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格差 その3

ええ、具体的にとは言いましたがなんとなく想像はつくと思います。

ちょっと大げさにシミュレーションしてみましょうか。

まず得配分を算国理社順に3:3:2:2で400点満点にしてみます。

一般的に合格ラインは全体の65パーセントから75パーセントが多いです。だから400点満点だとすると260点から300点くらいということになりますね。

特に指定がない限りその合格ラインさえ届けばどの科目で何点取ろうが関係ありません。
合格者平均点をたとえば・・・。

算数120/66 国語120/96 理科80/56 社会80/56ぐらいだとします。

ええと全部足すと274点ですか、7割弱ですね。

これと言って苦手科目がない場合は大体平均点を目安にすればいいですが。
じゃあ国語得意で算数が苦手な場合だとどうでしょう。

まず算数からです。
大体平均が66点くらいだとすると20点分くらいはいわゆる「捨て問」になる場合があります。苦手な子供はなおのことこの20点はあきらめ、賢い判断力が必要になりますね。つまり自分に太刀打ちできない問題を瞬時に判断できるかどうかです。まずこれができないとなると、現実問題合格はきついです。何とか50点は取りたいです。
国語はどうでしょうか。
いくら得意とは言え満点を取るのは至難の業です平均も8割ですからべらぼうに高いわけでもない(高い場合は85パーセントくらいいくかもです)なので得意の度合いによりますが114点くらいですか。この114点だとすると絶対選択問題は落とせないし、記述でもほぼ9割くらい得点できてないと無理だとおもいます。

算数と足し算して50+114=164点。
合格者平均点が162点だからまあ、あとは理科社会7割とれば晴れて合格です。


この想定は皆さんがどう感じるか正直わかりません。「なあんだ、楽勝」ですか?
「けっこうきついかな」でしょうか

僕なら後者です。


どうでしょうね、国語の114点はかなり緊張感があるし、算数に至っては120点満点なので基本題で万が一、1問落としたら、あっさり6~8点持ってかれます。そしたら44+114=158点。理科社会では頑張って7割とれば合格者平均点にはいかなくても合格はできると思います。まあ、なんとかなりますか。

ただこれは僕個人の意見として本当に綱渡りな印象です、最悪本命校でもない限りこんな危なっかしい橋は渡ってほしくないです。併願校なら受けるの辞めてもらいたいですね。

だって国語の114点も無理がある気がしますよ、いくら得意でも怖いです(笑)。記述で少し読み違えようもんなら10点マイナス、算数で絶対落とせない二問間違えたら35点くらいに!?なるかもしれません。そしたら104+35=139。合計で260点取るには理科社会で121点それぞれ最低75パーセント以上できなければいけません。

最難関では理科社会の記述も増えてきているので大幅に合格者平均点を超えることはこれまた至難の業です。ただでさえ得点配分率が国算より低いことをかんがえると、労多くして功少なしに終わってしまうことがよくあります。

以上、もし算数が苦手で、国語得意、そして算数の合格者平均点が低い場合です。

逆に算数が得意でほかの科目を特に苦手としていない場合、もうわかると思いますがこのケースだとかなり有利ですね。多少ほかの三科目でケアレスミスなどで失点しても算数で一気に挽回できることがあります。

算数120/90 国語120/80 理科80/50 社会80/50

これで270ですね。

算数で90は取り過ぎでは?と思うかもしれませんが昨日の話の通りです。
こういう子供は実際少なくないと思います。
昨日の得点分布図の話ですが算数の得点分布は平均点が低くても山なりの頂上が低い得点に移るわけではなく、一直線化するんですね。普段のテストで大体そういう傾向だとすると本番いくら同じくらいの学力の子供たちで試験をするとはいえ差は開くでしょうね。算数で86点取るほうが現実的だと思います。もしくは算数で80点と理科、社会どちらかで62点とか。


つまり自分の受けたい学校のある科目の平均点が低い時、その科目が得意だとするとそれだけで合格にかなり有利になるといえます。今回は算数を例にあげましたが、最近の受験では、国語、理科、社会、これら三科目の平均点がかなり低い場合もあるのでそれは自分の受けたい学校と照らし合わせるといいでしょう。

だから得意科目の合格者平均点が高いとなかなかどうやっても得点を稼ぐのは難しいですね。また理科社会は上にあげたように配点率が低いことが多いです。仮に理科か社会でで80点取っても平均よりも24点増しです。


少し大袈裟に、と書いたようになかなかこんなうまい具合にはいきませんが、少なからずこのような傾向になることはよくあります。というか差はあれど全部そうかな、そんな気がします。

ちなみに数年か前に市川中の算数の平均点が20点のことがありました。合格者か全体か忘れましたが。中堅校でも伸び盛りの学校では平均点ががくんと下がるということはよくあります。こういうのは結果わかることが多いのでなかなか対策を立てるというのは難しいですが、過去問をよく見て、説明会、人気などを考慮して今年やばそうだな、と、学校がそういう気配を醸し出す場合もあります。

ためし受験の学校としても選ばれる学校なので算数が得意な子供はほかがダメでも合格したでしょうね。



理科、社会、国語の三科目は平均点が低い場合、得点分布図が山なりになっている場合が多いかもしれませんが算数に関してはやはり多くの場合格差があります。


そしてこれは6年生はこれからどんどんです、差がつきます。
秋以降になれば今度は学力差だけでなく本格的に勉強する方向性が変わっていきますね。(もうね、ほんと最下層の生徒なんかは本当にいろんな意味で悲惨です。今はその話は避けますが。)



なんか格差というタイトルはあまり良くなかった気が・・・。


テストの平均点。という感じでいいでしょうか。



ええ、と、まあ、簡単に書いたんですが実際はもっと複雑です。僕のような家庭教師は個別指導なので本当に一人一人千差万別に対策をたてるので、上のようなケースにすっぽり当てはまることはそうないです。しかも理科や国語に社会、指導経験はありますが専門性は算数に比べて正直低いです。それでも算数だけできるようになってもらっても困るので、合格するために、と考えるとやはりほかの科目とのバランスは非常に重要ですね。


自分の得意分野だけ手術して「終わり」じゃあ、無責任だと考えています。

合格させるためには本当にいろいろなアプローチが必要ですね。



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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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