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1月受験

1月は「試し受験」という風に表現されますが、ともすると言葉ばかりが先行してしまいしっかりとした対応ができなくなる危険性があります。

1月のまずいパターンは「受かると思っていた学校に落ちてすごいショックを受けた」親を見た時の子供の精神状態ですね。

それを見た時子供の落胆というか失望も大きいと思いますよ。自分が認めてもらえていない、自分は期待にこたえられなかった、自分は本当は能力がなかったetc色々な解釈をする子供がいます。

子どもはポロッと本音を言いますからね。皆それぞれです。

最悪立てなおすことができず2月は全滅なんてこともあります。
これはいちばんもったいないです。

結局安全のために行った試験が2月の本番を台無しにしてしまったなんてことがありえるわけです。


前回書いた「苦い思い出」というのはまさにこういうケースが思いっきり当てはまってしまった経験があったのです。


指導年数も長く、まるまる2年でした。お母さんはとても熱心で子供の勉強もよく面倒みていた印象があります。本人も真面目な子供で成績も上位層の子供でした。


算数が苦手科目で国語が得意科目でした。
男の子は国語力の重要度が高まってきたとはいえやはり算数は多くの難関校では最重要科目です。

5年生の初めのころはすぐに成績に変化が現れましたが、6年生になってからは思うように伸びなくなってきてなんとか成績をキープしているという感じでした。

11月ごろになるとお母さんは勉強の方針を得意科目の国語社会中心に切り替えました。
とはいっても算数は最低限にやることをやってもそれなりに時間はかかるものなのです。相対的に国語社会の勉強が多かったということです。


お母さんが弟を塾につれていく時などは家庭教師の報告書のほかに、連絡帳代りにノートでいろいろやりとりしました。

とにかくまめで丁寧なお母さんだったんですね。そういう印象が強かったため、ある程度事後報告やお母さん任せの部分もありました。お母さん任せというのは「こうしたほうがいいですよ」「こうしてみてください」という話はするけれども逐一中身をチェックしなかったんです。
どこまでチェックするかは家々、子供によりまちまちなのですが、長く指導していたからそれなりに信頼関係は築けていたと思います。少なくとも僕の方は、大丈夫だろうと思っていたんですね。

なので基本的な指導スタイルは(わからない問題の質問)を解説して(類題演習をする)以外は時間を無駄にしないよう家で何をどこまで勉強しているのか、復習しているのか詳しくはチェックしていなかったんです。
管理不足と言われればそれまでです。

そして現にとんでもないミスを犯していたんですね。

1月に試し受験として2校受けました。

その子自身の成績も高かったとはいえ受ける学校は決して油断できないような学校レベルでした。

なので落ちたとしても気にするレベルではないと思っていたし、そのことも伝えていました。
1校目の不合格はそれほどでもなかったのですが、2校目の不合格の時のお母さんの動揺はかなりのものでした。

携帯に発表当日の昼過ぎに留守電が入っており、合格のお知らせかなと思ったんですが、不合格のお知らせだったんですね。(たいていお電話をいただくときは合格のお知らせなのです。不合格の場合は誰とも話したくない心境の場合が多いのですね。)

留守電には「先生また落ちました、もう信じられません、どうしていいかわからなくて。取り合えす塾に今日子供といきます。」と涙声で入っていました。というか泣いていました。

1校目の不合格はまだしも2校目はさすがにすこし戸惑いました。本人の感覚では自信があったようですし。問題レベル、普段の成績からの合格率、いろいろな条件から想像しても、あまりないケースだったからです。

指導に行った際、問題の見直しをしたのですが愕然としました。

かなり基礎的な問題で失点していたんです。
「これは基本だよ・・・」
「だってこの系統苦手だし・・・・」
らしくないセリフが返ってきました。ケアレスミスではなく完全に力負けです。理解出来ていない・・・。

また課題で指示しておいた所から似たような問題がいくつか出ていました。
それくらいひねりのない問題で失点していたんですね。

そしたらお母さんの爆弾発言(僕にとっては)。なんとやっておいてと言ったところは、ほとんどやっておらず「できるだろう」と思い質問しようともその準備もしなかったとのこと。お母さんが言いました。
「実は言われたところはほとんどやっていませんでした。もういいかなって・・・。」

なんとなんと・・・。自分はかなりまずい失態を犯してしまいました。



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Re: No title

お疲れ様です。
拝見しました♪
とりあえず一校目が終了ですね。

これから落ち着かない日々が続くでしょうかもうひと踏ん張りです。
1月は試しであるならばあくまで2月への課題探しだと思うのです。
少しでも本命の合格率を上げるために課題に取り組められるといいですね。
ぼくもまだ二週間ある、という気持ちで頑張っていますよ〰

No title

このご家庭には誠にお気の毒な結果だったことと、残念なお気持ちをお察し申し上げるばかりです。その上で申し上げるのですが、、これから受験する親子なら、こういうお話こそある意味とても参考になりありがたいものです。合格体験記は数あれど、なぜ不合格だったかを教えてくださる記事や冊子などはあまり見たことがありません。失敗例から学ばせていただくこともきっとたくさんあることと思います。ご本人とご家族の了承を得た上で、後輩達のために失敗例についても書いていただけますれば、読者にとってさらにためになるかと存じます。

Re: No title

確かに失敗談は堂々と話せるものでもないですよね(笑)
どんな塾や家庭教師であれ100パーセント全てにおいて理想的な結果を得る、ということはありえないと思います。

苦い経験や、いまだに答えが出ないことに対して今一度考えてみることで次なるいい手が見つけることが出来ればと思っています。
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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