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塾選び

さて一通り、難関校の合格実績を上げたので、んじゃ詰まるとこどこの塾がいいのか個人的な考えを述べたいと思います。

やはり一番はサピックスでしょう。普通に考えたらここだと思います。ちゃんと中学受験に臨みたいならここでの勉強を”しっかりやれる”というのが難関校へ向けてのひとつの基準のような気がします。

神奈川圏内にお住まいの方は日能研でもいいでしょう。たただここは6年生になると志望校ごとに校舎に集まらなければいけません。おそらく母体数の大きさが原因でしょう。つまり、平常授業は普段自分の通ってる校舎だけど志望校別特訓だと行きたい学校の近くの校舎に集めて授業(早稲田なら高田馬場校舎みたいな感じでしょうか)をするという形をとるので、大変な時は一日に二つ以上の校舎を行ったり来たりして勉強しなければいけないことになります。サピでは一つの校舎ですべて集約されてるのでSS特訓も平常も同じ校舎でやるのが普通です。(ただしその校舎にすべての志望校クラスがあるわけではありません、浦和校に神奈川御三家コースがなかったりとかは起きます。)

まあ、あとは家の近くにサピもN研もないから早稲アカ、というのも次の選択肢でありでしょう。千葉圏内であれば市進学院もいいかもしれませんね。


結局ここ数日のブログを見てもらえればわかるのですが御三家クラスの学校はサピ、N研、早稲アカの三つでほとんど占められています。学校によっては90パーセント以上が占めてる学校もあります。

なかには、「集団は子供がついていけなさそうだから地元の個人塾にしよう」と考えている人もいるかもしれません、そりゃあ、雰囲気は和気あいあいとしててリラックスして楽しいかもしれません。ただ難関校を目指すならお勧めはしません。結局受験は合不合のどちらか。ぬるま湯での空間の相対評価が高くても自分の志望校を受ける子供たちの中で相対評価が高くないと受かりません。小さい塾の小テストで一番になっても日能研などの公開模試で偏差値50超えられるかどうかは全くの別問題です。

受験は充実してて楽しい部分もありますが、やはり大変です。少なくとも楽な道や抜け道といった類はないと思います。巷でよくある「毎日5分で痩せられる!!」みたいな理屈は通じないしそんなものは存在ないと思います。そういう類のことを謳っている塾や教材は好きではありません、というか信じない方が賢明でしょう。んなの普通に考えりゃあるわけないでしょう。

なのでクオリティの高い空間で学力を身につけるということはサピや日能研のような塾に通うことなんじゃないかなと、考えるわけです。別に難関校を狙わなくともいいと思います。アルファクラスや、栄冠マスタークラスに通っている子供たちがみんながみんなぎすぎすしているわけではありません、というかそれは世間のイメージかもしれませんが少なくともそういう人間には余りであったことはありません。


どちらかといえば成績のいい子ほど塾が好きだし素直な子供が多いと思います。たぶんこれは塾の先生でも口をそろえてそういう風に言うと思います。

難関校を目指す御家庭で「子供がついていけない」、と不安がっても現実の数字が物語っています。大手進学塾を視野に入れる必要はあるのかな、と思います。

まあ、首都圏でここ以外の塾といったら、おぎしん、啓明舎、希学園(関西メイン)、などもちろんたくさんありますがひとまず、サピや日能研、早稲アカであればはずれはない、と思います。塾の先生の言うことを素直に聞いていればそれなりの学力は必ず身につくでしょう。それに上にあげた塾で「集団ではついていけなさそう」という理屈は通じないと思いますW。そういう理屈が通じる塾はその分実績も比例して然り、といった具合です。

勿論諸事情でサピや日能研のような大手塾が合わないで辞めていく人も少なくないでしょう、ただそれにはいろいろなケースがあるので(だいたいが塾側の問題というより受験する側の考え方や、勘違いなどが多いと思います)僕が述べられる範囲でのことはいずれ書いていきたいと思います。




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合格実績 早慶

最後に回しました。偏差値というより根強い人気の付属校としてやはり他の進学校とは一線を画すようです。さてさて早稲アカはいかがなもんでしょう?

            サピ  日能研 早稲アカ 市進  栄光ゼミ


慶応普通部     88    64    22    1     4
(約170)
慶応湘南藤沢    59    51    23    4    3
(約150) 
慶応中等部     94    47    33    4     4
(約190)
早稲田        102   101   130   32    26
(459)
早実          16    26    64   11    5        
(134)

さすがに早稲田、早実は早稲アカトップ。ただサピ日能研,早稲田に関してはほぼ同人数。そういえば早実って共学になってから募集人数に変化が出たのかな?すいません勉強不足で知りません。だから早稲アカの早実の合格人数が減ったのかな。前のブログで安易に減ったなんて書いたけどたぶん共学になってからなんでしょうか。

ちなみにこの五つ、算数で難しい学校は?と聞かれたら間違いなく早実でしょう。早慶というのは基本、偏差値の割に問題が易しい傾向にあります。特に近年の早稲田は易しくなった気がします。基本に忠実な問題なので中学受験の問題としては健康的ですw。対策としては非常に漠然とした言い方ですがいかに各単元標準レベルまでしっかり理解しているか?の安定感を身につけることでしょう。

んで早実。

ここ二三年見てませんが、初めて早実の過去問に触れたとき「これはこれは・・・」いやあ、あり得ないって感じでした。うーん、難しいというより、物理的に11,12歳の子供に出す問題か?というかんじです。いわゆる捨て問という表現がありますがこの学校の過去問は全国屈指の算数脳を持っている子供じゃないと「解かなくて良い」という風に片づけてほかの問題で合格を勝ち取るしかない、という感じですね。んーだから教える側からすると良問とは言い難いです。何か作ってる人間の自慢というか、受験する人間に対しての愛情が感じられないなあ、と思ったことがあります。そりゃね開成とか難しいですよ?でもねちょっとそういうのと訳が違うんです。

本来一流校の問題というのは単純に難しいのではなく受験者のレベルと今まで学習してきた算術、そして今後身につけてほしい数学へ向けての繋がりに沿って構成されているものです。だから個性がかなり出てきますがどれも良問といえるものばかりです。

でもねこれは中堅校に多いのですが、やたら難しい問題を出して自己主張ばかりが目立つ学校が少なくないんです、一般的にやたらと募集回数が多かったり一科目選抜試験をするところで目立ちます。個人的に好きじゃないんです。なんかね、なんていうんだろう難しくすればいい!的なノリで。たまにどう考えても二次方程式をつかわなければいけない時があるし。

筑駒や灘というのは実はべらぼうに難しいわけじゃないんです。むしろ算術をもはや芸術レベルにまで高めた感じの作りです。問題を通して作る人間の質の高さを痛感します。

説明が難しいんですがこういう子が欲しい、というメッセージ性があり受験領域から外れない
自分の学校の偏差値に相応しい作りの問題が良問といえるのではないのでしょうか。

早実は名門校の割に算数の問題構成に疑問を持った記憶があります。まあ、逆を言えばこれだけ算数の得意な子が欲しい!!というメッセージだったのかもしれませんが。


さてこの早実に半分近く入れる早稲アカ。これは多分並はずれた努力と研究のたまものでしょう。すごいことですよね。

早実に入りたい、という御家庭は早稲アカに行くのがいいかもしれませんね。

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合格実績比較 2月2日以降 最難関 

2月1日以外で首都圏で最難関といえばやはり神奈川の栄光聖光、筑駒でしょうか。女子は桜陰、女子学院の下というのは結構たくさんあるので境界線が難しいですね~。

だからこの3校の比較をしてみようかなと。

        サピ   日能研    早稲アカ    市進   栄光ゼミ

栄光学園  117    106      10      6      1
(283) 
聖光学院  141    138      30      4      13
(394)
筑駒     61      38      17      7      0
(128)


結局、サピと日能研なのかなと。昨日今日書いててそんな気持ちです。2月1日の最難関は劣っても昨日書いたように神奈川圏内では日能研はまだまだ健在です。栄光ゼミは、難関校を目指すには不向きといわざるを得ません。市進も開成の合格人数は目を見張るもののほかに関してはかなり厳しい印象です、早稲アカは今後神奈川も強くなるといよいよ第三勢力って感じですね。まあ、なんか俗っぽい表現で何なんですけど。

しかし・・・サピには本当に穴がない。ほめすぎかもしれませんが、実績だけ見ると改めてただ感心するばかり。まあ、ドロップアウトしていく生徒も少なくないと聞きますがそれだけ難関校は大変なんでしょうね。でもぬるま湯で何となく受験するならばいっそのこと外で遊んで友達を作る方だったりでもいいんじゃないか?と思ってしまう自分もいるわけで・・・。

あとは、早慶ですかね。それ以外はまだまだいっぱい難関校ありますが割愛させていただきますです。

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合格実績比較 2月1日 難関校

次は難関校。早慶は共学もあるのでとりあえず省きます。

        
        サピ   日能研   早稲アカ   市進   栄光ゼミ 

 武蔵     37     61     37      3     15  
 (185)
 桐朋     23     85     28      14     4
 (190定員)
 海城     141    106    38      46    21
 (434)
 雙葉     28     35     25      6      3
 (100定員)
 フェリス   40     94     10       4     0?
 (180定員)


昨日より偏差値という点では劣りますがどっからどうみても名門校です。やはりサピ、日能研、早稲アカで大半を占めてる感じですね。サピは昨日も書いたようにこっちの方の人数は少ないですね。日能研はやはり神奈川圏内に入ると強いですね。栄光のフェリスは掲載されてませんでした。なので0人?早稲アカはNN特訓の成果が出てきているのでしょうか、年々増えてきてますよね。

明日は2月2日の結果です。

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合格実績比較 2月1日 最難関

いろんな人が毎年いろんなところでやっていることだと思いますが僕もやってみたいと思います。

一気に載せるとたくさんになるの大体の偏差値でグループ分けして掲載してみようかなと。とりあえず1日の最難関校からです。定員ではなく合格人数を掲載しておきます

       サピ   N研   早稲アカ   市進   栄光ゼミ

開成    171    83     43     55      9
(395人)
麻布    147    107     33       4      18
(372人)
駒東    106    98     30      7      5
(271人)
桜陰    124    63     33     21      6
(255人)
女子学院  85    75     68     20      10
(267人)

塾生数  3760   18000   3400    4000    8216

塾生数は市進、日能研 は推定です 、なのでかなりアバウト。大きく外れている可能性あります。でもまあ参考程度に。四谷大塚は合格実績に関してかなり微妙な気がするので、後調べるのが面倒臭いので載せませんでした。

個人的な感想は・・・以前のブログでサピに対しての不安を書きましたが杞憂でしょうか(汗)開成170人越えはあり得ないww もはや最難関に関しては明らかにサピの一人勝ち。入学したら二人に一人が同じ塾ってちょっと想像すると不気味です。武蔵双葉はもはや最難関とは言えないのではずしましたが、サピはその二つの学校に関してはわかりやすいくらい合格人数が少ないです。まるでうちの塾の子供には楽勝といわんばかりに。早稲アカが全体的に頑張ってますが、日能研はちょっと落ち込んだ感じでしょうか?市進はやはりよくわからない麻布や駒東にはもっと実績は伸ばせないのでしょうか?

合格実績の高さはその塾のカリキュラムの質の高さに比例するんじゃないでしょうか。だから武蔵志望の子がサピにいても全然いいわけだし、というより相対的に高い人間にもまれているので受験するときのアドバンテージは高いんじゃないかなと。だって6,7人に1人は2月1日にこの5校に進学するわけでしょう?サピは。それってとってもとってもすごいことだと思います。日能研は母体がかなり大きいので何とも言えないですし。

最難関にだけこだわってもしょうがないし、かといって中堅校まで載せたらきりがないのでもうワンランク下げた学校も載せていきたいと思います。

そうするともう少し塾の特徴が見えてくる気がするので。って自分としてもどんな結論になるか見当ついてないんですが。

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ぶんすうその3

風邪ひきました。
39.6度です。
峠は越えたようです。


さて、もう少しだけ分数について掘り下げてみましょう。

仕事算というやつです。これを分数の延長線で学習することもあるし、普通は割合の後に学習します。

どんな感じの問題か

ある仕事をするのに太郎君は12日かかり次郎君は24日かかります。この仕事をするのに二人合わせて何日かかるでしょう。

というやつです。

教え方は二通りあります。塾の先生によってはわかりやすく教えるために整数だけで回答を出すひともいます。おそらく1以下の数字に対する免疫のない子に対する配慮をかんがえてのことでしょう。

ただ結論から言うとやはりそれは付け焼き刃的な教え方であり、理想を言えば分数で解ける子ならば整数で解いてもよい、と思います。

整数でやろうとすると比まで学習していないとだめですね。つまり

太郎と次郎の仕事量の比が2:1になるのである仕事量を2×12=24とおく。
あとは24÷3=8 答え8日

となります。

これのメリットは何と言っても大きさがイメージできることでしょう。

分数でやるならば比を学習してなくても何とかなります。すると

太郎の仕事量1÷12=12分の1、次郎の仕事量1÷24=24分の1
(解説をしない人もいますがそういう場合ある仕事量は暗黙の了解で1となっています)

あとは1÷(12分の1+24分の1)=8 答え8日

となります。

最終的にはこの方法で解けないと応用が利かないのでやはり始めから分数で学習するべきだと思います。

面白いもので例えば「100枚のプリントを一日10枚といたら何日かかる?」子供にこんな質問をしてみるとすぐに「10日」と答えられるのに「1という仕事量を一日10分の一のペースでやると何日かかる」となるとすぐには答えられない子供がいるのです。これは分数をしっかり理解できていないから起きてしまうことなのです。


分数は四則演算が解ければ良いというわけではありません。
その後学ぶことの重要なツールです。

なかなか気付きにくいところですが本人のノートを見たり、いろいろ質問して、注意深く観察していれば子供がどこまで理解しているか必ず分かるはずです。なので理解していない場合、親子げんかになったりしてめんどくさい、などと思わずしっかり理解させないと、後でもっと面倒なことになります。

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分数 その2

分数が理解できるいるかどうかは、5年生の後半に進むにつれて徐々に明らかになってきます。

たとえば・・・・

AからB地点まで2キロメートルあります。時速6キロメートルで進むと何分かかるか?

という問題に出くわしたとき。

6÷2=3   答え3分。

と、答える子がいたら、教える側としてはむしろ無回答の方が助かります。それぐらい重症でしょう。

これが分数を学習した時にちゃんと理解していたのか、もしくは計算方法しかおぼえないで通り過ぎたかの差になります。複雑な分数計算ができるからといって親は安心してはいけません。放っておくと、後々本当に苦労します。まず感覚的に大きい数から小さい数を割らないと気が済まない子供は典型的にこの例でしょう。

1より小さい数に対しての免疫ができていないわけです。

また仮に2÷6という思考回路に至っても3分の1ということに抵抗感がありやっぱり6÷2の方が落ち着きがあるからそうしよう、ということになってしまうわけです。

さらに3分の1時間が20分になるという単位変換がすぐにできないでやはり3分の1分と答えてしまう子もいます。

とまあ、6年生始めに上の問題で答えを3分なんて答えられてしまうとかなり過去にさかのぼって学習しなければなりません。ここが算数ならではの教えにくい部分なんだと思います。親としてもどこまでさかのぼって教えていいかわからない、ということになってしまうわけです。最悪絶対に5年生の終わりまでに理解してほしい問題でしょう。

んだから以前のブログでも書いたように親が子供の勉強をよく見ておく(教えるんじゃんなくて)だけでも早い時期から修正することが可能で後々親子ともに苦労せずに済むというわけです。

保護者の方ははじめて分数を学ぶときは第一に「大きさをしっかりイメージできるようにする」、そこを重点に置いて教えてあげればいいと思います。子供が解説できるようになるまでついてあげるというのが一番理想的でしょう。これが割合につながっていく重要な素養になります。

4,5年生までにどれだけ算術を深く理解しているか、他の3科目とは違い後で挽回するには理解するには相当の根気が必要でしょう。

よく6年生になって親が意気揚々と子供の受験に携わり実際教えてみたらはかどらず、挙句の果てには思い通りにいかない子供に向かって才能がないとか、センスがない、物覚えが悪い、という言葉で片づけてしまう人がいます。

厳しい言い方ですが親の手抜きが招いた人災です、放っておかれた子供はばかでもないし何も悪くない、と思います。あとでそんなことにならないよう3,4年生から子供の勉強を見る、勉強の話をする、というのは大事なんじゃないかなと思います。



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分数

さて分数。

大体の塾では5年生のはじめくらいまでに分母の違う掛け算割り算まで終了すると思います。
(最近の学校のなかにはそこまで学習しないで卒業間近を迎える地域もあるようで。)

この分数、どこまで理解してるかでその後の学力の伸びに少なからず影響してきます。おおざっぱに言うと「大きさがイメージできるか」ということです。1より小さい世界を具体的にイメージできていないと、割合、速さを学習するときに躓きます。

そんな分数の計算ぐらいちゃんと出来るでしょう、などと軽く考えず。

どんな感じで弊害が出るか書いていきたいと思います。

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過去問対策

先日、今年二月まで担当していた御家庭の親子からランチに招待してもらいました。
(仮にA君としておきます)

こんなことはめったにないのですがあると嬉しいです。
A君は2月3日で1日と同じくらい行きたかった学校に合格しました。数日間ですがハラハラドキドキ浮き沈みを経験したみたいでまあ、結果オーライということでした。

お母さんの話を聞くとA君と同じ志望校だった周りのお友達はずいぶんと波瀾があったそうで。A君よりも成績のいい子が併願校をすべて高めに設定したため結局滑り止め以外はだめだったという子もいたり、なかなかうまくいかなかった子供が周りでは結構いたそうです。

中学受験ではよくあることですね、偏差値だけで区切ったら上位の子供が自分の偏差値より10から15下の学校にしか受からなかったなんてことは。逆もしかりですが、まあ、さすがに10から15上の学校に受かるというケースはかなり稀ですが0パーセントじゃないんですね。だから結局終わらないことには合否は本当にわからない。

それだけ6年生の秋以降の偏差値であってもあまりあてになりません、そんな時期でもね。
だから5年生や4年生の偏差値なんてのは本当にまだまだ変わる余地があるわけですね。

自分の偏差値より低い所に落ちる子はだいたい過去問対策で失敗しています。ついつい大人の視点で考えると塾での偏差値が届いているとどこでも受かる、と考えている方は少なくないようです。しかしたとえば慶応普通部受けるか海城受けるかなんていったらかなり問題傾向が違うのでどっちが高いかなんて一概には言えないわけです。まあ、これがいい例かわかりませんが。数値で表せない問題傾向をしっかり見極められるかは最後の数か月の志望校への過去問対策で決まるわけですね。

これは上位の学校に行けばいくほど10人10色なので対策が重要になりますが最近は下位の学校でも特色のあるところが増えたので注意が必要ですね。

中学受験は水ものという感じがしないでもありません、その不確定要素をできる限り減らすためにあれこれあれこれ、最悪の事態を考え対策を立てるんですが、毎年まだまだ、なかなかどうして・・・・そんな日々です。

まあ、とにかくA君は受かって良かった。中学生なんてまだまだ人生の入り口ですよね、
今は受験も終わり4月に向けていきいきしていました。もう早速始業式に向けて宿題が出ているそうで!大変ですね。A君に充実した未来が開けるといいです。

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ゆとり教育

AO入試を取り上げたら今度はゆとり教育について載ってました。

16日の朝日新聞なんですけどね。もう一日たっちゃった。

昨今格差格差なんて騒がれますが学習指導要領が変わった時点で首都圏の小学生は格差が始まってました。いまさら言うまでもありませんがこれを決めたのは文部省?現場の認識不足というのはいやはや・・・。

なのでゆとり教育のカバやろー、なんて叫んでもしょうがないですね、もう少しいい面も探してみたいと思います。

子供たちの学校での話を聞くと僕らの時代と明らかに変わったのは学校行事の多彩さだと思います。地域によってかなり差はあるようですが日本芸能や文化への造詣を深めようと各界の著名人を招いたりしている学校もあるようです。興味のある大人が見たら眉唾ものの有名人の演奏や芸能が格安もしくは無料で見れたりと。

そういう点に関してはゆとり教育が生んだ財産なのかもしれません。まあ、受験という側面だけで見れば100害あって1利無しのゆとり教育ですが。

いやだってビックリしますよ、教科書とか。絵本かよ、おい!と突っ込まずにはいられません。
6年生で分数の計算がまともにできないなんて珍しくないんですから。でも教科書がそう仕向けてるとしか思えない内容の稚拙さです。

確かに欧米諸国では中学生でもかなり単純な計算をしていたりするようですが、最終学歴ではかなりの高等教育をするわけですよね。日本じゃ未だにこの不況にもかかわらず大人の中で「大学は学生最後の遊び場だ!!」と公言する人も少なくないわけです。幾分ましになったとはいえ70年代80年代の大学でりゃどっかは入れた時代とは全然違うわけです。いや、遊ぶなって言ってるわけじゃなくてね、それなりに高い勉強して卒業すんのが大変だから欧米諸国じゃ小中で易しいことを勉強しているんだと思うんですよ。だから小中学生はゆとり、大学ではコンパにサークル、で、授業にも出ないまま就活は2年生から。なんてやっぱりアンバランスな気がします。

中身のないまま就職活動ばかり早くなってもねえ。

って結局批判ですか・・・汗
いかんいかん。


どうしても家庭教師という立場から考えてしまう。

ええ、だから、多彩な行事はとても素晴らしいいい経験になると思います、多少忙しくてもね。でもそれに学力も備わればなおいいと思います。だからゆとり教育のいい部分も残しつつ新たに公立の学力が上がり中学受験との格差がなくなれば今のようなゆがみもなくなると思います。

まあ、結果が表れるのは何年先かわかりませんが子供たちのためにもより良い方向に行くとよいですね。

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AО入試

朝日新聞にAO入試のことが書いてありました。
一部で廃止や縮小の方向で進んでいるそうです。

詳しいことは知りませんが要はあれでしょ、勉強以外でアピールできることがあれば面接などで合否を決め、筆記試験免除というやつですよね?ええーと、間違っていたらすいません。


廃止の理由は「学力が低い」、「一般生と大差ない」などらしいです。とにかく選定が大変な割には優秀な生徒がいないらしいです。

最近では芸能人で明治や早稲田にAO入試で入学するケースも増えてきたようです。私立は増えていても国公立の方では減らすんだか慎重に検討してんだが。

どちらがいいのかわかりませんが優秀な生徒がいなければ確かにやるだけ無駄ですね。

ゆとり教育の改革もあり今、日本の子供の学力は世界的に大幅に下がっているみたいですし。

そんななか中学受験は世間がどうであろうがまったくもって影響を受けずにきた、そんな気がします。

むしろ不況により私立の競争が激しくなり、中学受験といっても本当に多様化して複雑化しました。ですから90年代と比べるとはるかに厄介になったと思います。

しかし中学受験は大変な分、頑張れば本当にかけがえのない見返りがあると思います。大学ではとにかく子供たちの読解力の低下が顕著で大学の教授に言わせると悲惨なようですが、
武蔵中や麻布中の過去問は高校受験や、高校生の授業の教材に使われることがあると何かで見たことがあります。

それだけレベルの高いことを11、12歳の子供が勉強しているということです。やりすぎと思う方もいるかもしれませんが現に合格する子供が毎年居るということは小学生でもそれだけの力がつくということですね。

AO入試の芸能人と御三家を受かった子供の国語力、もし小学生の方が上だったら洒落にならんですよ。

確かに一芸に秀でるということはだれもがなれるものでもないしそれは大変でしょう。そりゃ東大受かるより芸能人で活動していく方がはるかに大変かもしれません、比べるものでもありませんが。

僕が中学受験を教えていて感じるのは子供の可能性の大きさです。早期教育でやりすぎ、という意見よりはこれだけのことを考えられる子供たちが将来どんな未来を切り開いていくのかむしろそちらの方が楽しみに思うわけです。

AO入試の良し悪しは難しいところですが中学受験は面接が増えてきたとはいえやはりメインは純粋な筆記試験、難関校のあれだけの問題が解けりゃもはや一芸でしょう。

今後中学受験でもAO入試のようなものが増えるか否かどちらがいいのか世間の親はどう考えているんでしょうか・・・?

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算数の教え方その2

ああ、一回書いたのに全部消えちった・・・・。長かったのに。
心身ともにダメージが大きいので半分くらい割愛しまーす。

さて昨日の問題の答えですが71です、できましたか?

話を続けましょう。
数学的な発想で教えてしまい結果として家庭教師に頼むケース、ということでしたが特にこれは熱心かつまじめなお父さんがいる場合に見受けられます。

大体は、子供に教えてあげたいという気持ちから来るのでしょうが、往々にしてうまくいかないようです。6年生になって、成績を伸ばしたくても伸びずに、下手をすれば徐々に下がってくる状態で依頼を受ける場合が少なくありません。

成績が下がるというのは学力が下がるというより周りの伸びのペースについていけないということです。

一般的に学年の切り替わりどきや、6年生であれば月を追うごとにモチベーションの上がる子は上がります、乗じて成績の伸びも著しいです。逆に今まで通りの勉強をきっちりこなしているだけだと成績自体は下がっていきます。特に数学的な教わり方をしてしまった子供を伸ばすのはかなり大変です。

教えたいけど解けない、親のプライドもあるでしょう、だからなんとか教えたい、ましてや負けたくないと考えているうちに延々と時間ばかりが過ぎていく。

だから子供の横について勉強を見てあげても、わからない問題に出くわしたときには子供そっちのけで自分が解けるまでいくらでも考え込んでしまう、場合によっては答えも見ないでいつまでもああでもないこうでもないといった状態になってしまったり。

これでは本末転倒ですね。

まずわかってほしいのは受験算数は簡単ではないということです、おそらく普通の人が考えている以上に。もちろんピンキリなので公立小学校のプラスアルファ難度が上がったくらいの学校もありますがそれなりになるとそうもいきません、普通の大人では厳しいです。

大学受験しか経験していない人間が何の訓練もなしに教えるということは難しいでしょう。僕は毎日毎日算数を教えるようになって何年か経ちますが未だにその魅力や奥深さに圧倒されることはよくあります。

だから親が塾の授業を聞いていないで問題が解けなくてもおかしくないのです。
実際に少なくないのはお父さんが「自分があんなに頑張って解けなかったのにあんたみたいな若造が解けるもんかね?」と言った具合に若干懐疑的な態度で接してくることがあります。(気持ちはわからないでもありませんが)

感覚的な統計ですが子供の偏差値が高い親ほど5年生あたりから算数の難しさを痛感し教えることに関してはノータッチということがよくあります、逆に親ががんばって無理に乗り切ろうとするとその後なかなか伸びず膨大な勉強量にも関わらず成績が中の下どまりということがよく見受けられます。何とも皮肉な話ですが。

かなり限定的なケースの話を取り上げましたが言えることは、子供に教える際に、絶対に数学は使わないこと、必ず塾のテキスト予習してから教えること。それが面倒臭いならいっそのこと教えることはしない(ほかにやれることはたくさんあります)。ということだと思います。

一番重要なことは親のプライドよりも子供が楽しんで正しく無駄なく学力を伸ばす、そのために親は労を惜しまない、というだと思います。

子供がぼけーっと待ちぼうけをくらい、その横で問題が解けずに親がうんうん唸っているなんて状態はとても子供がかわいそうだと思います。

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算数の教え方

さて、プロフィールにもあるように僕の主な指導科目は算数です。

何でいい加減算数っぽくいきたいんですが。

熱心な方は子供に算数を教えている方は多いと思います。ただ他の三科目と比べるとなかなか躓きやすい科目だと思います。

どう教えたらいいのかわからない、とか
だんだん難しくなってきて無理!!

などなど

特に教育熱心なお父さんだと6年生になって過去問を一緒に取り組む、という方も珍しくないんじゃないんでしょうか。

僕が思うに子供に算数を教える際に一番気をつけたいことは、
絶対に数学(おもに方程式)をつかわないこと。

これに尽きます。

当然根号(√)もそうですね、絶対だめです。
それらを使って解けてもそれは解けたことになりません
極論を言えばバツです。
(たまにどう考えても方程式に近いぎりぎりすれすれの問題も見受けられますが)

理由はいくつかありますが・・・
一番の理由は基本レベルはそれで何とかなっても応用題じゃ通じないのでいずれ息詰まるということじゃないでしょうか。
ほかには子供にはほとんど定着しない、もしくは塾と教え方が違う、わかりづらいなどとにかく嫌がられます。


たとえば消去算、つるかめ算、速さの三用法の問題はやろうと思えば連立方程式とほとんど変わりませんね。

ただどうでしょう、たとえば

さあ、ここで問題。

13を加えると7で割り切れ、7を加えると13で割り切れる最も小さい整数を求めよ。

答えは皆さん考えてみてください。w

これを数学でどう解けばいいのか、少なくとも僕はうまく説明できません。単元としては約数倍数、つまり数論に分類される問題です。

6年生になれば早い子なら30秒あればできるでしょう。

と、まあこういった問題を教える際に方程式だけの脳みそじゃ限界がきます。もちろん教える側としては数学的なことも分かっていないといけませんがとにかく数学を使用することはサッカーで手を使ってボールを運ぶような物です。絶対だめです。

だから方程式で説明できると言っても算術で説明できなければまず意味がありません。

そうするとまあ、僕のような家庭教師の出番になるわけなんですが、
こちらに依頼が来る場合どんなケースが多いか、それは明日、具体的に説明したいと思います。

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塾は何時から?

子供をいつから塾へ通わせればいいのか?

皆さん悩むことがあるのではないでしょうか。
理想の時期というのは子供それぞれなので特定できないとは思いますが大手進学塾のカリキュラムを考えると4年生ぐらいからがベストだと思います。


理由はいくつか挙げられますがとりあえず算数に関して言えば5年生で受験の核となる単元を学ぶのでその基礎を固める重要な時期は4年生だと思います。

和と差に関するいわゆる基本的な特殊算、分数、小数の四則演算を四年生の内にどれだけ固められるかで5年生からの定着度は変わりますし、ひいては6年生での仕上げの時期にも響いてきます。

理科社会に関しても、基本は4年生から6年生の7月までが一つの流れとなり・・・

社会であれば地理(大体5年生で深いレベルでもう一週)→歴史(大体5年の二学期から)→
公民(大体6年生始めから)→世界地理、および時事(これはまちまち)という流れになるでしょう。

理科は生物、科学、物理の各単元を順に学習していき、同じ単元を深めると共にさらに新しい単元を、というのが一般的だと思います。


3年生から学習したことなら比較的挽回しやすいので、もちろん3年生前から通塾してもいいしただ4年生からでも十分間に合うだろう、という意味です。


国語に関しては唯一例外な科目だと思います。

というのは国語の出来不出来はほぼ間違いなく読書量に比例していると思われるからです。実際膨大な読解演習を行えば成績を上げることは可能かもしれませんがあまり現実的ではありません。

6年生になれば自学習のメインはほとんど算数になるのが一般的でたとえば武蔵のような学校を志望する子じゃないと優先的に国語の勉強時間を作るのは難しいと思います。

大体国語の偏差値がいい子を見てると生まれてから今までの読書量が半端じゃないです。いわゆる国語が得意という子供で日能研、YT系での偏差値が55~60くらい。これだけの成績をとるのも相当国語が得意、読書好き、という感じじゃないと難しいですが。軒並み60越え、いい場合には65以上、たまーに70から75くらいとる子になるとちょっと次元が違いますね、それは塾に通ってどうにかなるレベルじゃないような気がします。

なので国語という科目に関して言えば早くて早すぎることはないと思います。読書が苦手な子でも自分の志望校の国語が記述タイプであれば早い時期から訓練しないと間に合わないでしょう。


と、まあ国語以外の三科目のことを考えるとまぁ4年生からで十分なんじゃないか、と思います。たとえば1年生から通塾なんてするとかなり気の毒な気がします、親も子供も。実際見たことないんでわかりませんが6年生まで気力が持たないんじゃないか?と思わずにはいられません。

あとは目指す学校のレベルにもよるでしょう、上に挙げた塾の偏差値で4科目で60くらいまでなら6年生から受験勉強始めても死ぬ気になればなんとかなると思います。(でも死ぬ気ね?。死ぬ気。死ぬ気じゃないと厳しいです)

60以上となると2,3年間は本格的に取り組んでいかないと合格は難しいなんじゃないでしょうか。

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切り替わりまして

僕が今年担当している生徒を簡単に紹介したいと思います。
プライバシーは極力守りつつ、皆さんにも共通する事柄があれば紹介していき思いまして。

何かのお役に立てたらと思います。

SAPIX2名新6年生男
早稲田アカデミー1名新6年生女
四谷大塚2名新6年生2名
家庭学習のみで塾通わず1名新6年生男

あとは5年生や中学生を数名です。

とりあえず塾紹介も一通り終えましたので(おぎしん、啓明舎、個別指導塾まだまだいろいろありますが)これから1年間は上の三つの進学塾についてリアルタイムでお話しできると思います。

今年の各校の試験の傾向もどうなったか気になるとこです。
特に計画立ててませんがまあ、気の向くままに紹介したいと思います。

6年生だけでなく4,5年生に関してももちろん書いていきます。
やはりとても大事な時期なので。その時期どう過ごすかで6年生でのスタートにずいぶん影響します。

何書くか明日まで考えまーす。
 

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一通りおわりました

今日最後の合不合の連絡を受けて僕の担当している現6年生の受験が終わりました。

出だしははらはらでしたが終わってみれば後半の頑張りで志望校合格を勝ち取った親子もいて本当にお疲れ様です。


いまは2次募集もあるので挽回というのがあるのは本当にいいことです。


聖光学院や早稲田、海城、サレジオなどなどこんな学校が二次募集なんて昔じゃ考えられない夢のような話ですね。

ただその分油断しないでてしっかりと滑り止めを考えないと、全滅というリスクも大きくなりましたね。選択肢が多い分迷いも生じやすい。結果として最悪のケースになることは増えたんじゃないでしょうか。結構併願で無理をする人もいるようですし。

午前午後など一日に二回試験も体力的には結構しんどそうだし。

一長一短ですがチャンスが増えたということをうまく活用してほしいものです。

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市進学院

について書こうと思ったら・・・。

僕はここに通っていた子は短期で一人、長期で一人教えただけでした。だからあんまり知りません。見出し書いといてすいません。

知ってる限りの事や印象を書きたいと思います。

まず授業時間が他の進学塾に比べて少ないです。拘束時間は短いですね。
テキストはオリジナルテキストで内容は印象が薄いので何とも言えませんが分量は多くないです、やはり定着させるには工夫が必要でしょう。日々の演習用テキストも(サピの基礎トレ、四谷の一行題と計算に当たるもの)そつなく作られています。

うーん、中堅校を狙っていた子なのでカリキュラムはあまり応用レベルは追及しませんでしたがびしびし厳しい、という印象はありませんでした。ほどほどですが手を抜いてるわけでもなく
そつのない感じですね、合格実績に見合うレベルでの。

定例テストはアタックテストと同レベルでけっして難しくはありません。

やはり最難関向けではない気はします。
栄光や早稲アカみたいに批判ぽくならなくて良かったw
まあ、要はよく分かってないんですこの塾のこと。

はい、すいませんでした。

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栄光ゼミナール

ここも四谷準拠っぽいイメージがあります。

特徴としては校舎数の多さとやや少人数で授業が行われていることでしょうか。大体普通塾はひとクラス20人前後ですがここでは10人前後の場合もあるようで、さらに個別指導のコースもあるようです。集団塾にしてはフレキシブルなカリキュラムが組めるようです。


フレキシブルであるということはメリットだけでなくデメリットもあります。

校舎数が多いというのは皆さんはどういうイメージを持つでしょうか?
通塾には便利かもしれません。


ただ授業のクオリティは間違いなく落ちます。


これは少し考えてみればわかると思います。
校舎が100を超える単位で存在し学年は1年生から6年生、高学年になれば4科目指導。それすべてに満足のいく教師をそろえることは至難の業です、っていうかむりだと思います。


大手進学塾の御三家クラスを担当する先生というのはただベテランなだけでなく相当の技術を持っています。うちの子は中学受験といえど毎日何時間も勉強してます!!!なんてだけじゃまず受かりません。綿密な計画を立ててそれを無駄なく実行しなければ物理的に間に合わないくらいの量と質があります。それらを補う技量をもったまさに職人なのです。

ですから大手進学塾の最難関を担当する先生はすべての人間が代えがきくような楽な仕事じゃありません。講師の中でも限られたレベルの人間でないと無理です。

何が言いたいのかというと、このように校舎も多く個別に近い形で授業をやる塾で難関校レベルを狙うのはかなり厳しいということです。

今まで紹介した塾と比べてもここは進学実績は頭ひとつ劣ります。ここの塾で最難関に受かった子供はおそらく予想ですがたまたまいい講師に巡り合えたという可能性が大きいと思います。(勿論本人の努力のたまものは言うまでもありませんが)

一校舎にいい先生が一人二人しかいないとなるとかなり心もとないですね、仮にそれだけ揃えるにしてもこれだけ校舎があるとサピや日能研に存在するくらいの数になるんじゃないでしょうか。実際自分の校舎にはいい先生がいない!!という苦情をよく聞きます。結果として遠方の校舎に通うはめになったり。

まあ、複数の校舎を掛け持ちする講師もいるだろうし、サピなどでも先生の校舎間の移動には
お母さん方めちゃくちゃ敏感だし一概に比較はできませんが。

以前某個別指導塾のチラシで(1万人のプロがいます!)みたいなの観たことありますがおいおいってな話なわけです、ありえないって。まあ何を持ってプロというかによりますがそのほとんどが学生講師でしょう。

学生講師については後日話しましょう。

最難関を狙う子はお勧めしません。ここのアタックテストはハッキリ言って最難関向けではありません、簡単です。こんなんで偏差値70とってもサピいったら下手すりゃ55切りますよ。

あ、ごめんなさい、とても失礼なものいいですが本音です。

近場にあってもご用心、目的を考えて選択すべきでしょう。

ちょっと受験勉強してみたい、別に最難関なんか受けねーよ!のんびり習い事と併用したい。などなどそういう方にはいいと思います。

講師の質も結局は本人の相性もあるので上の話がすべてに当てはまるとは思いませんし。

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早稲田アカデミー

うーん、順番的には四谷大塚よりこっちかな。

まあ、四谷準拠みたいなもんなのでいいですかね。
って早稲アカの人が聞いたら怒るかな(汗)

基本的には通塾生は基本YTnetを受けて、テキストの構成も予習シリーズとほとんど変わりませんし。まあ、勘弁して下さい。


特徴としてあげられるのは熱血、とNN特訓という奴でしょうか。
NNとは簡単にいえば志望校特訓、サンデーサピっクスや日能研の日特のようなものです。

電車の中吊り広告を見るとNNのコースは数年前に比べてかなり増えたんじゃないでしょうか。今年はまた早稲アカの生徒を指導してますが三年ぶりくらいかな。昔は早実、早稲田コースは勿論ですがあとは女子学院があったくらいで他はなかったか、あっても今ほど細分化されていなかった気がします。

ピーク時は早稲田、早実、各々に100名ずつくらい合格者を出していましたがそこから先は伸び悩みの感があります、まあそれだけ出せば十分な気はしますが。

ただ基本的に合格実績に関してはこちらも微妙。NNは6年生の早い時期から開始しており他塾の生徒を青田買いのようなことをしているからです。言い方悪いですが。

ここ、ややこしいんですが基本志望校特訓というのは9月から開始で公式にはどこの塾もそのように銘打っていると思います。


んがNNは4月ごろから志望校コースを本格的に開始し他の塾の志望校コースより一足先に始めてこっちでいい印象を植えつけて引き込もうってわけです。

簡単な流れを言うと・・・・

(サピ、日能研生)早稲田中に合格したいなあ→でもまだSSも日特も始まってないしなあ→早稲アカから「んじゃあちょっと軽い気持ちでうちの志望校特訓来てみたら?」→んーじゃあ現状の成績じゃ不安だしできる限り早く始めたいから週末だけでも早稲アカ行こうかな→なかなかわかりやすくていい授業だった。→それは良かった!んじゃあ、週末はぜひうちに♡


とまあ、その先は二つの塾を併用したり早稲アカに乗り換えたり。

乗り換えることは問題ないのですが併用している場合、合格した子はどちらの実績になるのか?あくまでサブ的要素でNNに通う人も少なくないのでNNのみの生徒が合格実績に入っていたとしたら・・・僕は微妙だと思うのですが、みなさんいかがでしょうか?
サピや日能研は実際どうであれ公式には純粋な通塾生のみしか載せませんからね(テスト生のみは含めてない/~月まで塾に在籍した生徒対象、と言った具合に)

実際このNNは少なからず早稲アカ以外の進学塾は自分の塾への悪影響がないか警戒心を抱いていると思います。

僕なりの考えを言わせてもらうと、
併用はいいと思います。お金払ってんだし。
ただし他塾の相談を普段時通塾してる塾に相談しないこと。

これはハッキリ言って倫理的な道徳観念の問題です。

たとえば想像してほしいのですが、平日のメインの塾のカリキュラムが家でうまく消化できない、日曜は自分の塾ではなくて他の塾に通っているのだがどうすればいいですか?などとメインの塾の先生に相談した時、された方はどう思うでしょう?


「はあっ?てかお前うちに来ていてほかの塾通ってるとかぬけぬけと言うだけでなく他塾の相談すんじゃねーよ!そこやめてうちの塾にしっかり通えよ、ボケなすがぁ!!!」


・・・と、怒られても文句は言えないでしょう、まあそんな人いないでしょうが。
少なくともいい気分はしません。

大事な話ですが以前も触れたように金さえ払えばなんでも許される、という感覚で受験ブームに乗っかったような人はいささか人としての常識をわきまえてない人が少なくありません。塾や家庭教師はビジネスですが教育というものが付いてまわる以上お金が最優先、とならない事柄もあります。

そうでなくても6年の秋ごろは親の方が心身ともに疲れ果て正常な判断を見失いがちな時です。本当に大変です。だからそういうつもりでなくても塾の先生に失礼なことを言ってしまう可能性をだれもが持っていることは知っていて損はないと思います。


併用はいろいろ大変です
神経も使うし、緻密な学習スケジュールを立てられなければ逆効果です。

早稲アカ側からすれば一人でも多く生徒が欲しいのは当たり前です、いいことしか言いません。そんなの営業の基本ですね。

なのでそういう塾の利権が少なからずからんでくる問題は保護者がうまく処理して子供がいい環境で勉強できるようにしたいです。

さすがに早稲田、早実の合格人数は高いです、またNNもかなり質が高い、と思います。
家の近くにあって早稲田系列を受けたい人にはいいんじゃないでしょうか。

あと熱血も大丈夫なら・・・。

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四谷大塚

こちらも老舗。

予習シリーズという中学受験でもっとも有名なテキストを使用してますね。
40代の方なら通塾していた方も少なくないと思います。
あ、日能研もですかね。

合格実績に関して言えばサピや日能研に比べ明らかに劣ります。
また、準拠生、テストのみ可能なYTネット生も含まれるので純粋な四谷大塚生での実績はもっと低いでしょう。

以前新聞で知ったのですが昔は四谷大塚では父母に向けた授業会というのがあって、これが当時の四谷大塚の強みであったそうです。
その授業がなくなってから合格実績が下がる一方だとかなんとか、そんなことが書いてありました。

確かに予習シリーズおよび四科のまとめというテキストを極めてもYTの合不合テストで偏差値60程度が限界に思えます。

ただ非常にスタンダートな仕上がりになっているので基礎を学ぶにはいいと思います。
なので中堅校狙いの家には向いているかもしれません。
また市販でも手に入るので塾は行かないで家庭学習で受験に臨むという人にもいいんじゃないでしょうか。

去年からA,B,CクラスのほかにSクラスができて古豪復活!を目指しているみたいです。
実際応用問題演習という上級向けテキストもありますし週例テスト(YTnet)もSコース用ができて上昇志向が強いですね。

ひょっとしてあと何年かしたら合格者実績が変わってくるかもしれませんね。

ええ、結論は・・・


予習シリーズは例題でくわしく説明された問題と類似した問題をメインに復習できるので受験勉強はほどほどに、という方にはいいと思います(あ、さっきの繰り返しですね)
サピや日能研では授業を聞いてないとテキストだけじゃ一人でやるのは難しいかも。


以前あるお父さんに「問題量はこれぐらいがちょうどいいんじゃないか」ということを言われましたが、個人的には大いに不満です。(難関校を目指してたんですが)

予習シリーズで学習内容を定着させるにはある程度訓練を積んだ人間がサポートしないと難しいように思われます。やはりこのテキストを一度解いただけでは物足りないのです。

この定着させるという点に関してサピや日能研の方が優れている気がします。
子供の理解度と定着に関して話すときにもすこし具体的に触れたいと思います。

最難関に受かっている子もいるので全く不利、とは思わないのですが現在はどちらかといえばほどほど向けな塾な気はします。


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日能研

次は日能研について。

勿論これも主観です。

老舗かつ最大手の進学塾ですね。

一言で言うと幅広い塾という感じがします。
上は最難関をねらえるレベルから学校の補修レベルまでが混在するという印象です。

校舎によってメインである本科教室(ステージV)というテキストの内容に
若干の違いがみられたりマスター、栄冠などコースの呼び方にも違いがあります。

だからこちらとしてはややこしいW

合格人数としてはサピ同様高いです、が絶対数を考えると
進学率が抜群、というわけではないようです。

個人的には五年生のテキストが印象的です。

6年ではほぼ演習メインでテキストが構成されていますが
5年生まではテキストがオプションとして、解説、演習、復習、余談、
というような感じで分かれているんですが
この余談の部分が意外に興味深いです。

その週で学習した単元の日常生活とのつながり(たとえば金利の話とか)
や、なぜそんな解法があるか?
などなど切り口は様々ですが算数に興味を持たせようといろいろなことが書いてあります。

これは取っ付きやすくもあるんですが普段の勉強に追われていると
一見テキストに関係なさそうで
後回しで目を通さないことが多いと思います。

しかしここには最難関を受ける上での大事な話が結構詰まってる気がします。


最難関がなぜ最難関なのか?
大きな理由として通り一辺倒の算術をマスターしただけでは対応できない
というのがあります。

まあ、要はオリジナリティがあり難しく応用力が必要だということです。
なんとなく想像できるとは思いますが・・・・。

ただそれらの問題を分析してみると算数の根本的な性質から生み出されている
問題が少なくありません、うーん、うまく言えないな。


つまり解法をただ暗記するだけでなくなぜその解法が存在するのか
ということを理解しないと太刀打ちできない問題が多いのです。


その上で日能研の5年生のテキストにはそこら辺の話がたくさん書いてあり
応用題を解く上での重要なキーワードが詰まっています。

なのでこの余談の話までしっかり読解できる子供は
各単元の定着度はほかの子に比べてかなり高いでしょう。
んだからカリキュラムテストは点取れてもセンターではダメ、
という問題を抱えることはあまり無いんじゃないでしょうか。

と、まあ、話がそれました。

とにかくここの塾のテキストもそういった面においてサピとは違う長所を持っている
と思います。

校舎も沢山あって
だれでも入れる気軽さと高いレベルを追求することのできる万能型
って感じでまとめていいでしょうか・・・。


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SAPIX

少し塾の特徴でも話そうかなと。

あくまで主観ですが。

とりあえず何といってもこの塾からでしょう。
首都圏の大手進学塾、最難関校を目指す御家庭にはお勧めです。

一つの尺度として毎年大体開成に100名以上に合格しています。
ちなみに開成の入学枠は300人・・・これは結構異常な数ですね。

男女合わせて東京御三家に数百名の合格を出していて
まさにエリート塾という言葉がふさわしいと思います。

テキストを見ているとそのクオリティ、メソッドには驚かされます、
とても素晴らしいと思います。

世間ではガリ勉、詰め込み、情緒性がない、という悪評もあるようですが
それは現代の中学受験の最難関を目指す厳しさを知らないからだと思います。

大変な思いをしてまで受験はしたくない、という御家庭にはまず不向きです。

まあ、そこら辺の話をするとまた長くなるのでやめましょう。
誤解も招きやすい話題ですので。

合格実績の高さの要因の一つとして、
ち密な分析力はもちろん、それを定着させるための方法のうまさだと思います。

平常授業のテキストでは「学習のポイント」という
その日学習する単元の芯はなにか、
なぜ今回その単元を学ぶのかが書いてあります。

また父母への説明会もこの塾の特徴です。
たとえばそこで一年間の学習要綱を書いたパンフレットを配布されており
大変重要なことが多く書いてあります。

つまり子供に勉強を教えるだけでなく学習した内容を効率よく
定着させるために親への指導にも重視しているのです。

エリート進学塾というイメージの割にほかの大手の進学塾と比べると
たとえば夏休み期間中の塾の拘束時間は長くありません。
自学習、というのを重視しているのがうかがえます。

この塾の欠点は自分達が合格に向けて何をすればいいのか
理解できた御家庭には抜群の効果を発揮しますが、
それが出来ないと苦痛と不満の溜まる進学塾になってしまうということです。
多かれ少なかれどの塾にも言えることですが
よりそれが顕著に表れるのがサピだと思います。

保護者が手間をかけ子供をうまく導いてあげなければ合格は難しい、
僕はこれを重視している塾だ、と勝手に解釈しています。

ただ最近少し気になる点があります。

ここ数年で開校が乱発していて生徒数が数年前に比べて1.5倍以上に増えたことです。
今の新六年生は大体4500人、確か記憶に間違えがなければ3,4年前は
6年生は3000人いなかったはず。

御三家クラスの合格数が大幅に増えたわけではないので
実質下位層が増えたことになります。

これは塾の思惑かもしれません
世間の塾に対するエリート志向のようなものを取り外したくて、
最難関だけでなくもっと幅広い層の子供たちの合格を手助けしたい、
そういう考えかもしれません。

もしくは塾業界はとにかく浮き沈みの影しい厳しい世界、
経営拡大を図ってかもしれません。

出来れば後者の理由であっては欲しくないのですが。

やはり下の方のクラスの御家庭では塾への不満が多く
塾側の指導方針とのずれが埋められてないようです。


とにもかくにも塾選び、および塾を特性を知る、
そのうえで中学受験に臨む、という姿勢は持っておくべきだと思います。

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悲喜こもごも

結果の電話を一部の御家庭から頂きました。
第一志望合格やそれは残念だったけど併願校合格など、
喜び半分の日となりました。

それでも今日本命の子は明日発表、一日の発表が明日の子もいます
幸い今は三日以降にもいい学校はたくさんあります。
併願校合格の子もまた明日上を目指して再チャレンジ。

しばらくは合不合でやきもきしそうです。

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塾と私立

朝日の夕刊に中堅私立校と塾の関係が書いてありました。
志願者を増やすために塾へのアピールが重要なようです。

世知辛いというかなんというか、微妙な話ですね。

塾主宰の学校説明会では主導権はほとんど塾サイドにあるようで、
学校側は顔色をうかがうしかないような場合もあるようです。

昔こんなうわさも聞いたこともあります。
とある塾では1月校のある私立を受けると自動的に合格になるそうで・・・。
まあ、ウソかホントかはしりませんが
そんなうわさが流れること自体塾と私立の関係を物語っているようです。

民営企業と私立というのは全く一緒には扱えないと思います。

確かに利潤を生まなければいけませんが教育というものを扱っている以上
倫理的な問題には敏感すぎるほどでいいと思います。

学校の教師というだけで
体罰や成績を盾にした暴力は許されないし、
だらだらと質の低い授業が出来てしまう環境ではいけないと思います。

公立の中高はその点においては私立から学ぶことはたくさんあるでしょう。

ただサービスが行き過ぎると
それがただお金集めにしか変わらなくなる危険性もあるし・・・・。

まあ、中には金さえ払えば何してもいいと思うっている親がいるのも事実・・・。
モンスターペアレンツなんてのも存在するらしいじゃないですか。

要は保護者と学校が協力していい学校、
いい教育を作り上げるのが理想なんじゃないでしょうか。

そうすればおのずと生徒もいい環境を作り上げようとするし。

受験はブームではなくて子供を第一優先とした人生の一大イベントであってほしい。
僕はそう考えますがはたして理想で終わるかどうか、
僕も僕なりに努力して、よりよい教育に貢献したいものです。

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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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