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授業の理解度 その3


子供が、わからない、質問にしたい問題が多くて両親が驚いていたわけですがもう少し具体的に話します。
日能研の一週間のカリキュラムというのをまず簡単に、ここは校舎によってテキストの種類だけでなく同じ名称のテキストでも中身が違っていたりします。
なので多少違いはあると思います。

まず「本科教室」、これが軸になってまして最初にその単元の例題を5ページくらい、さらに1ページ発展問題載っています。そしてそれを踏まえて次に2ページ練成問題というのがあります。ここの出来で大体その子のレベルというのが分かります。(ちなみに練成は偏差値30台では1問も解けないと思います。)つぎに「強化ツール」これは基本、共通、応用とわかれておりクラスによって使うページは分かれます。上位の子であれば応用問題を主に扱いますがかなりのボリュームで全部をしっかりこなすのは相当大変です、というかほぼ無理です。そしてもうひとつのサブテキスト「栄冠への道」これは易しめです。基本題と、何だっけ問題研究というの名称だったっけ、まあ本科の復習用です。大体1単元5,6ページのっています。数字を変えただけのような類題が主に載っています。


今回の話の子供は上位のクラスにいたので本科教室は発展と練成を中心に、問題を解く前に解説というのはほとんどの場合においてないです。
まず解いてみて丸付けをして、必要そうなところを解説という感じでしょうか。
主に時間を割くのは強化ツールの応用問題だと思います。
ツールの基本問題はまずやらないでしょう、共通に関しても各自に任せてという感じでしょうか。塾で厳しくチェックするということはあまりないようです。
ただ上位の生徒でも共通はかなり重要だと思います。ここでぬけがある子は少なくないと思います。
栄冠への道もほとんどスルーされがちじゃないでしょうか、基礎の復習用にうまく活用したいです。

あとそうそう、「難関校対策」というテキストもありますがこれは市販の「中学への算数」をイメージしてもらえれば伝わりやすいかもしれません。
難しいです。

ちなみにその子の場合は「難関校対策」のテキストはありませんでした。

この子がわからない問題というのは本科の練成から6割くらい、強化ツールの共通から少々、応用に至ってはほとんど全滅です。

これをみて両親はびっくりしたわけですね、こんなにも分からにない態でいいのかと。

結論から言うとおかしいことではないと思います。むしろ普通だと思います。

ここで質問が全くない子のほうがよっぽど怖いです。前回書いたとおりです。
おそらく偏差値が75位ないと8,9割の内容を理解定着させることは無理でしょう。
あ、逆ですか、それくらい理解度が高ければ75位は取れると思います。

おそらくこの子だけではなく、授業の内容についていっているのはわずかだと思います、教えている側がどれほど認識しているのかわかりませんが。
上位のクラスでは講師の力量の差というのははっきり表れるんじゃないかと思います。
授業で何を取り扱うのか、そのさじ加減がうまく、さらに集団をうまく引っ張っていける人だと、クラスの生徒の定着力は抜群になるのだと思います。

ここで塾の進度というのに違和感を覚える人も少なくないかもしれません。
ほとんどの生徒がついていけない内容の進度、難度ですすめて行くわけですからね。

しかし、多くの場合がこんな感じに映ります、様子を見ていると。
ただ全員がついていけないわけではなく、だいたいはクラスの2,3人はついていくわけです。
だからともすればその数人のために授業が構成されている、と見える場合もあります。

授業というのはどこまで理解すればいいのか、その内容が具体的に把握できていれば、親も心配する必要はないと思います。

この子の場合のように50代後半だったので強化ツールの共通、と練成問題が十分に定着すれば間違いなく60は超えると思います。

つまり授業でとりあげている問題の大半はそこまで時間をかけて復習する問題ではないのです。むしろ、もう1段階やさしいレベルを盤石にすることのほうがはるかに大事だし、そうしておいたほうが応用題の理勉強も効率的です。

塾のやり方が完全に悪いとは言えないです、なぜならそのペースについていけるくらいじゃないと男子最難関は安全圏には入らないからです。日能研のように合格実績を出している塾であれば、そうそう変えられない気もします。
授業のレベルを下げたら、下手したら誰も難関校に受からない、中堅校に落ちる子供すら出てくるかもしれませんからね。

それだけ最難関に合格するということは大変なのです、子供にすごいすごい負担をかけるわけです。大体このレベルの問題を解ける大人んなんて普通いないですからね。
最低受験算数を1年間くらいみっちり勉強する必要はあります

そういう意味でも授業のさじ加減というのはとても重要で難しい課題だと思います。

中にはこういう塾のやり方に疑問を持って大手進学塾をやめていく子供もいますね。
どちらかといえば親でしょうか。

そういえば先日話したお父さんともそんな話をしました。
5年生の間に成績がどんどん落ちてしまい塾のやり方に不信感が募ってしまったようです。

塾の勉強はどれくらい理解すればいいのか、どこに時間をかけるべきなのか、定着させるために、成績を上げるために何を注意しなくてはいけないのか、それは勉強以外の側面ですが中学受験においてとても重要な要素です。

この子のように60弱くらいの子供はここら辺の解釈を誤るとすさまじい勢いで成績が下がっていく場合もあります。(そうなった後の子供と出会うことも多いですが。)

とにかく新学年の変わり目です。

あまり周りを意識しすぎないといいと思います。
「みんなはどれくらいできているのだろう」
「うちの子だけできていないのでは?」
「こんなにわかっていないのか」

周りに気を取られるとこういう思いが強くなり、最優先の内容を飛ばしがちになります。

勉強には段階があります、仮に周りがどうあれ、今自分の子供には何が必要なのか、見栄や体裁なしに見つめてあげる必要があると思います。
避けて通れない段階は避けられません。
そしてやるべきことから丁寧にやっていけばいずれ成績は伸びると思います。


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なにかしら参考になると思います。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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