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サピックス 2011 その2





僕の手元にあるサピックスの偏差値表で一番古いので2003年用というのがありましたので
先日10日の四谷大塚の合不合予備で出てきている上位約20校の偏差値と比べてみようかと思います。(まだ数字として出てきていない学校もあるので同等の偏差値でも載せていない学校もあります。)

男子校

73 筑駒(63)
72 開成(62)
69 聖光2(57)
68 麻布(59) 渋幕(53) 聖光1(57) 筑附(54) 
67 栄光(59) 早稲田2(55)
66 駒東(58) 慶応中等部(55) 渋渋(48)
65 慶応普通部(52) 早実(52) 海城2(56)
64 早稲田1(51) 慶応湘南(52) 渋渋2(50) 芝2(54)
63 武蔵(53) 浅野(53)

女子校

72 桜蔭 (59)
71 慶応中等部(61) 筑附(58)
70 豊島岡(55)
69 女子学院(57) 早実(56) 渋幕(55) 豊島岡2,3(54) 渋渋3(54)
68 ふた葉(55) 慶応湘南(58)
67 お茶の水(51) 渋渋2(53)
66 渋渋(53) フェリス(56) 青学(55) 白百合(54) 学芸大世田谷(54)
65 横浜共立(50)



当時のサピの偏差値表でも2月1日は50校以上の学校の偏差値が出ていますので、もうそれなりの規模の塾になっていたと思います。
生徒の人数は今の半分くらいでしょうか。

当時の偏差値表でも上位の学校の数字は今とあまりポジションが変わっていません。
当時でも偏差値は高かったのですがそこからさらに伸びているのは渋渋、渋幕、豊島岡くらいですかね。
上の数字を見て分かるようにいまの四谷大塚の偏差値(今年の合不合の偏差値は去年のサピ生の減少の影響で全体的に1,2くらいは高くなっているとはいえ)と比べて10以上違うのが大半です。

当時のサピックスでは学力が平均レベルであれば可能圏から安全圏にはいる難関校がいくつもありました。早稲田やお茶の水が51ってすごいですね。当時もびっくりした記憶があります。偏差値が40後半あれば早慶レベルであれば普通に届く範囲でしたからね。自由が丘校のように大きな校舎でも(大きいとクラスが15段階以上にわかれます。)クラスがC、D辺りを行ったり来たりするような子どもでも武蔵、麻布辺りに合格したというのは珍しいことではありませんでした。

もちろんその分入塾のハードルは今よりも高かったです。
受験勉強を少しもやったことのない子供がいきなり入るというのは低学年でもない限りかなり難しかったと記憶しています。当時は「サピに通っている」というだけでそれなりの学力があるという、ある種の証明書のようなものでした。

2005年にサピックスメソッドという本が出版されましたがその時のデータを見ると合格実績ではすでに開成は133人桜蔭90人筑駒62人と首都圏内では合格率、合格人数ともにトップクラスでした。

そういえば前回合格率が下がったといいましたが、2005年のデータがあったのでザっと計算してみました。
2005年度の2月1日の御三家合格人数を合計は458人、今年は739人。
当時が2700人、今年が4600人なのでその数字をみるとほとんど合格率が下がっていないです。単純計算で同じ比率では780人くらいですのでその質は相変わらず大手進学塾の中でも抜群に高いです。

ただサピの子供の指導をしていると一昔前と印象は明らかに違います。
一言でいうと過去のサピ生ではありえなかった学力の低い子供が増えてきました。
まあ、6年間で2000人近く増えているのですから、むしろその数字のほうが異常です。
学力の低い生徒が増えたという強い印象も冷静に考えたらごくごく自然のことなのかもしれません。
ですから志望校にもよるのですが、そうやってひと括りにしてみると僕が前回言った「合格率が明らかに下がった」というのは表現が違いますかね。

注意したいことはですね、今の大学生くらいの子供がサピに通っていた頃と今では良い部分悪い部分、どちらもずいぶんと変わってしまったことです。
過去の偏差値を見て分かるように、今の大学生が偏差値50だった時代と、今の子共たちの偏差値50はかなりの隔たりがあります。
ですから親せきや知り合いにサピ卒業生がいて「サピックスってどういう塾?」と聞いても実際に自分の子供を通わせてみるとずいぶんと印象が違うことがあるかもしれません。

特に負の部分は注意したいです。
合格率は下がっていないように思っても、巨大化した分だけサピックスでうまくいかない子どもも当然増えてきます。また筑駒のように定員120人に対して2005年で62人、2011年は87人。塾が巨大化してもこれ以上劇的に増えることは望めないです。難関校の中ではほとんど合格人数が増えていないところもいくつかあります。

サピックスは5000人で良い質を保つ方向に生徒人数の増加を抑制するのも一つの選択でしょうが、どうやらそういうつもりはなさそうです。

サピックスはこのようにかなりのスピードで変化しています。ですから数年前の勉強方法では対応できない部分も他の塾以上に多いです。特に教える側からすると毎年注意していないと、サピのメソッドにどんどん置いていかれそうです。

こんな話がどこまで参考になるか分かりませんが(書いておきながらすいません)
サピの合格人数がトップであるのはここ10年ほど変化はありませんが、
今と昔じゃサピッてずいぶん違うんだなあってことが少しでも伝わればと思います。



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サピックス 2011



サピックスのことを書こうとして2ヶ月経ちました・・・(汗)
「いつになったら書くんだよっ」て人はすみませんでした、ようやく話題にします。

10年以上前は「知る人ぞ知る」塾だったサピックス。今や首都圏内で中学受験をする人の中では知らない人がいないほど有名な塾になりました。生徒人数も今年の6年生はとうとう大台5000人以上になり、
そろそろ日能研、栄光ゼミなどに並ぶマンモス塾の部類に入れてもいいんじゃないかと思います。

最難関の実績は人数、合格比率、ともにナンバーワンですが合格率という点においては目に見えて低くなったと思います。ちゃんと計算してはいませんが一般に公表されているデータを概算してだいぶ控えめに見たとしても明らかに合格率は落ちています。


校舎乱立、生徒数の急激な増大。

僕はここ数年の動きにそういうサピックスのかじ取りに「どういう方向に向かおうとしているの?」という危機感に似たような感覚で注視していましたが、去年一年のサピックスの動きをみて明らかに塾の巨大化を目指しているんだなと、ようやくここ数年の変化に自分なりの結論が出ました。

僕の中の結論は肥大化ではなく巨大化、簡単に言うとそんな感じです。
一緒と思われるかもしれませんが似ているようでやや印象が違うんですね。

僕の中ではここ数年のサピは設立当初の動機を見失いがちに暴走して肥大化しているのでは?という印象だったのですが去年の買収、模試の四谷の合不合とのバッティング、大学受験への積極的な改革などをみると「企業としてこれからもっと大きくなるんだ。」という明確な意思の表れだと感じました。


確かにサピのテキストは毎年変化しています。
しかしこの変化は、単純に最難関へ向けてよりよいテキストを目指そうというよりは中堅、下位の学校を志望校する人でも十分に効果の出るテキストにしようと、そういう多様化を目指した作りになっているように思います。その方向性としてはテキストの変化の仕方が他塾とは違うように思います。

各単元の復習としての基礎問題プリント「導入と基本」ができて久しいですが最近では主に5年生が使用する「ベイシック」も3種類から5種類に増え、またそのベイシックの確認テストプリントも作成され、ほかにも四谷の週テストのように復習テストもできました。
一方で最難関を志望する子供に向けてのテキストも以前より充実してきています。

デイリーサピックス、サポートというテキストを軸としながらもそれらをサポートするプリント類の種類が格段に増えました。上位の子には上位の子なりに下位の子には下位の子なりに、満遍なく多様化しています。そういう側面からも塾が巨大化を目指していると思うわけです。

ただ実際のところ、そういう意味では従来通り成績が上位であろうと下位であろうとテキストの効果的な扱い方はよほど保護者が注意しないと難しいという点は変わっていないように思います。そしてテキストを効率よく仕えているか否か、それによって成績が決まってくるという点もある意味従来通りの気がします。

始めから「偏差値の高い学校は狙っていない」という人にも対応している塾にはなってきましたが「誰でも最難関を狙えるようになる」というわけではもちろんありません。塾が勝手に引き上げてくれるわけではなく、やはりそこには当然それ相応の努力が必要です。

ですが、繰り返し。親子に努力する素質があってもそれを引き出す可能性が最も高い大手の塾は今のところサピだと思います。それができない塾のほうが多いのが現状です。

サピが最終的に落ちぶれていくのか発展するのか、そこまでは分かりませんが今のサピックスは以前に比べて受験する親子のニーズに広く応えようという意思は感じられますし、今のところ成功しているように思います。


中学受験のことはよくわからないけど最難関校を目指して頑張りたい、
という人はやはりサピックスを入塾することを目標とするのは手堅い選択なんじゃないかなと思います。
もちろん少し調べてみて「うちの子には日能研が、早稲アカが、四谷大塚が、地元の00塾が良いかな」等々。
そういうのが分かっていればそれに越したことはないですね。



さて、サピが変わった、ということを再三話してきたわけなんですが、実際のところ何がどう変わったんだよって人も今は少なくないと思います。

自分の子供が中学受験に関わるのは大体2,3年、長ければ4,5年というものだと思います。

今は関係ないといえばないのですが参考までに過去のサピックスについても触れてみようかなと思います。ひょっとしたら今のサピックスというのがもっとよく見えてくるかもしれません。

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なかなか

地震に原発と・・・・
少しずつ落ち着いてきましたが、まだまだ平常になるには随分と時間がかかりそうですね。

千葉や茨城も東北に隠れて目立ちませんが通常では考えられない被害です。
最早何から立て直していけばいいのか、素人目に見てもその大変さがわかります。

さて、ぼくも3月12日は弾き語りを中止しましたが4月はこのままいけば通常通りにやります。




2011.04.05(火)@四谷天窓『酒け、咲け唄。~九十一杯目~』

18:30 OPEN/18:45 START/1,500円(1DRINK500円別)

※MINAMI特製一品料理100円からあります!

出演:(O.A.)河合良信(from福井)
    /イシカワダイスケ/Shu/青木紗織/カワハラヒロキ/MINAMI+中内計

ぼくの出演予定時間は19時45分〰20時15分です。


ここの会場でも義援金の活動をしています。

四谷天窓
公演に関してのお知らせ


少しずつでもとにかく良い方向へ、日常に戻していきたいです。
なかなか気分が沈みがちな日々かもしれませんが
お時間ある方はフラッといらしてみるのもいいかもしれません。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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