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塾をどうするのか

塾をどうするのか


さてB君のお母さんと一回目の指導後所感を踏まえ、いくつかお話ししました。

前述したように志望校はもう駒東で決まっていました。併願にはいくつかあげていましたが、結局は受けずに二日の抑えまでで受験終了という理想的なパターンで終了しました。


ほんとね、結果がついてきてよかったなというのが本音です。この御家庭は。最後まで不安でしたからね。でも受験はやはりそういう要素は無視できないくらい大きい、やることはやれたんじゃないかと準備して試験に臨んでも、ある学校に落ちたかと思えば、それよりも偏差値だけで見れば5高い学校に受かったりすることもあるわけで。



この子の場合僕が5年生当時一番不安だった理由は通塾している塾でした。

僕は最難関を狙う子が日能研かサピじゃないと、それだけで不利だと思ってます。

もちろんもっと小規模の塾で質の高い塾はありますが、そういう例外を除きそれ以外の「大手進学塾」といわれるところから最難関はそれだけできついだろうなと考えています。やはり早稲アカ、四谷大塚系列、市進なんかだとどうしても・・・・と思ってしまうわけです。

勘違いしないでほしいのは、一応確認。サピや日能研に行けばそれだけでいいわけではありませんよ、当然しかるべきことをしなければ合格なんて厳しいです。

でも本人がとても頑張っているのに塾の質が高くないために不利になる可能性もある、ということです。たとえば数年前サピックスのとある校舎では麻布志望コースの全員が合格したという話を聞きました。

知らない人はヘエで済むかもしれませんが、これはすごいことですよ、ほんとにホントに。志望コースを作ってもその中の一握りが受かれば御の字というクラスは少なくありません、というかそれがほとんどじゃないかな現実。

多くの塾には失礼な言い方だとは思いますが、やはりそれだけサピの一人勝ちという現実があります。

駒東は調べてもらえばわかりますが合格者は240人。補欠を含めても300人は合格者出しません。せいぜい280人くらい。サピと日能研それぞれで100人前後は毎年合格します。ということはそのほかの塾で50,60人くらい受かっているわけですね。

そのほか首都圏にどれだけ塾が存在するのか知りませんがたったの二つの塾が合格者の7割以上を占めているわけですね。

僕は確率で考えて、とりあえずは転塾の可能性を提案しました。そこの塾は例年通りでいけば5人も受かっていないからです。この子が受ける前年はいなかったそうです。

だからそういうことを考えるとですね、「いやどう考えてもその塾じゃ厳しいんじゃ・・・」とか考えてしまうわけです。サピや日能研は校舎の特徴というのもあるので絶対どうとかは言えませんけど、それでもです。飽くまで可能性だけで提案してみたんですけどね。

お母さんの考えとしてはサピは子供に合わないと思ったようで、後は日能研は近くになく、今通っている塾にしたと言っていました。

サピは親が大変といううわさを聞いていたようでちょっと雰囲気に圧倒されてしまったようでした。まあでも最難関を受ける以上はどこへいっても親の苦労は避けられないかなと僕は思うんですけど。このお母さんもよく頑張ってました、頭の下がる思いです。


塾選びに関してはこのブログの書き始めの頃何度か触れましたね。結局その子は転塾しないで受かりましたがそれでも僕はまた最難関を志望する子供を指導することになったらサピか日能研を進めるでしょうね。

塾の研究量、対策方法だけでなく、塾でのある程度の立ち位置でどれくらいかの可能性かも比較的信頼できる値で見えてくるからです。ほかの塾であれば校舎で10番以内でも不安です。1番でも・・・どうだろ、まあ塾に寄りますが大半の塾であれば不安ですね。それくらい開きがあるといってもいいでしょうね。(あ、もちろんそうじゃないのもたくさんありますよ)


受験はどれだけ親が関わるのか、これは一言でいうとどこを狙うのかで変わると思います。

だから僕の方からはあくまで現状での可能性しか提示することしかできないんですね。最難関クラスを狙う場合にはまず口癖のように「保護者の方も尋常じゃなく大変ですよ?覚悟をきめて本番まで過ごす必要があります」と、のっけからあいさつ代わりにこんな失礼な言い方をします。

だから成績が上がってきたから志望校を難関クラスにあげようとは思っても最難関は勧めないですね。最難関であれば何より最優先に受験を考えるように、それを前提に話をするからです。

それが教育上正しいとか、倫理的にどうかというと僕もちゃんと判断できないんです。
頑張った努力は糧になるだろうけどほかの多くのものを見失わないように、親やその周りの人間は慎重に接していかなければいけない、そう考えます。

いろんなことを削らなくても最難関の合格はできるかもしれません。かなり難しいとは思いますが不可能ではないのかもしれません。


以前「学力の高い子供は学校が好きな傾向にある」と言いました。

僕がこう思う原因の一つとしてこの子の影響も大きいと思います。


また最近、計算力ということに関してコメントをいただきました。
その方からブログを紹介していただいたのですが、そこのブログは簡単に言うと受験の詰め込み方法への疑問を投げかけているブログでした。その危険性は否定しませんが、その考えを肯定するということは受験をしている全員がゆがんできることになります。

そこまでいくとちょっと乱暴な意見な気がしますが、詳しく読んでいないのでそのブログに対してどうこうというのではなく、僕が受験に対してどう考えているか其のことに関してもう少し触れてみたいです。

受験というのははたして子供をゆがませるものなのか。ただの詰め込みなのか。

そのことについても話をしたいと思います。




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早熟型と大器晩成型

>計算力ということ

「中学受験後」の生徒を教える立場から言うと、中学受験経験者はどの子も計算が速いのは事実です。特に2ケタ以上の掛け算をやらせると圧倒的に速いですね。

方程式の文章題についても、彼らは中学受験時に習った特殊な解法でシャカシャカ解いていますが、その解き方はあくまでも検算用でしか使えず、定期考査の答案用紙に書きこんでも点数にはなりません。

あと中学受験生が有利なのは場合の数でしょうか。図形については個人差が激しく、受験経験の有無に大して相関性を感じません。小学生に図形を教えるのは大変だろうなといつも思います。

計算技法の云々よりも広い視点から言えば、中学受験経験者は基本的に暗記が上手ですね。入学試験にとどまらず、資格試験についても暗記力が大きくモノを言うわけですから、若いうちから自分にあった暗記の手法を身につけておいて損になることはないでしょう。

ただ、早熟な人生ばかりが幸せとも思いません。近年、小学生では遅すぎるといって、幼児教育熱が異様な高まりをみせているそうですが、大器晩成型の人生も同じように認められる世の中であって欲しいものです。

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No title

>dydx123さま

とても興味深いです。

確かに損はない、程度でとどめておかないと無理が出てくるかもしれませんね。

結局は最終的にいい大学に向けて早期早期となるんでしょうね。早ければ早いほ後々が楽という考えもあるかもしれません。

だから他の方にコメントをいただいた内容に同意なんですが「受験という門が無駄に大変」にならなければもっといろいろな価値観が認められるような気がするのです。

学ぶということのあり方が変わらない限り、計算のやり過ぎかどうかというのはなかなか結論が出ないかもしれません。難しい問題です。

>bmxhx502さま

ピンとこない、でいいと思いますよ(笑)
やはりそこにいても不安に思う人は少なくないと思います。

逆に安心されてもそれはそれで危ういです。

すいませんわけわかんない言い方で。

でもそういう塾にいてもそれだけ大変だということはそれ以外はもっと大変だということです。悲惨といえばいいんでしょうか。こういうことは慎重に話さなければいけないことだと思うのですが・・・・昔お話を頂いたこちらで最初に通塾していた塾のようなところ・・・・実は少なくないと思います。

残念なことにそういう方が多いかもしれません。

だから結局家庭の方が塾、子供、親の三位一体のイニシアチブをとらないことには、という現実があると思います。

あ、頭を悩ませず・・・・

ブログでまたいろいろ近況を伺えるのを楽しみにしております♪
ゆっくりのんびり・・・してる暇はないか(笑)

>たんたんさま

日能研は去年「負けた」という気持ちはあるかもしれません、サピの勢いは今凄いですからね。当然その分のほころびもサピは見え隠れしますがそれが表れるとしたらあと数年してからだと思います。

そうですね、たんたんさんの意中の学校はかなり高い論理力を求められると思います。強いメッセージが試験問題から感じられます。

受験はもはや詰め込み、と揶揄されるだけのようなシンプルなものではありません。と、思います。

タンタンさんの目の前にも様々な情報が飛び交っていると思います。

いろいろ矛盾点や異常な点をあげたらきりがないですね、多分。

その分、僕なりに感じたことを記事にしていますが・・・・反発が強そうなものは避けないと(笑)
って計算力の話なんかすると物議をかもしそうでなんともはや・・・。

思いやりもありました。

こんにちは。

先日はご丁寧にレスをつけて頂き、ありがとうございます。

他愛もないことで恐縮ですが、受験偏差値も高く、計算力もとても高い人たちに助けられたことがあります。

大学ではさまざまな業務で「得点の計算」(しつこいくらいの検算を含む)があったりします。かけだしだった時代に、この業務によくよばれました。みるかぎり、同じ内容で同じ回数の計算を課されたら、出身学部の偏差値の高いほど、その計算業務も速いという傾向があったように思います。

文系トップと理系トップの偏差値の学部の出身者(中学受験経験者多し)は、わたしからみれば超人的に計算がはやかった(手で電卓たたきながら、同時に暗算もしているんですねー)のですが、それよりもいいなーと思ったのは、「ガラゴさん、疲れちゃったんですね、大丈夫、これ任せてくださいねー」と、いつも助けてくれたことです。優れた能力は、他人のために使う。嬉しかったです(ん? じつはチーム作業だったので、全員終わるまで帰れなかったのかも・・・・・という気もしてきましたが、美しい想い出としておきたいと思います)。

詰め込み式の受験勉強をしたからといって、いちがいに「ゆがんだ」子どもになるとは限らないと思います。自分の経験を絶対化してしまうと対話にならないので残念ですよね。お互いに議論している変数が違うし、射程もちがいますよー、落ち着いてすり合わせましょうよー、きっと何がわかり合えないかきちんと分かり合えますよー、と教育的指導をしてしまいそうなところを、「ママ」としての日常生活ではぐっとこらえて生きています(笑)。

シンガソングライター、その響きだけでクールです。ライブ、素敵なひとときとなりますように。ありがとうございました。

No title

>Garagoさま

こういう思いではとてもいいですね。
どっちがいいかとか言うより気分がなごみます。

いろいろなコメントで思い出しましたが、確かに大学受験生は中学受験生の計算力に驚いていました。

となると、中学受験も大学受験もしている人は鬼に金棒ってことですか(笑)あ、違いますね、短絡的でした。(汗)

シンガーソングライターなんて・・・しょせんは自称です(笑)

まったりひっそり活動しています♪
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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