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基礎力の定着



昨日武蔵の問題を載せて考えたんですけど、べたなタイトルなんですがちょっと解説から横道逸れてこんな話をしようかなと。

武蔵でこの問題を聞くというのはどういうことなんだろう?ということですね。

当然このレベルの問題は武蔵に受かるためには必ずできなければいけないのですが、それにしてもこのレベルの問題を4問も作る必要があるのか?ということですね。

それとも配点はかなり低く設定されているのでしょうか?それかこのレベルを聞くほど基礎力に憂いを抱いているんでしょうか。

なんにせよ、基礎力がいかに大切かということを、受験をする親子には実感してもらえたら、そんなメッセージに感じるのです。

以前から僕が10学習したうちの3,4ほど理解すれば十分だという表現をしましたがこの問題がいい例なのかなと。表現が下手なので誤解を招く場合も多いのですがどうでしょう、今日はうまく伝わりますかね。

この武蔵の①番の4問は多くの塾ですべて5年生のうちで学習する単元の基本的な問題です。
例えば(1)の和差算。早ければ3,4年生で基本的なことは学びますのでその年令でも解ける子はいるでしょうね。5年生で学習する場合は基本の次に学ぶちょっとひねった標準レベルといえますね。

つまり5年生のある週に「和と差」というようなタイトルの単元を学習する時、平均もしくはそれより少しの上のクラスで、そうですねたとえばレベル1からレベル10の問題を学習するとしたらこの問題はレベル5くらいですか。6年生に上がったころであれば平均以上の子供は「解けていなくてはいけない」問題ですね。レベル2から4くらい。


ここで重要なことはいつ何時でも「解けなくてはいけない」ということです。

たいていの子供はカリキュラムテスト、週例テスト、マンスリーテスト、アタックテスト、定例テストなどのいわゆる(範囲のあるテスト)の形で出てくれば解けます。
かなり学力的に低い子でも得点できることはあるでしょうね。


ここでの指導法を間違えると後々とても面倒です。見かけ上は同じように得点してもはっきり言ってその理解度にはピンからキリまでです。

普段のノートを見たり、本人に解説させるとほぼ間違いなく理解度が判別できます。


じゃあ、得点できたのに「理解度が低い」と感じるのはどういう時かというと、レベル1,2の問題がしっかり理解できていないのに「今度のテスト範囲だから、とりあえず何でもいいから得点できるように」と焦って先のレベルまで解かせた場合です。

結局テストの結果は悪くないから、親としてもついつい満足するわけです。とまでいかなくても大きな不満がたまらないわけです。

この学習する際のレベル1,2の話はですね、初めに学習する時本当に慎重に時間をかけるべきなんです。応用は本当に基本の積み重ねです。その重要性がどこまで理解できるかです。

4,5年生、特に5年生はその重要な時期です。受験算数の多くの解法の基礎を学ぶ時期です。このときに上にあげた範囲のある定期試験の成績が問題なかったのに6年生に上がった時の試験で徐々に下がっていく場合があります。そういう下がり方をする場合それはどの学力の子にも言えることなんですね。

つまり、その子が基本が十分でないままそこまでやらなくてよい範囲まで演習したりしたときにこういうケースに陥りやすいと見ていて思います。

四谷の予習シリーズなんかは特に感じます。YTでの組がCクラスの一けた、Sクラスでもないかぎり単元ごとの基本問題ですらすらすらまともに解ける子は少ないです。いかに基本がしっかりしていないか、感じることがあります。

僕が6年生から指導する子供では算数の偏差値が60以下の子供はまずその「基本をしっかり理解する」という意味を感覚的に理解してもらうことから始まりますね。


さあ、今回の武蔵の①番の問題。おそらくタイムリーで学習している子供は比較的すんなり解けるでしょう。問題は数ヵ月後に同じ質問をされてすんなり解けるかどうかです。

こんなことを言うと子供たちはほとんど学習したことが定着していないのではと思われそうですが・・・。ここも簡単には説明できないのでいずれしますね。

今とりあえず言えることは「レベル3,4のことが定着しているな、ちゃんと理解しているな」と感じるのは上位・・・2割、うーん甘く見て3割でしょうか。
ここら辺のことは正直伝わりにくいと思うし、納得いかない人も多いでしょうね。
でも僕の感じではそんな感じです。


逆に徐々に成績が伸びる子供は4,5年生の時、偏差値が50切ってても方法を間違えず大事なところさえ理解していくことで6年の夏ごろには60は最低取れるようになってますね。


別に難関校を目指してるわけじゃない、という人でも成績がいいに越したことはないと思います。最低限レベル3,4の事まで出来ていればそこまで時間をかけずともそれなりの成績は取れると思います。

逆に毎日2,3時間勉強しても塾で平均が取れないのであれば勉強方法を見直したほうが結局は一番近道になるかもしれません。


さて、基本の大切さ、という話を少しふれましたが、これは今後も何度か話題にするでしょうね。ただあまりにいろいろな要素というか、結局紙面じゃ限界がある気もしますがいずれこうだ!と明確にわかりやすく説明できるようになりたいです。


ではでは、明日は武蔵の解説しますね~



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No title

bmxhx502さま

そうですか、興味深い意見です。

実際関西の学力というのをじかに見たことがないので何とも言えませんが、メディアで知る限りまず根本的に塾のあり方が大きく違うようです。


また関西は頂点が灘なので、算数偏重型にはなると思います。二日間の試験であれだけバランスよくいろいろなことを聞いてきますからね、算数の力をとても重視していると思います。

逆に関西の塾がいま関東に進出してきて障害となっているのが4科目受験ということらしいです。これが原因で実際のところ予想以上の成果が出せないという噂を聞きました。それでも十分成果は出しているように思いますが。

おおざっぱな印象として算数が重要科目であることは変わりませんがその割合は今後低くなるのでは、と僕は想像しています。
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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