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最近の傾向  2011その2

さて・・・同じ話題にもかかわらず、またもやだいぶ空いてしまいましたが最近の傾向という話をしていました。

この話をするのにサピックスで配布される「学校別難易度表」を取り上げてみようかと思います。
サピックスでは毎年、難易度表というものが配られます。

これはどういうものかといいますと、学校の問題傾向をA、B、ABと三種類に区分して、さらにそれぞれのタイプを標準、応用、発展三つに分ける、合計九つの難易度に分けているものです。

A、Bタイプの話は過去にもしてきましたが再び、簡単に触れておきます。
Aタイプはスピード知識型で、多くの問題を正確に処理できるかを問うような作りです。
Bタイプは思考力を問うような問題で構成されています。
ABがその中間にある、どちらの力も問うような構成になっている問題をさします。

一般的な解釈としてはきちんとした力をつけなければいけないBタイプよりのほうが解くのは難しいです。そう考えていいと思います。たいていの子供が苦手意識を持つ単元が出やすいのです。

偏差値が高い学校でAタイプ寄りの問題が出題されると、いわゆる「下剋上」というやつですね。普段の偏差値の数値では充分安全圏に届いていても落ちたり、逆に圏外であったのに合格した、という現象が起きやすくなります。


なんでこんな話を持ち出したかというとですね、前回話した「最近の傾向」を説明するのに比較的わかりやすいデータが載っていたからです。
ちなみにこのデータに掲載されている学校はサピが出している銀本、電話帳っていえばいいですかね、その年度の入試問題から作られていると思います。ので、数年間の大まかな流れを見るというよりは今年の問題傾向はどうだったか、という部分のみがわかるわけです。
もちろん過去の分も複数枚あればこの紙だけでも大体の数年間の流れはつかめます。

算数において純粋なBタイプというのはほとんどなく今年度では普連土、栄光、筑駒のみです。(ちなみに栄光、筑駒はBタイプの発展レベルに部類するので算数の問題が最も難しい部類であるといえます。)

ですが純粋に思考力を問うだけでなくとも、基本的な事+そこから膨らませた応用レベルを問うABタイプとなると学校は増えます。
このABタイプには麻布、開成、聖光、桜蔭、女子学、フェリス、灘二日目、慶応湘南藤沢、渋幕、早稲田実業などが含まれており、いずれもかなりの難関校です。

これも断っておきますが、サピックスは元来最難関を目指している塾だけあって「標準」とされるレベルが普通の塾と同じような感覚ではずれが生じます。
参考程度にこの分類表で標準(三段階でいちばんやさしいレベルに位置する学校は大妻、共立、御茶ノ水、暁星、慶応普通部、武蔵、日本女子、ふたば、市川、東邦大東邦などがあります。


僕もこの分類表を過去10年分くらいすべて持っているわけではないんですが手元にいくつかありまして、そのなかで19年度、20年度あたりを眺めていると明らかに変化した部分を見つけることができました。


数年前においても純粋なBタイプというのは筑駒、栄光、麻布あたりが入ったりはいらなかったりと変化はほとんどないのですがABタイプにおいてその難易度がさがっている学校が多くみられました。

具体的にいうと、この分類表には50から60校くらい載っていますが、数年前のABタイプの発展には麻布、栄光、桜蔭、開成、慶応湘南藤沢、渋幕、巣鴨、灘二日目、早実、栄東東大選抜がありましたが、同分類場所には灘二日目、渋幕、早実のみとなりました。そのほかの学校は応用タイプか、Aタイプ発展に区分されています。

19年度はA、B、ABタイプ三タイプすべての発展レベルの学校は18校あったのに対して、今年度は10校になり、またその半数がAタイプの発展です。

開成、麻布、聖光、桜蔭、女子学、筑波大付属などのような最難関レベルの学校の問題のレベルを分類すると発展ではなく応用にあるというのは意外に思う人も多いかもしれませんね(ちなみにだからと言って入りやすいわけではありませんよ、一応断っておきますが。)

言い換えると前回、話したことが言えると思います。

ええ、もう少し話が長くなりそうなんでいったん区切ります。

・・・話題を忘れてしまわないように、早めに更新できるよう頑張ります・・・。



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最近の傾向 2011

二年ほど前にも「最近の傾向」と題して受験算数に関して触れたことがありますが、今もそのころと大きな流れというのは変わっていないんじゃないかなと思います。
ここ数年難問奇問というものが減少してきていて、今年もその傾向に変わりはないであろうという事ですね。

僕が改めて言うまでもなく塾の説明会などに行けばどこでもおよそ同じような事を言っていると思います。僕自身は塾のように膨大なデータを持っているわけでもなければ過去問はせいぜい「中学への算数」で少々解く他、あとは今年の生徒の志望校の過去問を解く程度ですので僕の見解の客観性という部分ではどこまで信ぴょう性があるか大いに疑問です(汗)。

ですが自分の個人的な主観を踏まえても「今年度の算数の問題は依然として難問奇問が目につかず『落ち着いた感』がある」と、ああやっぱりそうなのかなという印象です。「落ち着いた」という表現は確かサピで書いてあったような気がします。

最難関に限らず中学受験全体の学校の流れをつかむには日能研や四谷大塚の説明会などがいいかもしれませんね。やはりサピとは規模が違う分データが豊富です。もちろん最難関レベルに関しても様々な情報が得られます。


んで。

難問奇問が減りつつある理由としては、もはや目新しい問題を作るにも限界が来たという事が一つの原因だと思います。
一昔前であれば「今年はこんな奇抜な問題が出題された」というのを探すのが算数の一つの醍醐味のような感もありましたがそのような問題も体系化されつつあります。

たとえば僕が子供の頃は灘中の「固定した10円玉の上にもう一つ10円玉を置いて滑らないように回転させると何回転するか」といった問題が斬新な問題として取り上げられていました。

が、もはや今やこれは受験算数の常識レベルで予習シリーズなんかでは普通に一つの単元として載っています。しかも解説もかなりロジカルで基本題から応用題まで演習できるようになっています。その他の大手の進学塾でも解法に若干の違いこそあれ、決して「珍しい問題」という位置づけではないです。

推理や論証の問題も過去に出題された問題を集めていけばかなりの量になり、それらをずいぶんと見やすく分類分けもされてきており、演習経験を積むことによりその場での想像、創造力以上に知識やスピードを試されるケースが増えてきました。

投票の途中までの開票されている問題や、複数のチームのリーグ戦の調べ上げの問題など、他にも挙げたらたくさんありますが(すいません、思い出せませんけど)ただ単に考え込むというよりは思考回路にも方向性があり、その前提部分を踏まえてといえていかなければとても試験時間以内に解き終わることは難しいケースばかりです。

推理や論証系の問題でもある程度の型があり、それを身につけているか否かでずいぶんと差が開いてしまう場合が多くなってきたと思います。


そうやって考えると、受験算数というものは数学のようにかなり体系化されてきたのではないかなと思います。
塾のテキストをきちんと演習するだけで対応できる学校が増えてきたように思います。

さて、そろそろ過去問の時期でもありますが、其の事も絡めながらもう少し算数の話を続けてみようかなと思います。



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いよいよ九月です

最近は8月から始まる学校がずいぶんと増えました。

30日の月曜日あたりからから学校が始まり夏休みが終わるというパターンでむしろそちらの方が多いくらいに感じます。

夏は下克上なんて言いますが、たしかに受験勉強にかける時間が物理的に増えるのでやはり差がつきやすい季節ですね。

下克上なんて言うと一発逆転のような印象ばかりが先行してしまうかもしれませんがごくごくシンプルなんじゃないでしょうか。
相対的に勉強量の多い子供はそれ相応の結果がついてきて、逆もまた然りということです。
何か抜け道があって一気に上がったり下がったりということはないと思います。
仮にそう目に映ったとしても、細かく見ていけば原因がないというものはあり得ないわけで、ある日目が覚めたら変身しましたってわけじゃあないですね。

今年度の夏を振り返ると、「よく頑張ってきちんと定着しているなあ」という子もいれば、「相変わらずかな・・・。」何て言うのもいるし、「これはまずいな」というケースもあります。

夏休み前に計画についての話をしましたが、実際はどんなものだったでしょうか。
予定通りに行った人は少数だと思います。

当初の計画以上に前進できたなあと感じた子供はごく少数で、多くは相定内であったり予期せぬ事態ではかどらないこともありました。

話が飛びますが・・・。

最近あまり算数について話すことがなかったのでなんでもいいから算数の話題をしてみようかなと思います。何に触れるかは考えていないので途中でどんどん脱線するかもしれませんが。

夏は思うようにかなかったなあ、なんて人の少しでも役に立つようなことが書けたらと思うんですけど・・・どうでしょうか、頑張って考えてみます。




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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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