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中学受験の価値観

中学受験において保護者の役割は大きいし、理想としては両親が全面的に応援してくれるというのが望ましいと思います。

これは実際に勉強を見てくれるとか管理してくれるという意味よりも、子供の受験を応援してくれる、という意味合いのほうが強いです。

基本的に父親が仕事に行き、母親が家事をするというスタイルが多いので受験勉強に携わる機会が多いのは母親ですね。


それでも年々父親が子どもの受験に出来る限り携わるという家庭も増えてきています。

たぶん僕らの時代ではほとんどいなかったんじゃないでしょうか?そういう家庭は。


少子化に反比例するように中学受験を望む家庭が増えてきた原因として、母親だけでなく父親のほうが公教育に危機感を感じている人が増えてきたのだと思います。

というより安定した職に就くために(高給取りになるために)学歴による影響の大きさを感じている人が増えたのかもしれませんね。

今や学歴不問の会社も少なくないのでそれとは矛盾しているようですが・・・。
その点についてはもっと詳しく調べてみないとわかりませんね。




とはいっても、まだまだ中学受験に関心のない父親というのは母親以上に多く存在します。

また実際に中学受験を経験していても今の時代の中学受験の過熱ぶりが理解できない人も少なからず存在するように思えます。


首都圏の中学受験の移り変わりを見ていると、まず大学進学人数で戦後直後の名門校であった日比谷高校が東大進学者人数において首位の座から陥落したのが30年くらい前の話です。
つまりそれくらいから灘、開成、麻布、武蔵のような学校が首都圏内で本格的に頭角を現してきた、といえるのでしょうか。実際その時代に生きていたわけではないので、当時の人のほうがもっと細かく正しく説明できるかもしれません。僕はあくまで紙面上でしっているだけなので。

中学受験が今のように加熱してきたのは大体80年代後半と位置付けられています。今の過熱ぶりとそう差がなくなってきたということです。

そうすると年齢的に今の中学受験の大変さを容易に想像できる世代というのが35から40歳前くらいのところまでと、言えるかもしれません。

現に40代以上の人と、それより若い人の話を聞くと感覚的にもそこら辺が境目なのかな、という印象を受けます。つまり40を過ぎたくらいの人であれば「われわれの頃は中学受験はこんなに大変ではなかった」という意見を聞くことが多いのですが、30代くらいであれば、今の時代の受験の話を聞くと自分たちの頃の苦労を思いだすかのように「ああ、中学受験は大変だったな」というか感覚の人が多い気がします。


もちろん20代、30代の中学受験体験者といえども今の受験のシステムと様相は違いますが、たとえば偏差値の各学校の位置というのはそのころから大きくは変化していないように思います。

算数でいえば当時はなかったであろう解法や重視されなかった単元というのもありますし、それはほかの三科目においても同様ですね。

ですが今の子供たちは本当に受験をしようとしたら大変なんだ、というのを聞いたら感覚的に理解できるのは30後半くらいまで(受験生の親は除きます)かもしれません。

それ以上になるといまいちピンとこない、という人は話しているといますね。




以前あるお父さんとこんな話をしました。子供の学力が下がり転塾を考えていた時、わざわざお父さんがぼくの話を聞いてみたいということでこういうことを言ってきたんですね。

「先生の時代もそうだと思うのですが、まずは学校の勉強が第一ですよね、これをやらない限り塾の勉強なんて本末転倒でしょう。少なくとも僕はそうでした」ということをおっしゃったのですが、この点が時代の大きな違いだと思います。

僕は6年生の頃、学校の勉強を家でした記憶がないし、そういう受験生は少なくないと思います。あ、学校行事とか、宿題とか、委員会とか、自由研究、休み中の課題とかは別ですよ。ただテスト勉強なんて一切した記憶はないです。(まあ、小学生のテストであれば女の子なんか真面目なんでいちいち勉強やらなくても100点かもしれませんが)

ふつうは知りませんが僕は結構極端な人間でした(現在もそうかもしれません)小学1年生の頃なんか平気で0点のテストを持って帰ってきて家族全員を仰天させた記憶があります。

つまり受験勉強をするまで僕の小学校の成績は悲惨でしたが、始めてからは何もしなくても得点できてきました。


そのお父さんは、やはり小学校の勉強はしっかりしたらしいのです。

ちなみにこのお父さんの学歴は首都圏屈指の進学校から東大に行った方です。今じゃその高校は何十人も東大に進学しているのでこのお父さんがいかに努力してきた人か容易に想像できます。


でも学校の勉強が軸だったという話は僕自身も驚きました。僕の話をしたらお父さんがびっくりしていましたが(笑)。

当時は本当に限られた地域にしか進学塾がなく、せいぜい四谷大塚の準拠塾が町に転々と存在していたというのがお父さんの印象らしいです。

サピや早稲アカは勿論存在しませんし、日能研ですら通うにはかなり限られた地域の人間だったと言っていました。


とにかくですね、言いたかったことは中学受験という者の過熱ぶりは知っているけど所詮は子どの受験、と、いやないい方をすれば少し見下した、馬鹿にしたような感覚を持っている人はまだまだ多く存在しているということです。

別にだから価値判断としていいとか悪いとかを言うつもりはありませんが、もしも受験生の親がそういう感覚であれば、やはりあまり受験をする上ではよろしくない、これは子どもにとってよろしくない、そんな気がするのです。

・・・・NNとSSの話でしたね。

少し時代背景の説明というか、相変わらずまどろっこしい前置きになりました。


ただここまで書けば、父親が介入することで何が厄介になる場合があるか想像できるかもしれませんね。

明確な効果的な答えがあるとは思っていませんが、それでもその問題を避けて通らないでどうすればいいのかということを考えてみたいと思います。


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年代格差・地域格差

中学受験をどう捉えるかについては、今回の記事のように年代格差もありますが、地域格差も大きいと思います。東京都や大阪の一部を除くと、今のご時世でも中学受験を肯定的に受け止める空気はあまりないでしょう。

たとえば母親が東京出身で中学受験に熱心な一方、父親が地方公立高校の出身で、子どもの中学受験に懐疑的といったケースでは、教える側としても保護者との対話に困難が生じるでしょうね。

熱心なお父さん

はじめまして、まずろと申します。
私もこの中学受験というものに対する親の意識は
子どものモチベーションに大きく影響するものとして
とても大切なものと共感いたします。

しかしよく聞く、また一部の塾指導者でさえ口にする
「中学受験は親の受験である」という考えには
いささか懐疑的に感じてしまいます。
この意識は知らず知らず、ただでさえ不安な
そして中学受験に不案内な親を追い詰めます。

一番の応援者としては親の「影の大活躍」は不可欠ですが。
主役は子どもの人生であり
応援に関しても冷静になれることが肝要ですから。

あくまでも子どもの成長の一過程として
大きな大きなハードルを越すためのサポートは
何よりもしっかりした親の教育方針という背骨が大切で
そのための父親と母親の意識や意見のすり合わせは
子どもの見えない場で充分しておかないと
ついつい間に挟まれがちな子どもが被害を被りがちですしね。

おっしゃるように最近は熱心なお父さんが増えました。
これは比較的難関校をめざすご家庭に多いようにも思います。
父親のプレッシャーは母親とはまた一味違う重圧のようで
それは高校生になっても文理分け、または進路決定の際も
再び大きく子どもを支配するようなケースも目立ちます。
その後の親子関係にも影を落としているように感じます。

No title

>dydx123さま

そうでした、かなり重要なことを・・・

お父さんに視点を当てていたらすっぽり抜けていました。

というか想像してみれば大学の同期でもいましたね(汗)

地方の同級生なんかは中学受験はイメージがわかない、と言ったほうが適切なんでしょうか。


>まずろさま

コメントありがとうございます♪

そうですね、とりあえず要点を的確にまとめていただいているので(笑)。何も言うことないですね、はい。

その後の親子関係に関してはそのとおりですね。

ゴールは中学受験ではないのですが。
一方そう思うからこそ中学受験なんだから、という人もいるのでしょうね。

何とも難しい問題です。
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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