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「何となく」という動機

東大の推薦入試の記事をいくつか読んでいると、自分がたまに出会うケースについて考えることがありました。


家庭教師として、指導を始める前にほとんどの場合が顔合わせをするのですが僕は最初に必ず何故家庭教師を始めようと思ったのか?その理由を聞きます。

こういった質問はおそらく多くの方が同じ質問はすると思います。
ただ実際に依頼者本人の口から聞くのと、たとえば家庭教師センターからの依頼による生徒情報などの文章に書かれている理由や志望動機などとはずいぶん差異がある時があるのです。

ですから確認も含めて同じ質問をして依頼者から直接確認したいのです。



家庭教師の依頼の中には理由を尋ねたときに「なんとなく・・・」「そういう時期が来たから」という理由で始めようとするケースにたまに出会います。

これはもうその時点で「ああ、ここには今日限りだな」とか仮に始まっても「長くは続かないだろうな」というのがわかります。

わかりますというのも変な言い方ですが、そのように自分が感じてそのまま続いたケースはほとんどといっていいほどないからです。

これはどういえばいいんでしょうかね、。
とても表現が難しいので誤解を招くかもしれませんが、そうですね・・・。
「なんとなく」コストや手間のかかる個別指導を頼むというのはよほど金銭的に余裕があるか、受験に対しても無関心に映るくらい寛容なのか、初対面の人間を全面的に信じているのか、そういった理由も考えられないことはないですがやはり可能性は低いです。
「なんとなく、そろそろそういう時期かな」という応答には実は本音がもっと他に潜んでいたり、肝心な事柄を隠したり、中にはかなりこちらを疑って出方を試している場合が多いのです。
それを会話をしながら紐解いていかなければいけないのですが、大抵ですね、最終的にはこちらではどうしようもないケースが多いのです。


「なんとなく」という言葉をそのまま受け取るわけにはいかず多くの場合はつまるところ「特にどうしていいかわからないけど成績を上げてほしい、子供のやる気を出してほしい」
保護者と会話を続けているとそのような本音が見え隠れします。

もちろん成績を上げたい、やる気を出させたい、と願うのは多くの保護者が塾や家庭教師に臨んでいることなのでそれ自体は問題があるわけじゃありません。ごくごく普通の感情です。
ただそう言う考えを直接言わずに遠まわしに言うときには他の要素が潜んでいることが多く、それが結構厄介だったりするわけなんです。


こういったケースのほとんどが話していくうちに思いのほか具体性に欠け、何がやりたいのか不明瞭なのです。
またその一方で何かしらの固定観念が出来上がっており「家庭教師はこうあるべきだ」というようなスタイルに陥っているので「よくわからないけど」と言いつつもこちらの話に受け入れる状態にはなっていなかったりするのです。


具体例を挙げるとこんなことがありました。


保護者「中学受験に関してはよくわからないのでどうするべきか教えてください。」

僕「復習が大切なのできちんと定着しているのか毎回確認していきたいと思います。」

保護者「いや、復習はできていますし、そんなことを家庭教師に頼んでも意味がないでしょう。例えば先生の方から新しいことをどんどんやるなりして塾に遅れないように成績を上げてほしいのです。反復のようなことは時間の無駄なのでそういうことは望んでいないのです。」

僕「では具体的にどうしたいですか?」


保護者「うーんと・・・私は大学受験は経験していますから勉強のやり方くらいわかります、夫婦で受験しましたからそのノウハウはわかりますよ、中学受験はよくわからないんです・・・又中学受験は中学受験のノウハウがあると思うのです、それでですね・・・うんぬん」


その後、「どうしたいのか?」という僕の質問に明確な答えはかえって来ずに話がどんどん二転三転してしまい結局話題が大きく逸れてしまいました。




状況がわかりにくいかもしれませんが、つまり僕は当時その生徒があまりにも学習したことが定着していない状態だったのでその原因をきちんと把握したいために今まで目を向けなかった部分にも注意して一週間をどう過ごすべきか自分なりの考えを伝えたかったのです。
これは他でも散々書きましたが少なくとも中学受験においては子供に勉強をきちんと定着させるためには復習がとても重要です、又大人が考えるクオリティで定着させるには1度や2度解いた程度ではほとんどの子供は何も残りません。
僕はその大切さや重要性、そういう勉強方針でやらなくては変わらないということを伝えたかったのです。

ところが保護者は「いや、家ではきちんとやっていますから大丈夫です。それはいいんです。」とかたくなにそれを拒否し、飽くまで個別の指導と塾や家庭学習とを別物にしたかったようなのです。
恐らくそういった個別指導という別の流れで何かとんでもないノウハウで一気に成績が伸びるのではと想像していたようなのです。
まずいえることは家で「きちんと」やっていれば成績が伸びないなんてことはありえないのです。

「ノウハウを教えてほしい」と連呼しながらも、その実こちらが提案した方法はことごとく否定しているので話が前に進むはずもありません。


このほかにも「なんとなく」家庭教師をはじめて「私はよくわからないけど、どうにか専門家に成績を伸ばしてほしい、もしくはやる気を出してほしい」というケースは様々ありますがいずれも共通しているのが家庭教師を始める動機があいまいな部分です。

ひいては受験そのものに対してかなり偏った主観で価値判断をくだしたり、中学受験への動機が不十分、あいまいだったりすることもあります。

ですから当事者は具体的に物事を考えているようでもこちら側からすると絵空事のように映ってしまうのです、言い方が厳しいですけどね。
つまり実際の所は具体性にとてもかけるわけなんです。



またこういうタイプはうわべだけで数字を追うので言動に一貫性がないのも特徴です。


これは実にはっきりしています。


たいていの場合はそう話した母親、父親いずれかは子供の勉強の内容は意外に把握できていないし、どうしたいのかイメージがきちんと固まっていないまま「とにかくいままで何をやってもダメだったから個別というものをつけれ場大きく成績が伸びるはず」としか考えていない、そんな印象を受けることが多いのです。


例えば上位校と呼ばれる偏差値の高い学校を狙うのであれば3,4年生くらいならまだしも5,6年生にもなればきちんとした動機付けが親にも子供にもないと受験勉強を続けるのは非常にしんどいものです。

仮にです、性格的にまじめで親の言うことを聞くような子供でも本人だけに任せきりであれば最終的に四谷や日能研の偏差値で50後半がいいところで60を超えるにはまず厳しいです。
50後半でも多くの親は「何も手を加えないでそれだけできたらどんなに楽な事か!」と思うかもしれませんね。大半の親はとても苦労しています。

中学受験というのはまだ子供のしつけも終わり切っていない、自立して勉強できるようになるための成長段階であって、受験も本人だけではほとんどの場合限界があります。

ですが少数派ですが「勉強なんてちょっとまじめにやれば60くらいはいくだろ」と子供の普段の学習内容にはあまり関心を示さないのに出てきた数字だけを見て不満を持つ親もいるのです。
これがもう少し度が過ぎると「まあ、御三家くらいには受かってくれないと金と時間の無駄だ。」という風に、経験者であればとんでもない暴言?にも聞こえるような考えになってしまいます。

ですから家庭教師の依頼に関しても「まあ、個別って集団じゃないからどう考えても効率いいでしょ?成績が伸びないわけないでしょ?」とか「うちの子がまったくできないのは何か効率の悪い無駄な勉強ばかりしているからじゃないか?、個別ならば何か近道があるんじゃないか、とっておきのノウハウがあるんじゃないか?」としか考えない。

成績のいい、学力の高い子供は単純に勉強量が多いのです、当たり前ですが努力しています。苦労していますよ、とても。

地味な作業を地道に、そしてなおかつそれを適切に日々継続して行っている実に味気のない作業です。


適切に、といいましたがなかにはすごい勉強量をしていても伸び悩んでいる生徒が、こちらがほんの少し手を加えたりスケジュールを整えるなりすることで劇的に数字が変わることはあります。
たまに「まるで信じられない!ありがとうございます。」といった様子で喜んでくれる人もいます。

そういう正しく導く方法ならいわゆるノウハウと呼んでも差し支えないと思います。

でもね、それは本人たちの努力が最前提ですよ・・・。それなしに成績がのびるなんてことはありえないわけなんです。
そこには方法論が分かっていなくも強い意思や明確な目的意識があるので、最後の一押しをこちらがすることでスーッと成績が伸び始めるのです。(一応断っておきますが成績が伸びるケースというのは他のケースもたくさんあります。)


動機もあいまいなのにどうにか成績を伸ばしたいってのは最後の最後には無理が出てくるのです。


「なぜ受験をするのか?」根底の部分はできるだけよく時間をかけて話し合い、どれだけきちんと勉強に取り組む姿勢が出来上がるか、これが最も重要だと僕は思います。



こういうのは両親ともに、というよりは母親がそうであったり父親がそうであったりとどちらかだけのケースが多いです。両方がそんな価値観だともはや子供は不幸としか言いようがありません。

親の言いなりでは自分がダメになるということに気づく日が来ることを願うばかりです。


成績を伸ばしたいのは何のためなのか?
「とりあえずいい大学行ければ人生良いに決まってンじゃないか」
この程度の内容だけしか理由を語れずにいわゆる良い学校にいけるもんでしょうか。
その学校名だから「良いのでなく」そこが良い学校だから名前に価値が出るのです。
順番が違いますね。

自分の子供には何が合うのか、本当は何を望んでいるのかそれを見極めるのは難しいですが考えないことには絶対に分かりません。

そうやって悩んで考えて迷ってですね、その先に「じゃあ、わからないから」ということで次の行動に移るものだと思うのです。
塾や家庭教師というのはそういった考えの延長に存在するものであってそこまでの過程はできるだけイメージしておくことが重要だと思います。






さて、こんな話の後に東大の推薦入試について。


何の為に東大に行きたいのか??



ここに危機感を抱いた学校が推薦入試という選択肢を考えはじめたのだと思います。


次回からその話題にふれていきます。

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感情のもつれ



以前メルマガの原稿を書くという仕事をしたことがあるのですが、その時にどういうテーマで書こうか決める際にセンターの教務の方といろいろな話をしたことがあります。
その時はそのセンターのトップの方も交えての話だったので普段伺うことのできない意見が聞けて貴重な経験でした。

テーマは算数に関して書くことになったのですがいくつか話が飛びまして、その中でも「感情のもつれ」という言葉が印象に残っています。

簡単にいうと「お金のトラブル」は容易に解決できるけれども「感情のトラブル」はそうはいかないということです。

僕自身も経験があるのでその言葉に大きな説得力を感じました。いや、誰でも経験ありますか。
例えば、相手の言動に惑わされて主観的な意見にならないよう努力しようと思いつつも自分の中の感情の波が自分の発する言動に微細な影響を与えるわけです。
そうなると当然ですね、他人は自分の鏡のようなものなので徐々に相手との関係もギクシャクしてくるわけです。

人はいろいろ理由付けしても結局はそういう感情のもつれからすれ違うことは多いのではないかと思います。こっちの言ったことをおよそ見当違いで解釈されたり、相手の言い分を正確に理解できなかったりと、難しいもんです。

こんなことを仰っていました。

「我々としては現場の家庭教師が前線でいろいろなトラブルと直面するのでその大変さは重々承知していますが、それでも家庭教師というのはサービス業です。踏み込んではいけない領域には踏み込んではいけないと思うのです。」

教務の方は立場が立場なだけにドライな見解でした。

「ですから、例えば本人も自覚していることでも他人に言われると我慢できないことを持っている人もいます。人の批判も受け入れられる人格者ならいいですが、世の中そういう人ばかりでもないですからね。ナイフを持って暴れだす人もいるかもしれません(笑)」

いやいや、過去にそういう人が居たと、解釈していいんですか(汗)


相手がどういう人間なのか、何までいえばいいのか、その境界線は難しいです。

何か耳の痛い言葉を言わなくてはいけないときに、その時にはっきり言うべきなのか、何も言わずに引くべきなのか。
どちらの行為が親切かはともかくとして、どちらがより良い行為となるかは相手次第ですし、それは大抵そのあとどうなるか、結果がでてみないとわからないものです。

こちらとしても注意したり「これが悪い」とか指摘するのはできる限り避けたいものです。やっぱり言われたほうがいい気分になるとは思えないですからね。

個人的にはサービス業とはいえ、絶対に避けられない事象もあるのかなと考えています。

なぜならその言わなくてはいけない部分を改善、修正してくれなくてはほぼ間違いなく近い未来に悪い方向に行くと分かっていたり、もしくはほぼ間違いなく志望校に落ちると予想できるとき、何も言わずに結果の出ない指導を続けることが心情的にどうなのかなと。

まあ、こちらが何も言わなくても「やはり効果がでないからやめてもらう」という方向ですぐさまクビにでもなればかえってそれが一番良いのかもしれません。
双方に大きなトラブルもなく新たな改善策を模索できるでしょう。

でもやはりこれでも人格者の対応かもしれません。

・・・難しい。

決して教務の側の見解は否定できないですね。
家庭教師としてその家に上がっているだけではそこの家の人間がどういう人生を歩み、何にこだわりを持っているかなんてのはそうそうわかるものでもないです。

ですから、あえて踏み込まないのが一番・・・なんでしょうね、きっと。
とにかく発した言葉が何かを良くしようとしてのことなのか、自分の感情のはけ口なのか常に自問自答しながら言葉を選ばないといけないです、そう思ったってそうそうコントロールできるものではないのだから、やはり意識するに越したことはないのかなと。

ところで、こういうのは親子同士でもよくあるのかなと思います。
そのへんについても触れてみようかと思います。


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なかなか調子が・・・




11月半ばから12月半ばまでのここ一カ月、仕事の調子が悪いです。
なにがどうかというです、立て続けに失態が続いています。つまり大半の原因は自分にある事によって仕事での失敗などが続いているわけです。

その中でもやりきれない思いというか、
そういう感情がまさに心痛となってつい最近までは仕事で胃が痛くなるなんてことが数日続きました。

いや、まあ、もう別に普通なんですけど。


いや、自分でいうのも何なんですが僕は家庭教師という仕事でストレスを感じることがあまりありません。
特に以前座談会に出席してからはその思いが強くなりました。みんな結構とんでもない経験や体験(家庭教師側からじゃ予防できないような出来事)をしているんだなあと思ったものです。


しかしここのところ、慢心でしょうか、初歩的な部分でのミスや、結果論とはいえ指導での判断ミスなどが続き、さすがに気分的に落ち込む日が続きました。


それと今年は例年に比べて12月、1月は暇になりそうです。

一人生徒が辞めて単純にコマ数が一つ減ったというのもあるんですが、

・・・あとは皮肉なことに教えている生徒に目立った課題がないというのがあります。




生徒の状態がいいとまではなかなかいいきれませんが「家庭教師がつきっきりにならなくてはいけない」というような(それは極端ですが)必要性がだいぶ低い生徒が多いので追い込みの時期になっても通常通りの指導で本番に臨めるわけです。

実際のところ、大体受験直前になると指導の時間数や回数を増やすご家庭というのは良くあるのです。
場合によっては普段週1回指導の家が週3,4回になったりもします。たまに毎日来れないかという相談を受ける時がありますが、さすがにそこまでの状態だと効率があまりよくない場合もありますね。
ですからそういうケースが2,3件続くと平日にも変わらず朝から晩まで仕事になることもありました。年によって忙しくなるかどうか、生徒の人数が同じくらいであっても状態によってだいぶ変わってくるわけです。

生徒に目立った課題がないという事はいいことなんですがその分時間に余裕があると若干不安になります(汗)。そういうところは本当、家庭教師は水商売だなあと思います。


来年度も生徒が集まればいいんですが、例年以上に不安になってますです。

まあじたばたしても仕方のないことなので、空いたら空いたでいろいろやりたくでできないことを少しずつこなしていこうかなと思います。



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信頼関係


1月前半の受験も終わり結果もわかってきた頃かと思います。
僕の教えている生徒も同様でほとんど結果が判明しました。

ほとんどの生徒は試し受験、滑り止めのような形で受けているレベルは落ちることなく、実力相応もしくはそれ以上の学校は受かったり受からなかったりとです。

「ほとんど」といったのは一人結果がわからない子供がいるからです。

なぜわからないのか。


・・・教えてくれないからです・・・。


子どもに合否を聞いたところ「塾の先生がいっちゃ駄目だって」といっており(塾の先生が、というのには特に深い意味はないと思います)、親も特に教えてくれるそぶりも見せないのでとりあえずは聞きませんでした。今までのつきあい方からこちらもあえて突っ込んで聞きたくはなかったという気持ちもあるのかもしれません。


言わないということは十中八九落ちたととらえるべきなのでしょうが確定ではないので不明ということにしておきます。

以前テストが返ってきてもそのほとんど中身を見ないケースもあるというのを書きましたが、それは受験に関しても同様な感覚のようです。

受験の合否を教えてくれないこのご家庭では、諸々ほかのほとんどの事に関してもこちらが把握できないでいます。

もちろんプライベートのことを教えてくれと言っているわけではなく、成績を伸ばすための資料や状況や情報はこちらに伝えてほしい、という思いがあるわけです。

そういうことを隠してまで家庭教師をつける意味というのは正直自分には理解できないからです。言い忘れたという段階ではなくあえて隠しているという感が否めないのです。

それらを伝えたところで何も変わらないだろうし、関係のないことだから話さない、という考えをもっているのかもしれません。

いずれにせよ、信頼関係が築けていないということなのかなと思います。
信頼されていないといえばいいのでしょうか。

ちなみに今回受験した学校は数日前に聞かされました。

以前から、二つ受けたい学校がありそれ以外は仮に受かっても行くつもりはないから受けないといっていたいので、そういうつもりで指導をしていたのですが1月の始めの授業の時に、
「1月は受験しないからもう数週間こういう方向で・・・・」
などと話していた時に
「やっぱり00校受けることにしたんです」
と、今まで名前も出てこなかった学校を受験するというわけです。

模試に関しても事後報告でそれの対策や分析をしてほしいと受けた後に言われまして・・・(合不合ではないのですが同じ名称の模試がいくつか続くテストでして、1回目の後に言われました。)別に終わった後に言わなくてもいいのに。

一回目の前に話してくれればもっと早めに考えられることもあったと思います。
というか、そういう模試を受けると話をしてくれてもいいような気がするのですが。
模試のことを話さないという、その類の話であればそれ程珍しいことではないので、それはそれでいいのかなと思います。実際に無口でおとなしいだけでしゃべるのが苦手な子供はいますし。


今回のケースでは他にもそういったようなことがたくさんあるわけなので何を目標に指導をすればいいのか方向性が定まらないわけです。
宿題をしたのかどうか、過去問を解いたのかどうか、一週間何をしたのか、何を聞いても「良くわからない」「わすれた」というような返答しか返ってこないわけです。「挙句の果てには何でそんなことを聞くんだ」といわんばかりに子供がぶすっとし出したのでそれ以上は聞かないということもありました。こちらがなぜそういうことを聞いているのか説明してもいまいち理解できないようです。

そこで保護者に説明しても何も変化がなく、何とかこちらで情報を把握しようと手は加えても非常に効率が悪いわけです。一言いってくれれば済むことにとても時間がかかるわけです。

たとえば、単に「成績を上げてくれ」と言われましても、情報が少なければ少ないほど効率は下がります。そりゃそうなんですよ。状況がわからなければ成績の上げ方だってわかりにくくなります。

繰り返し、いろいろなことを話さない、もしくは話してくれないことに関しては「成績を上げるのに関係ないから」と考えているのかもしれませんがそんなことはないです。生徒の状況を把握するというのはとても大切なことなのです。


意外によくあるのが、指導がおわった後に
「今日子供に00に関して聞いておきなさいって言っておいたのですが聞いてきましたか?」と質問されて
「いや、そのような話は聞いていないです」
というと、呆れ気味に子供が聞かなかったことを責めるケースです。


これはおかしいと思うのです。

「質問しない子供が悪い」という結論が出てきて何か改善することがあるのでしょうか。
1週間に一度しか来ないのに親と子供のどちらが正しいかを最優先に議論していたらなかなか先に進まないと思うのです。子供がそういうことを質問しそうな子供か、そうでないのか親ならわかると思うのです。

子供が質問できる雰囲気を作れず聞き出せないほうが悪い、と考える人もいるかもしれませんがそれも同様に思います。他人を試したいのかどうなのかわかりませんが、肝心の勉強が先へ進まないと「あの家庭教師は使えない」という結論が出ても子供の成績において何かが前進するとは思えないのです。

少なくともそういう次元での指導は決していい状態ではないと思います。

信頼が今一おけない状態で家庭教師を雇う場合があるのかもしれませんが、当然そういう雰囲気はこちらもすぐ感知します。結果としてほとんどはかどらないで下手をすれば数カ月経過してしまいます。

家庭教師とどういうつきあい方をするのか、それは家庭が決めることではありますが本音では信頼していないのであれば早めにやめさせるのがいいと思います。

惰性で続けて「やっぱり家庭教師なんてダメだった」と結論付けても、それは続ける前に分かっていたという場合があると思います。

信頼は今一おけないけれども何か打開策がほしいという心境なのでしょうか。
何かを変えたい、そのために人を利用するのであれば、やはりひとまずは信頼して取り組まなければ意味がないんじゃないかと思うわけです。


以前違うケースで「この前のテストの結果はどうでしたか?」と聞いたら「気分が悪くなるのでテストの話はしないでください」といわれたことがありますがそれはそれでかなり驚きましたが、受験の合否を教えてもらえなかったのは初めてです。

合否まで教えてもらえないとなると、自分のことを単に成績を上げるためのマシンかなんかと一緒にされているようで何とも言えない気分です。

一応仕事とはいえ人情というものがあるわけなんです。

まあ、人それぞれですね。
そういうこともあるのかなと、これはこれで自分にとっては経験です。
今後、考えていかなくてはいけない課題です。



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気まずい

今年は去年に比べて指導している生徒は若干少ないです。
なので今の時期でも予定がどうしようもないくらい埋まっているというわけでもないので作ればなんとなるような時間の隙間はあるはあるのです。

ここのところ幸いなことに生徒の紹介をいくつかいただいて。先日ですね、曜日時間場所すべてにおいてとてもいい条件の紹介がありました。

・・・でも状況を聞いて断りました・・・。

こういうのホント、もっと自分自身器用に話せないとだめだなと思います。
こっちの予定を言わずに先に生徒の状況聞いて、自分が引き受けるには難しそうなら「忙しいから」とか「空いていないから」と断ればいいのですが今回は話の展開上そういうわけにはいきませんでした。

まず最初にですね、他の生徒の紹介をいただいていたのです。予定があわないので断ったあとに
「今具体的に何時ごろでどこら辺の場所なら可能ですか?」
という感じになったので
「ええと、この日のこの時間にこの場所くらいなら」
と答えてしまい、電話を切る前にその条件に合う生徒がいたんですね。

なので当然話の流れとしては断る理由はなかったのですが生徒の状況を聞いた時点でとてもじゃないけど引き受けられそうにないので断ったわけです。

若干気まずい雰囲気になってしまいました。

電話の向こうから「だって今その時間空いてるって言ったじゃん」といわんばかりの微妙な沈黙が・・・。

くわしい状況は書けませんが6年生なんですね。
まあ、その時点で僕の中では結構アウトなんですけどいろいろなケースがありますからね、引き受けられるかもしれないと詳しく話を聞いたわけです。

しかしながらとても正気の沙汰とは思えないような内容で紹介をくれた教務の方も

「とりあえず、私の口からは何もいえません」

って・・・残り三ヶ月このどうしようもない状況で引き受けろと?
まあセンターとしては依頼があれば「あなたいまさらやめておきなさい」なんていえないですし、それはわかります。

ただですね、今回は僕自身その家庭の結果に対して全く持って責任がもてないので
「他の先生をあたってください、それでも他にいなければ・・まあ引き受けざるを得ないのかどうか・・・」
などと自分でもよく意味のわからない非常に歯切れの悪い言葉で遠まわしに、いや露骨に断ってしまったわけです。


いや、よくないですね、紹介をもらって指導が可能でそれでも断ったのはさすがに初めてかもしれません。

過去に「あなたの経歴を偽って指導して欲しい」と言う内容を断ったり、まだだこちらのスケジュールを伝えていない状態で場所などいくつか自分なりに吟味して後日断ることなどはありましたが、これはちょっと自分でも自己嫌悪です。

あの会話の流れで思いっきりぶった切ってしまうような断り方は・・・。

教務の方すいませんでした。きっともうしばらく紹介来ないだろうな・・・。
でもまあ、出来ることと出来ないことというのがありまして別に生徒を選んだわけではありません、そういうつもりはありません。

・・・・とりあえずブログで懺悔します。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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