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ほめる

ほめる


こういう単語はなにか戦時中の日本の反動のようにあっちこっちで使われているようで僕自身面と向かって言うのはなにかこう・・・・言いにくいですね。

しかしながら「褒めることはいいことだ」というのはほぼ事実なのでは、とよく感じます。

日本古来の精神論というか、質実剛健というんでしょうか。そういう印象からすると何でもかんでも褒めるというのは一見生温いという見方もできるかもしれませんね。

日本男児たるっ・・・のようなものからすると。

たしかに西洋風の合理性を求め過ぎたがために今の日本には、(と言っても30年くらい昔から言われているようですが)忘れかけている大事なものがたくさんある、というのはいろいろなことで言われますよね。

文化、風俗習慣、食物など実に多岐にわたると思います。

その中でたとえば巨人の星じゃないけど根性!根性!で苦しさの中にだけ結果が伴うみたいなものはどうかなと。まああんまりちゃんと見たことないから詳しいこと知らないですけど。

かといって何でもかんでも合理的に、というか効率、効率というのもやはり「過ぎたるは」ということになりますね。そうすると確かに肝心なことや大事なものが抜け落ちることはあると思います。


合理性は必要ですね、同時に根性も必要だと思います、何するにしても。受験も例外じゃないでしょう。

ただ合理性や根性などという言葉だけだとあまりに抽象的なことばなのでその言葉の現実的な使われ方は100者100様、家々によりけりでしょう。



回りくどいようですが、「ほめる」という言葉には何かいろいろな背景があるのだろうなと思いまして。


僕は予期せぬ自分の言った言葉で子供たちの勉強への取り組み方が好転するケースをしばしば見かけます。
もちろんその逆はあるんでしょうけどそういうのは相手もなかなかこちらに気を使ってか言ってこないですよね。
基本的に子供たちは人生経験が短いせいか成功体験が大人に比べて乏しく、そしてそれを欲しているし、それを体験したときの喜びや影響力は大きいのではないでしょうか。


成績が伸び悩む子の多くは、成功体験の実感がないために勉強に身が入らないようです。
当たり前という風に思う人もいるかもしれませんが、いろいろな子供に接して感じることです。

つまり「やればできる」という言葉を適切なタイミングに伝えれば、自分を見つめ、そして自分なりに実行に移し成果を得ることで「やればできる」を実感する、そして成績が伸びる。

このような図式で上昇する子は意外に多いのだなと思います。

後になってから「あのとき先生に言われた言葉が励みになったとか」、まあそういった類の言葉を言ってもらえるときがあります。あえて「ほめよう」とした時は置いといて僕自身自覚がない時もあるんですね。

だから、「ああ、あういう言葉を結構気にしたり覚えてるんだな」と思うわけです。


幼ければ幼いほど「否定」に類する言動は子供のあらゆる可能性の障害になると思います。
絶対的なな肯定は「あまやかし」ではなく子供の可能性を閉じないために必要なのかなと。


ここで誤解してほしくないのは次のようなケース。これは否定だと思います。

新聞で見たのですが大学にクレームを言う保護者が増えたそうですね。子供が授業の単位を落とした際に親が「教授が詳しく評点の説明をしなかった」などというのもあるみたいです。

具体的な背景まではわかりませんがこれだけを聞けば、こういうのはいちいち説明するまでもなく、子供を肯定するとかそういうのとはまた違う問題ですね。それにつきつめていけば、子供を否定していることにもつながると思います。

だから「絶対的な肯定」と表現するとまた誤解を生みそうですがやはり褒める行為というのは子供の成績を伸ばすために必要だと思います。


以前こういう親がいました。場合によっては「うちの子はやればできるはず」と言えば「この子は要領が悪い」と二点セットで使い分けるのです。

でもあとでよく考えてみるとほとんどの場合が自己防衛なんですね。その親自身の。実は子供はそっちのけで自分の保身のために子供を引き合いに出してるようなものなのです。

程度の問題はありますが今書いたようにはっきりと子供の成績以上に親の取り組み方が重症な場合はあります。

こういう親は心の底から子供を褒めたことはほとんどもしくは全くないと想像しています。少なくとも僕と話している時にそういう様子は見受けられません。

だから「ほめる」ことはいいことだ、というのは様々なとらえ方もあるので慎重に話さなければいけないことなのでしょうが話題にしてみました。


ちなみに根性が大事だと言ったのは、ほめられて「勉強はたのしい」という風になっても高みを目指せば目指すほどやはり苦しさやつらさも付きものだと思うからです。
勉強だってアスリートが苦しみながら成長しいい記録に喜びを覚えるのと同じ構図だと思います。

まあ、今はいいですかねその話は。

褒める、というのは親子であれば褒めにくいこともあるし感情的になってしまうことは多いでしょう。

ただいつも言うように子供は大人をよく見ています、自分がどういう時に叱られ褒められるか、ある一定のルールが存在し、かつそれが公正に行われていることが理解できればいわゆる健康的な子供に育つでしょうね。

自分の感情の赴くままに、もちろん人間なのですべては無理でしょうが、でもわがままに怒ったり褒めたりすれば、不健康な人間になるでしょうね。

受験は大変です、10才程度の子供への負担は相当なものです。

こわいのがその辛さが慢性化して一見がんばっているようでも、たとえばあまり勉強しないなどで「親に怒られること」も慣れてくると、実は自然と会話が否定を前提に成り立っている場合が多いです。怒られるほうも比較的耐性がついてきて、怒るほうも怒るのが慢性化しつつあると実は子供の能力を閉じてしまうことがあるんですね。そう感じます。

だからでしょうか、第三者の何気ない一言に「あれ?自分はそんな苦手じゃないのかな」
「あ、けっこうわかるかも」、「なんだ自分もやればできるんだ」と気持ちの好転が生まれるんでしょうね。

いろいろなことをいいましたが、いいたいことは褒めることは重要です、でもモンスターペアレンツのように自己愛が子供に及ぶ行為、このようなのは話が別だと思います。

厳格に、厳格に、ばかりで一切褒めないというのはいずれ頭打ちになると思います。成績もそうだし人間的にもね、まずいと思います。
こういうのもまずいでしょうね。「お前はやればできるんだ」と、ただただ追いつめるのも否定になる場合もあるでしょうね。

ただね、たとえば2,3回なにかの成績が悪いことで「うちの子は~が苦手なんだ」と過剰に慌てふためくのは大変危険だと思います。

いきすぎると「うちの子は脳に障害抱えてるんじゃないか」とまで言い出す人もいますが。

子供は相当落ち込みますよ、能力の否定だけじゃないでしょうね。親に褒められなかったことが落ち込む理由の根底にあるような気がします。

褒めるまでいかなくとも否定をせず、後ろ向きにならないこと、常に前向きに明るく、成績向上には必須だと思います。

褒めるのは難しいですね、使い方も難しいと思います。

でもできる限り多用してあげたいですね。

どうなんでしょう、存在を否定しないこと、存在を褒める、それが前提にあり子供が自覚できること。大げさに言えばこうなるんでしょうか。

多分子供はほめられたがっていると思います、自覚してようがしてなかろうが。


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No title

非常に参考になる記事だと思いますi-228
と、同時に、褒め過ぎて?天狗気味になってしまった我が子・・・(苦笑)
そのうちテスト等で実力が分かるかなi-227

>大学にクレーム
>うちの子は脳に障害抱えてるんじゃないか
本当、変な世の中ですね・・・。

応援です☆

No title

こんにちは。

以前私のブログにも書きましたが、やはり誉められることプラスアハ体験が重要なのではないかと思います。
心が気持ちいいのと脳が気持ちいいことの二本立てが最良かと…。

そういった意味では、親が与えられる環境で子供はかなりの部分左右されるということになりますね。

一定のルールで叱る…私は出来ていません。殆んど感情オンリーです!
したがってその後のフォローは大変ですが自己責任で頑張ってます~!

No title

>以前こういう親がいました。場合によっては「うちの子はやればできるはず」と言えば「この子は要領が悪い」と二点セットで使い分けるのです。

>でもあとでよく考えてみるとほとんどの場合が自己防衛なんですね。その親自身の。実は子供はそっちのけで自分の保身のために子供を引き合いに出してるようなものなのです。

うちの親そのまんまです。過剰にこれをやられるとトラウマになりますね。

褒める事は世間で言われてる以上に大切だと思いますが、最近はそればかりが叫ばれ、質実剛健が蔑ろにされている気がします。

バランスが難しいですね。

No title

>閃光者様

たしかお子さまはまだ低学年でしたよね、スタートは絶対にほめすぎでいいんじゃないか、と思います。そしてこれからいろいろな成長過程において苦しみ、挫折し高みを目指せるのだと思います。


応援ありがとうございます!
ランキングはかなり下がりましたが(汗)なにか人にお願いするのは失礼かなと思いまして、これからは細々やっていこうかと・・・。
あ、でもこれからもランキング上がるよう応援よろしくお願いしますね。(矛盾・・・)

>bmxhx502さま

ええ!!??
まずブログにびっくりです・・・すいません全然知りませんでした、名前から飛べないのでてっきりそういうのはしていないのかと(汗)
何かFC2ブログの人なら足跡で分かるんですが他の人のは追跡方法がわからないのです、とほほ。
今度ぜひアドレス教えてください、伺います!!

感情的になるのは絶対に仕方のないことだと思います。
ルールって言うと明確なものが必要そうですが多分子供と信頼関係が築ければ何でもいいと思います、すいません誤解を招くような表現をしてしまって^^;

>尾場ちゃんさま

差し出がましいようですがいろいろお察しします。そうなんですよね、バランス。かといって規律を学ばせるためにも怒らなければいけない時は全力でしていかなければならないし。

やはり信頼関係が築けている、それが前提に在るかどうかだと思います。
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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