大事なことが書かれていました その2
過去門について。
言うまでもなく過去問は一番重要な参考書です。
前回最初に書きましたが、もう一度。
今回の記事を読む限りではその重要性というのがいまいち理解できていない人と言うのが少なからず存在するのかなと。
これは結構まずいことだと思います。
もちろん志望校によって過去問の重要度と言うのは違ってきます。
最難関においてはその重要度が極めて高く、もしそのことを認識していないでいまだに方向性が明確でない勉強をしているとしたら、これはかなり厳しいでしょう。
合不合やセンター模試でいくら80パーセント偏差値を取っていても過去問をほとんど手付かずの状態であれば落ちたってなんら不思議ではないですし、それこそ学校によっては落ちて当たり前なんてことになります。
ただおそらく今回の記事での対象者は難関、もしくは中堅レベルあたり、はたまたそれ以下を対象とした話だと思います。首都圏模試での偏差値がたかくても65あたりでしょうか。
昨今は最難関ではなくてもその学校独自のカラーが出ている問題が増えてきているように感じます。特に女の子の学校は主観ですが独特の雰囲気のある問題もあります。独特と言うのは、過去問でないと体験できないような問題と言えばいいのでしょうか。テキストにおいて思考力という枠に入れるにしてもちょっとこれはマイナーだなというか、カテゴライズしにくい雰囲気の問題ですね。ある意味、桜蔭や豊島ヶ岡とかのほうが傾向がつかみやすい気がします。
算数全般で見れば平易な方向には向かっていますが、それは物理的に不可能に近い超難問が見かけなくなってきたということであって、最難関でなくとも比較する学校によってはかなりはっきりと出題される単元での違いがあります。
基礎的な問題、いわゆる本番で抑えなくてはいけないポイントと言うのは、(四科のまとめ)や(出る順)、(ステップアップ演習)、(プラスワン)などなど、市販のテキストでもある程度はカバーできます。
前提としてこういうテキストに載っている問題をある程度できていないとまずいのはまずいですね。(今挙げたテキストでも難度が違いますし、個人個人どれだけ出来ればいいのかかなり違うので具体的な話は避けます。)
ただ、学力の上位層でなくともいつまでもそういうことばかりしているわけにもいかないです。今の時期は過去問を軸として、場合によっては他のテキストを利用していくという勉強スタイルにしておかないとまずいということです。
実際困るのが、この時期になっても自分がどの学校を受けるのかいまいち分かっていない子供がいることです。仮に親の方がそれなりに決めていても、子供サイドから見たら親の方針がころころ変わっているように映り、「自分がいったい何のために受験して何のために塾に行って、家庭教師や個別指導をしているのか」よく分かっていない状態なのです。
そんな子供の場合、過去問の大切さなんて分かるはずもないわけなんですね。
この時期に、方向性が決まっていないときの家庭教師なんていうのは本当に使い物にならないですね(汗)。
さらに中には、そう言った明確な目的をこちらサイド(指導する側)が決めるものだと思っているのか、たまにそういう印象を受ける人はいますがそれはもはや受験そのものをやめた方がいいんじゃないかなと思うときがあります。既に受験の本質から外れていると言えばいいのか、やや抽象的な言い方ですが虚空の世界の中で受験に望んでいるようなものです。そもそも現実に存在しないことを望んでいる、そういうような印象を受けるのです。
何のための受験なのかあいまいで「とりあえず私立に入っとけばいいだろう」と言うような印象しか受けないんですね。
やや、話がそれた印象を与えたかもしれませんが、過去問に取り組むと言うのは一番現実的な行為なんですね。自分の受かりたい学校のためにどうすればいいのか一番具体的に考える材料となっているのです。
そして過去問と付き合うことでその学校に対するイメージというのはより深まっていきます。
いやいや、ほんとに。
結構どころかとっても重要な過去問。
これを重視しないのはなぜなんでしょうかね。そういうことを面と向かって聞いたことなんてないので分かりませんが、一つに塾での勉強が出来て、テストの成績がよければ受かると考えているからなのかもしれません。
塾でいい成績を取る、そういう作業と言うのは最後の仕上げ前の下地のようなものなのです。最後の仕上げには過去問が避けて通れないわけです。
偏差値が首都圏模試で30台、40前半くらいであれば過去問の重要度というのは低くなるので今くらいから取り組んでもいいかもしれません。
まあ、あまり取りたくない方法としては11月くらいから過去問に取り組んで何とか限定された単元だけは得点できるようにするという方法もあります。
およそ勉学の本質から離れてしまうので「とりあえず合格のために」という対症療法的になります。
ほとんどの子供において、」この時期に過去問がもし満足に出来ない状況にあるとしたら、そのほとんどのケースは仕上がりが非常に遅れており、中途半端なまま本番を迎えてしまうと言うことになります。
・・・・いまさら6年生に向けてこんなこといっても元も子もないのかな・・・。
いや、元も子もないなんて言ったら本当に元も子もない、今からでも改善できる点がある人は改善することで結果に少なからず影響を与えると粘り強く取り組んでほしいものです。
時間は無いようであるようで無いような・・・・いや、まだあります。
5年生以下は、いま過去問を眺める必要はまったくもってありませんが、過去問というのはどういう存在なのか知っておくだけでも違うと思います。
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↓こちらでは様々な中学受験に関する情報が満載です。
塾の話や教育に関して、家での勉強法など多岐にわたります。
なにかしら参考になると思います。
言うまでもなく過去問は一番重要な参考書です。
前回最初に書きましたが、もう一度。
今回の記事を読む限りではその重要性というのがいまいち理解できていない人と言うのが少なからず存在するのかなと。
これは結構まずいことだと思います。
もちろん志望校によって過去問の重要度と言うのは違ってきます。
最難関においてはその重要度が極めて高く、もしそのことを認識していないでいまだに方向性が明確でない勉強をしているとしたら、これはかなり厳しいでしょう。
合不合やセンター模試でいくら80パーセント偏差値を取っていても過去問をほとんど手付かずの状態であれば落ちたってなんら不思議ではないですし、それこそ学校によっては落ちて当たり前なんてことになります。
ただおそらく今回の記事での対象者は難関、もしくは中堅レベルあたり、はたまたそれ以下を対象とした話だと思います。首都圏模試での偏差値がたかくても65あたりでしょうか。
昨今は最難関ではなくてもその学校独自のカラーが出ている問題が増えてきているように感じます。特に女の子の学校は主観ですが独特の雰囲気のある問題もあります。独特と言うのは、過去問でないと体験できないような問題と言えばいいのでしょうか。テキストにおいて思考力という枠に入れるにしてもちょっとこれはマイナーだなというか、カテゴライズしにくい雰囲気の問題ですね。ある意味、桜蔭や豊島ヶ岡とかのほうが傾向がつかみやすい気がします。
算数全般で見れば平易な方向には向かっていますが、それは物理的に不可能に近い超難問が見かけなくなってきたということであって、最難関でなくとも比較する学校によってはかなりはっきりと出題される単元での違いがあります。
基礎的な問題、いわゆる本番で抑えなくてはいけないポイントと言うのは、(四科のまとめ)や(出る順)、(ステップアップ演習)、(プラスワン)などなど、市販のテキストでもある程度はカバーできます。
前提としてこういうテキストに載っている問題をある程度できていないとまずいのはまずいですね。(今挙げたテキストでも難度が違いますし、個人個人どれだけ出来ればいいのかかなり違うので具体的な話は避けます。)
ただ、学力の上位層でなくともいつまでもそういうことばかりしているわけにもいかないです。今の時期は過去問を軸として、場合によっては他のテキストを利用していくという勉強スタイルにしておかないとまずいということです。
実際困るのが、この時期になっても自分がどの学校を受けるのかいまいち分かっていない子供がいることです。仮に親の方がそれなりに決めていても、子供サイドから見たら親の方針がころころ変わっているように映り、「自分がいったい何のために受験して何のために塾に行って、家庭教師や個別指導をしているのか」よく分かっていない状態なのです。
そんな子供の場合、過去問の大切さなんて分かるはずもないわけなんですね。
この時期に、方向性が決まっていないときの家庭教師なんていうのは本当に使い物にならないですね(汗)。
さらに中には、そう言った明確な目的をこちらサイド(指導する側)が決めるものだと思っているのか、たまにそういう印象を受ける人はいますがそれはもはや受験そのものをやめた方がいいんじゃないかなと思うときがあります。既に受験の本質から外れていると言えばいいのか、やや抽象的な言い方ですが虚空の世界の中で受験に望んでいるようなものです。そもそも現実に存在しないことを望んでいる、そういうような印象を受けるのです。
何のための受験なのかあいまいで「とりあえず私立に入っとけばいいだろう」と言うような印象しか受けないんですね。
やや、話がそれた印象を与えたかもしれませんが、過去問に取り組むと言うのは一番現実的な行為なんですね。自分の受かりたい学校のためにどうすればいいのか一番具体的に考える材料となっているのです。
そして過去問と付き合うことでその学校に対するイメージというのはより深まっていきます。
いやいや、ほんとに。
結構どころかとっても重要な過去問。
これを重視しないのはなぜなんでしょうかね。そういうことを面と向かって聞いたことなんてないので分かりませんが、一つに塾での勉強が出来て、テストの成績がよければ受かると考えているからなのかもしれません。
塾でいい成績を取る、そういう作業と言うのは最後の仕上げ前の下地のようなものなのです。最後の仕上げには過去問が避けて通れないわけです。
偏差値が首都圏模試で30台、40前半くらいであれば過去問の重要度というのは低くなるので今くらいから取り組んでもいいかもしれません。
まあ、あまり取りたくない方法としては11月くらいから過去問に取り組んで何とか限定された単元だけは得点できるようにするという方法もあります。
およそ勉学の本質から離れてしまうので「とりあえず合格のために」という対症療法的になります。
ほとんどの子供において、」この時期に過去問がもし満足に出来ない状況にあるとしたら、そのほとんどのケースは仕上がりが非常に遅れており、中途半端なまま本番を迎えてしまうと言うことになります。
・・・・いまさら6年生に向けてこんなこといっても元も子もないのかな・・・。
いや、元も子もないなんて言ったら本当に元も子もない、今からでも改善できる点がある人は改善することで結果に少なからず影響を与えると粘り強く取り組んでほしいものです。
時間は無いようであるようで無いような・・・・いや、まだあります。
5年生以下は、いま過去問を眺める必要はまったくもってありませんが、過去問というのはどういう存在なのか知っておくだけでも違うと思います。
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