしい」・・・・と思っていたのに、予想以上に成績が下がってきた場合ですね。

僕自身の経験で言えばこういうケースはかなり多いんじゃないかと思います。毎年必ずいたと思います。


勉強レベルが難しくなってきてだんだんついて行くのがしんどくなった、というのであれば個別指導などで大きく変わることもあると思います。こちらのほうがなんとかなるかもしれないな、そういう気になります。

一番良くないのが下がってきた原因がよくわからない場合です。こういうケースを修正改善していくのはなかなか骨の折れる作業です。
たしかに成績は下がっているんだけど勉強に取り組む姿勢に変化はないし子供は机に向かっている、目立った変化はないように見える、というような感じです。

こういうケースでは勉強の仕方に改善の余地がある場合が多いです。ただ長年の習慣のようなものなので分かってはいてもなかなか思うようにもいきません。

実は「ついていけなくなった」と思う場合でも「悪習慣」が原因となっていることもあります。


今回取り上げる例では比較的わかりやすい例です。

復習の仕方が雑な場合です。間違えた問題に対してなんの復習もしないのでテストで普段できなかった問題を出されると間違いなく失点してくるわけです。

宿題を出すと形はやっているんだけれども答え合わせがめちゃくちゃで適当に丸を付けたりするわけです。ひどい場合は答えを書いていないのに丸がついていたり、間違えた答えに丸がついていたりするわけですね。他には指定されていた部分の問題をなんとなく省略していたりします。(①の1番から10番まで問題があるとしたら、8番以降はやっていなかったりなど)

子ども自身は「やった」事に充実感を感じているだろうし、実際問題は解いているので「やっていない」わけではないんですね、インチキをしているわけでもないし。
ただ意味がないですね。漫然と解いてそのままにして間違えたり、わからない問題をほっておいてもある日突然できるようになるわけじゃないですからね。その問題に対して取り組み考えないと解けるようにならないと思います。

こういう子どもは宿題の意味そのものを完全に誤解していますね、意味を理解していないと思います。

おそらく塾でも宿題チェックなどはサインしかしてもらえないのかもしれません。もっとも集団の生徒の宿題のチェックを細かくするのも物理的に難しいケースもあると思います。

それにサインをする側のせいにしても何も解決しないですからね、要は自分の問題なわけです。

どうせ中身なんて見ていないだろうと思っているわけですね、だからそういう子どもは僕がくまなくノートをチェックしているととても挙動不審になるのがわかります。一問一問○がついている問題の答えをテキストの解答と見比べたりすると本当にそわそわします。

それがまずいことくらい子どもだってわかっているのですが、理解しなくてはいけないのはそういうことじゃないような気もします。なんて言うんですかね、もっと深い部分で「それじゃ結局のところ駄目なんだ」ということに気がつかないと絶対に成績は伸びないです、そう思います。下がっていくのをかろうじてだましだましとめられるか否か、そういう低い次元の話になってしまうのです。

そのことを子供に理解させるのは多少酷なような気もしますが、それが理解できないとなかなか前に進めないです。

もちろん親がしつけのようにその都度修正していけば解決できるとは思うのですが、そういうケースは少ないです。保護者もなかなか時間だってそれ以上割けない状態だったりすると原因は分かっていても、結局ほとんど改善できなかったりするわけです。
週に一回の指導で改善できればいいのですが、一週間たったら忘れてしまっている場合のほうが多いです。ですから毎日チェックして地道に根気強く忍耐強く、少しずつ変えていかなくてはいけないんです。

多くの場合は(勉強方法がただしくなかったから)成績が下がるのですが、今回話したケースのように宿題のやり方が雑な場合は早急にテコ入れしないと2,3カ月したらとんでもないことになっているかもしれません。

去年は過去問の話もしましたが、同じような話だと思います。(2008.11.10)

成績が下がるのには必ず原因があります。たとえばテストがいつもと違ったり一時的に悪い事ということはあっても、そうではなくて以前のような成績に数か月届かなくなったりクラスでも明らかに順位が下がってきた場合はやり方が間違っていたり原因があると思います。

今回話したケースのように、子供のノートを確認するだけで原因がすぐわかる場合もあります。
典型的な例ですが取り上げてみました。


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一喜一憂

一喜一憂


昨日は教えている子の成績が良くてうれしいなんて書きましたが・・・。

同じテストを受けたほかの子の結果を今日見たのですが・・・・・。


これまた過去にない低さ・・・・。

算数はよかったのですが国語がその半分近く。

実はこの子、二科目指導しています。はじめは国語中心だったのですが算数がかなり下がってきたんで、ここ最近は算数中心に指導していました。国語はこの時期なかなかそう変わるものでもないのでとりあえず算数の総復習をしていたんですね。

その成果は算数は良く反映されていて、頑張ったんですが・・・。

国語が・・・国語が・・・・想定外・・・・予想をはるかに上回る悪さでした。

本人に、粘り強くその時の心境を聞いたら・・・・・
「あまりに文章が長くて、途中からイライラして、良く覚えていません」

あのう・・・それじゃ何もコメントしようが・・・。

そうですか、やる気もしないで、イライラしたら嫌ですよね、すいませんでした。

って僕が謝ってもしょうがないんですけど。

お母さんは昨日子供が泣くまで叱り続けたそうです(汗)

お母さんに、「お子さん文章が長くて、イライラして集中力が切れたそうですよ」といったら

「・・・・・あたしそっくり・・・・、ああ、その気持ちよくわかります」


・・・ですか(汗)


いやいやまいりました。今の第一志望の合格率はかなりきつい。最近大きいテストでの成績が徐々に下がってきて、しかも志望校は国語が長文記述が特徴的な上に算数も特殊な長文記述的な問題傾向。

この事実を伝えないわけにはいきません。本人の志望校に対しての、偏差値では見えない部分の相性の悪さが明白なんですね。

僕「数値以上に厳しいかもしれません・・・。」

お母さん「んなっ!!あたし下げて下げてこの学校にしたんですよ?(涙目)、もしですよ?・・・・もしこの学校無理ならですよ?どうすればいいんですか????」


僕は答えに窮しましたが、ひとつ考えているのは意中の学校で今の本命より偏差値が高くてもひょっとしたら相性がいいかもという学校があるんですね。

なのでも決して平坦な道ではありませんがその旨を伝えました。

この御家庭の場合偏差値も多少は考慮していますが何よりいきたい学校というのがはっきりしているのですね。だから成績が下がればその分志望校を変えるというわけではなく、何がなんでもという思いがあるようです。


見たところまだ子供の危機感が低いんですね。こういうときはあまり怒ってもしょうがない部分があります。能力的にはちょっと考えにくい成績をとってきていますし、というかまず問題文読んでないみたいですし・・・。

お母さん自身が認めるように自分に似ている部分があるので子供の短所を怒鳴って直るというやさしい問題でもないんですよね。実はお母さん本人が一番気づいているかもしれませんね。そうは言ってもふだんから比較するとこの成績じゃあ、という感じなんでしょうが。

こういうときは本当に親の腕の見せ所なのかもしれません。怒って、直ると思ってもっともっとなんてなるとえらいことになりますからね。


まあ、とにかくですね、本人がイライラしたといっているように、もう文章を読む前にほとんど勝負がついているわけですね、まずは苦手意識なくして積極性持たせないといけないですね。

なので対話を繰り返し自己啓発を促す必要もありそうです、ってマインドコントロール?・・・いやな響きだな・・・。飽くまで脳力啓発・・・うーん、ますます怪しい響きだ。


ということでこの子の場合は夏休みの「こんな風に進めよう」という計画は変更で今日からまた少し考えてみます。


昨日の話題から寄り道しましたが、夏休みの過ごし方というのにも僕なりにですね、共通してこんなことが言えるのでは、ということがあるので、ええー今度こそですね、そんな部分について話していきたいなあと思います。



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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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