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優先順位

もう11月半ばです・・・。

受験まであと何日ですか、80日とか、そのくらいでしょうか。
6年生は仕上がりが順調な人、危うい感じの人、もう全然間に合いそうにない人、いろいろいます・・・。
まあ、毎年のことですがせめて自分が指導している子供くらいは順調とまでいかなくても箸にも棒にもかからない状態は作らないよう頑張りたいものです。

数か月前に、計画ということについて話しました。
あまりに細かい計画立てても却って逆効果なので「予期せぬ状態」はいつでも起こりうるものと考えておいた方がいいということを言いました。
過剰な期待や希望的観測、保護者の私情が混じるような計画表は、ほぼ例外なく満足できるものにはならないということです。

しかしながら、当然逆も困りますね。最終到達点がよくわかっていない、
何のために勉強しているのかわからないで毎週毎週のテストに一喜一憂するだけでそれが最優先となってしまうような勉強です。

以前この時期にこんなことがありました。

「明日は対外模試があるんですけど、受けようかどうかまだ決めていません。」

「決めかねる理由はあるのですか?」

「いや、別にそういうわけじゃないんですけど、別に範囲のあるテストでもないんで受けるか受けないか決める必要もないかなと、当日になってからでも遅くないと思って・・・。」


これは非常にまずいと思います。


夏休みを過ぎれば6年生は忙しいです、本当に。
学校へ行って塾へ行って週末は志望校特訓、その合間に過去問をこなさなければいけません。
算数に関して言えば本命は10年度分、併願は3~5年度分くらいでしょうか。
僕は大体それくらいを理想の目安にしています。(最近は複数回募集も多いので過去10年分という言い方はあまりしないですね。)
1年度分を解いて答え合わせをするのに1時間30分はかかります。
6年生の場合これは容易に想像がつくかと思いますがとにかく時間がないんですね。

計画は予期せぬことで変更することはしょっちゅうあるわけなんですが、
これはあくまで枝葉にあたる部分のことでして、方針、指針、行くべき到達点はどこなのか、
そういう部分はぶれてはいけないし、その核となる部分は絶対に変更しない方がいいのです。
その核の部分があって初めてそれぞれの勉強に対する優先順位が出来上がります。

ですから対外模試を受けようかなあ、やめようかなあ、・・・いずれにせよとくに理由はないんだけれどもね、なんていうのは基本的な受験に対する方針があいまいだから起こることなんじゃないかと思うのです。
この時期に大事なことは志望校に合格するためにはどうすればいいのか、
単純に学力を伸ばす時期は終わっており、合格点を上げるために様々な技術をさまざまな時間の合間を縫って身につけていかなくてはいけません。
そんな時期に対外模試を受けるというのは本来よほどそこに重要性がなければ時間の無駄になってしまいます。

1日1日が本当に無駄にできない時期に来ているわけですね、その重みが実感できるかどうかというのが残りの短期間でも大きく影響します。
「対外模試を受けるなら受ける目的を、受けないならその日のうちに何をするのかきちんと決めておかないと非常にまずいですよ。
何より子供が何をすればいいのかあいまいになり結局大事な休日を一日無駄にしてしまいます。」

そういう旨を伝えました。
切実さがなかなか伝わらなかったかもしれませんがとにかくまずいということは言った気がします。

結局親が重視するのが偏差値だけになってしまい「ああ、まだこんな成績だからこの学校はやめようかな、でもこれ以上偏差値の低い学校を志望校にしたくないし・・・これくらいの数値ならなあ」
などと皮算用ばかりですとその数字にたどり着くための当たり前すぎる努力をおざなりにしてしまいがちです。

対外模試を受けるメリットというのはいくつかありますが、個々人その目的は異なる場合があります。
ですから受ければ何か良いことがあるんじゃないかとか、そういうわけではないんですね。
そのテストに意義を持たせるかどうかは当の本人たちが決めることなのです。
合不合も残すところあと一回です。

だんだんこの時期になると週令やカリテも受けない人が増えてきます。
みんな自分たちのやるべきことがわかっている人は必要でなければ受けないという決断をする人がいるわけなんです。

また自分の志望校の問題がかなり癖のある学校であればバランスのいい問題構成の実力模試の成績がよかろうと悪かろうと大した関心を示さず、しっかりと「自分たちの志望校」に合格する人は毎年いるわけです。

志望校をきちんと定めて何が自分たちに足りないのか、何の勉強をすれば少しでも合格に近づけるのか、それがわかっているか否か、結局が合否の分かれ目です。

何が一番大事なのかきちんと考えて、限られた時間にやれることを選択してそれだけに全力で取り組めば現状本命が難しい人でも合格にたどり着ける可能性が上がると思います。

僕の生徒もみんな目の色変えて頑張ってくれればいいんですけどね~。



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テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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