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授業の理解度 その2


前回の続きです。勉強においてどれくらいのことが授業で理解しなくてはいけないのか、どれくらいのことが分からないのか、この見極めが大切だという話です。

日能研生で6年生に上がったばかりの子どもの話です。成績は算数の偏差値が55~60の間くらいでした。

丁度六年生に上がる一か月前くらいから指導を開始したのですが、はじめのうちは過去の単元の抜けている部分を確認しつつ、授業のテキスト、カリキュラムテストという週ごとにあるテスト直しをしていました。

宿題などを出せば滞りなくこなしてくるのですが荒い部分もありました。
日付は書いていないし、筆算の後も残していない、丸つけも間違えた問題の直しがあいまいだったり、面倒くさい時は正解している問題は何も書かず一目ではどういう状態か分からなかったり、などなど。(ちなみにこれらの事は最低限はじめに確認します。慣れないうちは習慣づけるまで忍耐が必要ですが、それができるかできないかでその後の学力の定着向上にかなり差が出ると思います。)

当初一番の課題は「わからない問題、質問したい問題」というのがまったくなかったことですね。

たしかにはじめのうちはかなり基本的な問題を宿題にしていたので仮に間違えたとしても回答を見ればその場でたやすく解決するレベルの問題も多かったと思います。ただ中には類題を確認して演習してみると手が止まってしまうような問題もありました。

その子において、まず成績を伸ばすために最優先にしなくてはいけないのが「手が止まってしまった問題」が解けるようになること、言いかえればその問題が今の自分には解けないんだと自覚して質問に持ってこれるかどうかということですね。

質問がないというので、あえてそれ以上突っ込まず宿題はさっと目を通すだけにしました。
そしたら次の回には、丸つけもしていないしページも書いていないでほとんど殴り書きのう状態、一問一問たどってみるとやっていない問題もいくつかちらほら。

僕には特に何も言われないし、こんなもんでいいだろうと考えてのことだと思います。
さすがにまずいので、これじゃいけないということと、なぜまずいのか、もっと具体的にどうしなくてはいけないのか話しました。

こうなってしまうと親の関与がどれくらいあるのかで改善できるかどうか、だいぶ差が出てきますね。いつまでも子供をしかるだけの親の下ではまずその子の勉強態度は変わらないでしょうね。できる限り張り付いてあげてやり方をしつけるなり、とにかく手間暇かけないと改善は難しいと思います。

この子のようにそれなりに成績が取れている子供であれば、基本真面目に取り組もうという意思があるので、ちゃんとやらなくてはいけないと注意して、さらに親が少しだけでもいつも以上に目をかけてあげればすぐに改善することも多いと思います。


その後はすぐに改善できましたので、その点においてはそれほど問題はありませんでした。
ただやはり質問したい問題が少ないな、という印象がありました。

子どもによっては質問の量が多いということが自分の能力がないからだと思い、あまりしてこない子供もいますね、後はあまりしゃべらない子だとどうしても恥ずかしかったりとか。

そこら辺は何度も何度も粘って少しづつ心を開いてくるのを待つしかいないのですが。

さてそのまま一か月ほど過ぎて学年が切り替わり、2、3回目の授業の時です。
今度はわからない問題がたくさん出てきて両親のほうがびっくりです。

ただまあ、ここでいよいよ勉強らしくなってきたかなという感じです。
僕としては大いに歓迎でした。少しずつ意識に変化が表れてきたのかもしれません。
授業がどれくらい理解できているのか、塾の進度というのはどういうものなのか、具体的に話してみたいと思います。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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