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計画を立てる


さていよいよ夏期講習も始まり、特に6年生は忙しい40日間が始まりました。
この時期で大きく学力を飛躍させようと気合の入っている保護者の方も多いかと思います。

そうなると、まずは計画ですね。どういうふうに過ごして何を目標とするのか、これが重要になってくると思います。

ところで、家庭教師として仕事に伺うと「今後の本番までの計画を立ててください!」と依頼されることがあります。

長期的な展望と短期的な展望でどのように「子供の学力を伸ばしていくか」というようなものなのですが、僕は原則ですね、そういう計画表のようなものをきっちりと作ったりはしません。

もちろんそれは行き当たりばったりでわからないことを教えるだけのような無計画というわけではありませんし、宿題のような形で課題をできる限り日割りやページの指定など、細かく提示することもあれば長期的に習慣として取り組むべきことを提示することはあります。

しかし、僕は例えば一日のタイムスケジュールのようなものを細かく作ったりはしませんし、「この時期までにここまでこうして、こうする」という内容においても具体的な数値を提示することもあまりありません。特に6年生になれば「偏差値をいつまでに絶対にいくつまで」というようにそれに固執する気はありません。あくまで目安であってそれに縛られたくはないのです。
偏差値であれば志望校選定や、勉強方法の目安にはするけどそれを絶対視するように執着しない、それと同じ感覚です。

「あまり計画の遂行にこだわらないこと」僕はいつもそのように心がけています。


はじめての6年生の夏期講習、仮に二人目の妹弟であっても「人」は違いますし毎年受験状況も少なからず変化します。夏休みに限らず子供を取り巻く状況というのは常に変化しますので、計画が事細かであればあるほどその通りに進めていくのは困難です。

ですから常に臨機応変に状況に対応できるように大枠は作っておいても、目的地は定めても、そこにたどり着くまでの一歩一歩まで強制、制限しないようにと、考えているわけです。


計画をできる限り細かくしたほうがいいかと言えばそうではないと思うのです。
何か行事をこなすためにタイムテーブルをきちっと設定するのとは違い、もしかしたら苦手な単元が出てきていつも以上につまづくかもしれない。
それくらいであれば多くの親が許容範囲に入るかもしれませんが、人間関係や精神の変化にまで許容範囲を持てる人はなかなかいないように思います。

毎日サラリーマン並みに塾に通い、おまけに家に帰れば宿題をこなさなければいけない場合もあります。計算や漢字や暗記物など、人によっては日々のノルマを設定するでしょう。

そんな時に一日たりとも勉強に取り組む質を落とさず保つというのは人間である以上不可能です。ましてや子供ですからサボらない子供は稀だと思います。(程度はもちろんあります。)

極端なことをいえば次の瞬間何が起こるかわからないのにがっちりと計画を立ててその予想通りに進むということは非常に難しいです。



なぜこんなことを言うかというと、子供の少しの気の緩みに対して一切の妥協を許さない、そういう姿勢で計画を立てる人がいるからです。
勉強時間を睡眠時間以外の活動時間にこれでもかと詰め込み、仮に10分20分計画通りにことが進まないようならば激しく責め立てるといった具合です。

これは、非常によろしくないです。いくら夏休みは大きな飛躍の時期といっても保護者がこのような姿勢で取り組んでは伸びるものも伸びなくなってしまいます。
僕が計画に固執しない理由はそれです。それによって子供の学力向上の障害にしたくないからです。

もうね、なんですか、最近の東電じゃあありませんがあれくらいの工程表と同じノリでいいんじゃないですかね。

予定通り行けばとても順調、予定通りにいかなくてもそれが当たり前位のスタンスがいいと思います。


重要なことは予定通りにいかないときに当初の決まりに固執せず、状況に応じて最適な判断を下すことだと思います。

さあ、大きな飛躍の時期ですね(笑)。


ですが飽くまで子供の視点を忘れないようにするといいんじゃないでしょうか。
子供を追い詰めて追い詰めて秋以降に取り返しのつかない事態を起こしたりしないよう十分気を付けて欲しいものです。



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ようやく、ほぼ・・・。



やっと、やっと・・・8月の予定がようやく決まりつつあります。


決まりつつというのは実はまだ微調整が必要なのですが、ほぼ夏休みの仕事の予定が決まりました。

去年、おととしは、そこまで忙しくはならなかったのですが今年はその二年を上回るだけでなく過去最高の忙しさになりそうです。記憶の限り一番忙しかった月は三年前の1月ですがそれに追いつく感じでしょうか。(ちなみに1年で一番忙しいのは8月か1月でして、どちらかと言えば1月が忙しくなるケースの方が多いです。)

家庭教師の分際で「忙しい」と言ってもピンとこない人も多いと思うので少し詳しく話しますとですね。

僕は家庭教師のみを生業としているので塾の講師のように定時制ではないんです。その年その年により、家庭の要望が違うので夏休みのように学校がないときというのは通常よりも多めに指導に来て欲しいという事もあればそうでない場合もあります。

また今年は例年に比べて生徒の人数が多いのでその分移動も増えて予定を立てるのが大変になりました。例えば一人の生徒を週二回二時間指導という方が、週に一回二時間指導を2人するよりもスケジュールが楽になります。

こればっかりはその年が始まってみないとわからないものでして、去年やおととしは「夏休みもいつもどおり」というケースが多かったので平常月よりもやや大変という感じでしたが、今年は平常よりも多めに来て欲しいというご家庭が例年以上に多かったのでスケジュールを立てるのが本当に大変でした。

実は6月の上旬から夏休みのスケジュールを立ていたのですが、一ヶ月以上かけて、ようやく決まりつつあるという感じなのです、それだけ予定も何度も書き直しました。

まずみんな塾の予定があるのでそれに合わせて考えなくてはいけないし、多めに来て欲しいと言っても各々その要望内容が違うので、まとめて連日行ったほうがいい場合もあれば、出来る限り週二回ペースで伺ったいい場合もあります。

また移動距離がとんでもないことになる場合もあるのでそれもどうにかしなきゃいけないです。
こっちもできれば無駄な空き時間や、小旅行に近い移動距離は避けたいものです。
僕は一応自宅からドアトゥドアで1時間20分くらいが限界ラインですが家から最西端、最東端となりますとですね、神奈川にかなり入り込んだところから千葉県の手前までと、えらいことになります。北端は埼玉ですのでまあまあ、とにもかくにもえらい距離は避けたいわけなんです。

幸い今年は節電対策のために日能研の一部の校舎では授業時間がずれていたのでなんとか上手く回すことのできる部分もありました。

それでも何回かはひとつの移動に2時間は覚悟しなきゃいけない場合も出てきましたが・・・。それはもはや仕方ないです。

それでもまあ、とにかくですね・・・・ようやく7月末から8月の予定が出来上がり若干安心しています。いやあ・・・ほんとに大変でした。

8月はなんとか休みの日を設けましたが、おそらく今年度、最後の休みになりそうな予感・・・。
僕は生徒が決まってしまえば基本年中無休です。もちろん始発から終電までというようなことはありえないので、丸一日休みがないのは仕方がないと思ってこの仕事やっています。急遽休みができればそ僕にとっての休日ですので、当然有給みたいなのはありません。
それに毎年受験を控える6年生をメインに仕事をしていて「数日旅行行くんで休みまーす、」なんてのはありえないと考えています。毎年毎年どこの家も人生かかって、人生かけて塾行って家庭教師頼んでいるわけですからね。

そうそう、年々ブログの更新頻度は下がっていますが、決してサボっているわけじゃあありませんよ。
書く暇ないんです、ほんとに。


現場で仕事をしていれば悩みや考え事はつきませんし、その内容は毎年違ってくるものです。「ああいうことを書いてみよう」とか「こういうのはどうなんだろうな」とか考えても、それを文字に書く日まもなく次の場面がやってくるという感じです。

最近じゃツイッターなんてものがあますが、あまりのスピード感にもはやついていけません。ちなみに僕は携帯ではネットはできるだけつなげないようにしてあります。
どうしても使う場合は緊急に知りたい乗換案内だけです。
それ以上使えるようにすると依存しそうですし、うまく使いこなせる自信がないんです。だからパソコンにもできれば向かわないようにしたいんですが、なんとかブログの更新はもう少し上げたいなあと考えています。


あ、とあるセンターに依頼を受けている仕事があるのですがそれもまだ途中で止まっています。すいません、サボってません、やっています、でももう少し、いやだいぶ少し待ってください・・・。いや、ほんとにサボってませんから。

ひょっとして最近も読んでますかね・・・・いや見てのとおりブログもままならない忙しい日々なのです。

ブログ書いてる暇あればやれって話ですよね、いや、もうほんとやりますから。ちゃんと忘れないで覚えています、現実逃避とかそんなんじゃないですからね。
え?言い訳がましいですか?いやいやいやいや。

まあとにかく仕事進めろって話ですよね。今日はちょっと夏の予定のめどが立ちそうで少し気が緩んだ次第です。


合不合予備の二回目も終わり、いよいよ夏休み。
健康に気を付けて頑張りたいです。




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感情のもつれ  その2



ほとんどの場合に親子の感情のもつれは家族に対する敬意が足りないがために起きると思います。個人的な印象をいえば、親であっても子供のことはわからない部分は随分多いのではないかと思います。

ですから敬意なんて言うと仰々しいようですが絶対に忘れてはいけない、最低限の「人」としての礼儀だと思います。外見上の礼儀がどうのこうのということではもちろんありませんが「家族というものはなんでも言い合える仲である」と思うのは、「子供に対しては何を言ってもいい」という発想に転換する可能性があり非常に危ういと思います。腹を割ってなんでも話せるというのと、どんな言葉を突き刺してもいいというのは訳が違うと思います。

子供は親に甘えるのが本来の姿ですから時には親に感情的になるような言葉を向ける言葉もあると思いますが、立場が上の親の方が一歩引くという気持ちを持っておかないと歯止めのきかない喧嘩になっていく事もあります。

まあ、昨今子供を餓死させたり、あたかも力のある親がその力を行使することでストレスのはけ口にしたり、本人の日常生活の行き場のない感情を弱者に向けるということも珍しくありませんね。要はいじめっ子の発想に近いですか。程度の問題でもありませんがそういうのに比べれば些細なレベルかもしれませんけど。


まるで何かの育児書のようなことを言い始めていると思う人もいるかもしれませんが、僕は基本的に子供の勉強を「見る」というのは育児というものと原理はそう変わらないと考えています。

例えば普段育児をしていない人間がいきなり子供の心情を理解しようとしても難しいように、普段子供の勉強内容を理解していない親がある日突然子供の短所を指摘したり、改善修正を強制しようとしたりしても、うまくいかないことは明らかです。

ですが育児には待ったなし、気を抜く場面がないように子供の勉強内容を常にきちんと把握しておくということもなかなか大変です。

「せめて受験が終わるまでは」とか、期限を自分なりに設けていればなんとか頑張れるかもしれません。

ですが、何か目的を達成したときや、比較的順調にいっているなあと感じた時などは、案外子供の心情を見えなくなったりして盲点なのかもしれません。

高校生の生徒がいるのですが、成績のことでありがちな親子喧嘩をしました。


高校生ともなるとかなり正確に自分の状況を説明でき、また客観的に物事を見ることができます。そうすると、親が考えている以上に何かを考えていたり、また親の言動の裏に見え隠れする本音というのをはっきりと意識的に感じ取ることができてきます。当たり前ですが小学生とは全然違います。

親子喧嘩の後に子供がいないところで親と話しているときに「うちの子は00に決まっているんです、だから成績も落ちてきているんですよ。」と感情的にいろいろな思いを吐露するのですが、その中身がどこかズレているわけです。

あまり告げ口をするようなこともしたくなかったのですが、とりあえず伝えたほうがいいかと思い「00君は最近こういうことを言っていましたよ。」と子供が話していたことを伝えました。
実は成績が下がっていくだろうというのは、試験を受けずとも何より本人が一番自覚していたのです。現在の自分の状況に関して自覚出来ていながらも勉強に身が入らない、そんな自分が嫌だというのことを僕に話していたわけなんです。

それを聞いたお母さんはひどく驚いて、よもや自分の子供がそんなふうに悩んでいるとは全く想像もしていなかったのです。

さっきと逆のようですが小学生に比べればだいぶ成熟してきたとはいえ未熟な部分もあります、ですので親が何気なく叱ったり注意したりしたつもりでもそれが気に入らないで怒りが爆発することもあります。だから本人が思考の過程をもう少し親に話すことがでいたら親子喧嘩も小さくなったかあるいはなくなったかもしれません。前回の話じゃありませんが、自覚している分、人から言われると余計に感情を逆なでしてしまうのかもしれません。

親子喧嘩の時にいつも言っていることですが「どちらが正しいのかではなく、どうすれば少しでいい方向に行くのか」それを考えなくてはいけないと思います。

高校生くらいになれば僕に対してかなり正確に自分の考えを伝えることはできますが、根本的な部分は小学生も変わらないと思います。

ですから正しいかどうかではなく、どうすれば良くなるのか、これは短所を指摘するよりもはるかに難しいです。短所というのは自分がスポーツ新聞記者にでもなったつもりで粗探しをすればいくらでも見つけられると思いますし、そうですね・・・いわゆる2chとさして変わらないんじゃないでしょうか。

批判をしたり短所を指摘するだけして言い放つだけでおしまいというのは、あたかもそれが正しいから何を言っても許されるという実に自己中心的な行為です。

ともすれば親しい中だからこそ感情のはけ口に言わなくてもいい言葉を発してしまうことがありますが、それが致命的なダメージになりかねないこともあると思います。

だからそこで、感情のもつれが少しでも少なければ親子というのは基本的に良好な関係が築くことができるはずだと思います。


喧嘩するほど仲がいいなんて諺もありますが、家族間であっても最低限の礼儀や人権を尊重するということを忘れなければそれもよし。そしてそうすれば勉強などにおいても余計なトラブルもなく改善すべきことについて無駄な遠回りをしなくても済むのではないかと思います。

やはり親子はお互い協力し合えばこれほど心強いものはそうそうないものだと思います。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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