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役割分担

役割分担。


この御家庭のお母さんは実際しゃべってみると電話で話したときの印象とは違い、笑顔が素敵な・・・・あいや違う違う・・・。

まあ、なんて言えばいいんでしょうか、感じのいいかたでした。

どう感じがいいのかというと、難しいんですけどね。会話をしていると柔軟性があるというか、許容範囲が広い、度量が大きい、そんな感じでした。人の話を尊重する、基本的にそういう姿勢があったように思えます。

落ちるも受かるも本人の責任。だけれども親としてできる限りのことはやっていきたい。
そんなことは絶対に言いませんよ、でも言葉の端々にそういう思いがにじみ出ている感じがしました。
(これは逆でもよくあることなのですが、まあそれはおいといて)
口で言うのは簡単ですがそういったことが実践できるというのは意外に難しいものです。この家の親子関係を見ていて親は引き際を、というのかな、手綱がうまく握れているでいいんでしょうか、そんな風に感じました。


本人が算数が苦手なのと両親揃って教えることができなくなってきたからというのが家庭教師に至るまでの経緯でした。


お父さんは受験には5年生になってからノータッチでした。だからかもう成績が悪くても良くても本人の問題という考えがあったようです。成績に関してはさほど関心を持っていませんでした。


最近いただいたコメントという記事で「父親の過干渉」ということにふれましたが、この御家庭ではお父さん5年生以降はほとんど口出ししていなかったと思います。成績は認識していたようですが、志望校に対して自分の息子がどの位置にいるのか把握はしていませんでした。もちろんこれは無干渉とは違います。つねに子供の状況は認識していましたね。

一回だけ、あまりに子供の態度がひどいので指導中に突然入ってきて子供を叱ったこともありましたが。それ以外は表向き特に干渉することもなくといった感じでした。
子供の状況は常日頃気にはかけていましたが。


現実こういう御家庭もあるわけですね。

ひょっとしたらこういうのを両親のバランスがしっかり取れているといえるのかもしれませんね。


僕は前にも言いましたが別にお父さんが受験に関わるか関わらないかはどちらでもいいと思っています。

父親が関われば母親の仕事がずいぶん減るというメリットもありますが、だいぶ前に書いたブログでどういうデメリットが出てくる可能性があるかということも書いたようにやはりなかなか難しいようです。


お父さんが全くとは言いませんが、母親がうまくリードできるようにほとんど口出ししない場合でも成功する場合もあるということですね。(この子のように志望校が変わらず合格できたケースを成功とした場合です。あ、別に変えるとそれが失敗とかそういうことでもないんですけど。)


この両親をみてよく感じたのは、何より子供の精神衛生がどうかそれを最優先に接しているな、ということだったと思います。


一つ印象的だった思い出があります。6年生の夏の要は大事な時期でいつもよりだいぶ成績が悪かった時があったんですね。

今はネットで成績がみられる塾もあるんですがそのお母さんも子供より先に成績は見ていたんですね。でもそのことは隠しておいて先に子供が成績が見たことにしていたんです、子供は当然だいぶ落ち込んでいましたがお母さんは黙って何も言わなかったそうなんです。もちろんお母さんから聞いた話なので具体的にどういう状況かわかりませんが、いつもはなにか注意するのにこのときはあえて何も言わないことにしたのだそうです。だから落ち込んでいる子供を見ても何も言わないことにと両親で決めていたそうです。


感心しました、大したものだなって。難しいと思いますよ、こうやって話すと大分軽い話になるかもしれませんが当事者にはとても難しいことだと思います。こういう親の態度は受験にとても作用する、僕はそう考えています。子供の成長や可能性、向上心いろいろなことに良い反応が起きると思うのです。


逆の場合もありました。最難関の志望校特訓に入れずお母さんが元気をなくしていた時子供が「いつまでもくよくよしないでさあ、次頑張るしかないじゃん」といったんです。お母さんはその言葉で随分落ち着いたそうです。


基本的にハートが強い子だったと思います。勘のよさ、ということを言いましたがこういう部分でも僕は勘がいいなと思います。

今自分がどういうことに挑戦し、たとえばこのテストはどれくらい重要なのか、そしてもっと細かい例だと問題を見渡した時どれを得点しなきゃいけないのか常にそういうことを考えている子供でした。


指導中でも「この問題ほかの子供は解けるの?」そういう質問をよくぶつけてくるちょっとおもしろい子でした。普段ふざけてばかりなのですが競争心と向上心はもっているこどもでした。


破天荒な部分と勝負強さは遺伝もあるでしょうが環境因子も強いのかな、そういう気がしました。お母さんとお父さんの忍耐強さを見ていると僕はついそう考えてしまうんですが・・・都合良すぎますかね。


結局僕が指導中これはいいなとか、こういうやり方はいいんじゃないか、と思う部分に目がいったりするから記憶に残っているんでしょうけど。


だからほんと、あ、こういう家もあるんだな、という感じで聞いてもらえると一番いいと思います。

もう少し、塾のことやこの子自身のことを話してみます。



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なにかしら参考になると思います。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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