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計算力の話を少し

このことをテーマにしようとしてぐずぐずしていたら、いろいろな方から貴重な意見をいただき参考になりました。

そうしたらですね、昨日今日の出来事で話にしやすいことがあったので、ちょっと例をいくつかあげます。

まずは朝日新聞に掲載されていた浦和明の星の問題から。

次のように二けたの同じ数同士をかけて、できた4ケタの数の中央の二けたを取り出して新しい数とすることを繰り返します。



例  最初の数が65の時。

65×65=4225
二番目は22
22×22=484
三ケタの場合は0484と考えます
三番目は48
48×48=2304
ですから4番目の数は30となります。


最初の数が79のとき、4番目と999番目の数を答えなさい。



これは規則性です。たとえば駒東を受けたB君の場合、数論は必須でしたのでこの類の問題は徹底的にやらせました。(飽くまで僕の立てたこの子に対しての駒東合格への計画だったので一概にどうということは言えません)

当時、学校の傾向を調べる限りおそらく数論を落とす子は絶対に受からないだろうな、というのが僕の考えでした。


本来規則性の問題は「思考力に」類される単元です。理論上は計算ドリルの詰め込みとは反対のもの、として捉えていいでしょうか?

異論もありそうですが、とりあえず今はそう捉えますね。


ただ、この問題は999番目を聞かれている以上は「さあ、どうしよう」などと考えだしたらまず無理です。明の星を狙う子ならかけても5分、普通に3分以内で処理したいです。
条件反射でサッサと計算して終わらせるのが一番でしょう。


これは、ひたすら類題を反復していればやさしい問題になっていく基本題です。
つまり「ドリル形式」での反復演習により初めて受験で得点できることができます。

これに10分かけてもいいですよ。
受からないと思いますけど。


計算の話をしたきっかけに、「暗算ではなく、私は確実に筆算をやります」という意見をいただいたからです。これに答えるのにとても難しいので例を挙げつつ話を展開してみました。このとき僕は「どちらでも良い」という非常に失礼な答え方をしてしまったのですが一つには一概に言えないからです。

以前計算力をもっとつけてほしいと言ったのは、「ある程度のレベルの計算であれば筆算と同等の正確さで暗算でできてほしい」ということです。これは不可能でもないしやり過ぎでもないと思っています。

これも例を挙げるのが難しいですね、受けるレベルによって必要な計算力がまちまちだからです。

これはね、全然違いますよ。
九九が暗算でできればいいレベルでも良い学校もありますし、たとえば20までの平方数くらいなら即答できなきゃいけないくらいのレベルも必要な場合もあれば、もっと複雑な計算を暗算と同じ精度でできてこなくてはいけない場合もあります。

そうそう、指導する人で「一度といた問題はやらなくてよい」と考えている人もいるようです。

僕は違いますね。反復は絶対的に必要だと思います。それが僕の考えです。特に基礎の反復演習は思考し理解できたものを確実に定着させるために必ず必要だと考えています。つまらない作業はやはり大事だと思うのです。



駒東は首都圏内でも算数の難度は最難関の方でも高いです。思考力は必要です、かなり高い思考力が。別に11,2歳の子供がみにつけなくてもいいくらいの。

でもこの子には、計算ドリルの練習量が足りなかったのでマスター1095題購入してもらい一日に二日分やってもらいました(3問×2=6問です)とても関連なさそうに思う方もいるかもしれませんが。僕はその子に計算力が必要だと思ったのです。

それくらい計算力は大事だしある程度は暗算でできてもらわなきゃ困るからです。最難関受ける以上は。

だから例えば陰山式の100マスがいいとか悪いとかとは全然話が違います。
(あれは一けたの計算ですよね、今は二ケタとか応用題もあるのか知りませんが)

中学受験という限られた世界での必要性に関して述べているのです。

結局思考力の高い問題も基礎の組み立て。そしてそれを何度も何度も何度も・・・・・繰り返してですね。脳の思考回路を早くしてレベルアップさせる必要があると思います。


僕はそういう指導方針ですね。当然指導する子供によって反復させるレベルは全然違いますよ。今年は今は難関クラスの志望者がいないので例年に比べて基本題ばかりです。

だからB君の時にかけた負荷とは全然違います。物理的な時間量でも数倍の差が出るんですよ。信じられないかもしれませんが。今教えてる子が2,3カ月かかるテキストはB君であれば2,3週間でやってもらうくらい。前も言ったように、じゃあ今教えてる子もそれくらい早くできるようにしようとは考えませんよ。それは今回省きますが。

6年生での算数の学力差というのは5年生までとは比べ物にならないくらい広がります。

そこまでの物理的な反復量(正しい方法で)が比例してるでしょうね。その要因は大きいと思います。


以前ですね「5、成績の上げ方は?偏差値ってどうなのよ?」と

箇条書きで取り上げましたが、成績はやはり基礎の練習の繰り返しです。

理解することを楽しむ、ということはとても重要です。でもそれを実践するための力を身につけるためには必ず練習が必要です、受験では。

つまらない詰め込みと思えるような。

そしてそれが結果として偏差値に現れるわけです。

いいんですよ、理解し楽しむということは。でも現実問題それだけでは受からないわけです。

それと、これは感情的な意見で申し訳ないんですが、詰め込みで子供の目が生き生きしていないなんてのは大人の責任ですよ、その子の周りの。環境のせいだけじゃなく周りの大人の理解不足です。ただやりかたが間違っているだけです。本来学ぶことが嫌いな人間は、人間である以上いないと思うんですけど。

それにね、生き生きしていないで最難関に合格できるほど甘くはないです。

そりゃいくらなんでも馬鹿にし過ぎですよ。
(あ、性格が歪む子はいるかもしれませんね、でも一点集中の努力だけは評価できるとおもいます)

ピンとこない人は実際に開成の問題でも10年分解いてもらえれば少しはわかってもらえると思います。


生き生きしていないからもっと楽しく計算ドリルなんてやめよう、なんてのは今の受験生に大変失礼だと思うのですが、いかがでしょう。僕の率直な感想なのですが。

むしろ大人が考えた無理な受験社会でのびのび頑張っている子供たちを尊敬したいくらいなのですが。


それを乗り越えた子供たちの根性は並大抵じゃないですよ。これからの人生にとても有益な根性がついていると思いますよ。


そして今日ちょっと興味深い話を子供から聞いたのですが、これも計算、反復、詰め込みに関連してそうなので、ちょっと取り上げてみますね。




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なにかしら参考になると思います。


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No title

>bmxhx502さま

そうですね、一朝一夕にはいかないですよ。
大事なものほど時間がかかるものです。

近道がないのでね、6年生は計算力が足りないと思う人は今からでも毎日頑張ってほしいです。

>たんたんさま

算数の格差は一人一人を見ていると痛感します。

特に夏はそのスピードに拍車がかかりますからね。

たんたんさんも大変でしょうが頑張ってくださいね~(あ、軽くてすいません)
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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