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中学受験するかしないか その2

僕は家庭教師の専門になる前に家庭教師センターの営業をしていたことがあります。

二つの会社でしていたことがあるのですが、そのうちの一つは公立の中学生を対象とした家庭教師センターです。

営業なのでご家庭に訪問していろいろ説明したり、子供の勉強の様子を見たりするんです。指導経験が全くない人間であれば営業の際に子供の勉強を見るという「手法」はとりませんが、僕は一応指導経験があったので勉強を見ることも多かったです。まあ、実際のところ僕の営業成績はとてもとてもひどいものでしたが、それは置いておきます。

ええ、いまですね、触れたいのはそのときの僕が見た子供たちの学力ですね。

伺ったご家庭では中学三年生で二桁の足し算が暗算で出来なかったり、(指を使って数えるわけです)中学受験でいう基本的な公式がぜんぜん理解できない子がほとんどでした。今当時のことで僕が覚えているものは等差数列の総和の求め方でしょうか。解説した場合の理解度というのは中学受験生のほうがはるかにやりやすかった記憶があります。
そもそもこのセンターが対象としているのは公立の中学生でした。いわゆる大学サークルのノリ的にわいわい楽しくやろうというのがコンセプトでしたから、私立の子供はほとんど対象外でした。
まあ格安なように見せて教科書を売りつける典型的な悪質な会社でしたが。
あ、その話も今はいいですね。

勿論僕が今教えている中学生は中学受験指導後の子供がほとんどなので、その子たちの小学生時代と比べたらこれはこれでとても指導がしやすいです。
11,2歳のときは全く理解できなかったような解法が2,3年したらこれは難しいかな、と思う問題でも少し背中を押すだけでどんどん自分で理解して吸収していくわけです。

ただ先取りをすればいいってものではないですが、同じ中学三年生でも中学受験を経験した子供と、そうでない子供にはとんでもないくらい差がつくこともありうる、ということも確かです。


先日新聞で、教育番組の内容のことでしょうか、見出しに高校数学の番組にも分数の乗除を組み込むといったようなことが書かれていました。(斜め読みなので多少誤解もあるかもしれませんが訂正があればコメントなどでつっ込んでください)

分数の掛け算割り算レベルを高校生に向けて今一度指導(もしくは初めて)しなくてはいけない現状は果たしてどういったもんなのか。

まあ、ひょっとしたらどうにかなるレベルの話なのかも知れません、昔アメリカの高校数学で分数の掛け算割り算そしているのを見たことがあります。(ごめんなさい、うろ覚えですが・・・衝撃を受けたのは事実です)

僕らの世代はいくら受験算数と学校の算数に隔たりがあるとはいえ3年生で分数は学習しました。5,6年生であればきちんと勉強していれば分数の掛け算割り算は出来たはずだと思うのです。

ですからいまやそれを高校生にと聞くと個人的にはやはり抵抗感があります。いや、いくらなんでも危機的状況なのかな、という風に感じます。
またそんな簡単なレベルを高校生に、といっていられない状況だということは実施する側も十分認識しているようです。

ですからこの新聞記事を見たとき、中学三年生で指を使って一生懸命数を数えている子供の姿を思い出したのです。
高校生に分数は決して大げさではないのかもしれません。
ましてやこの前の中国人留学生の話ではありませんが幼稚園児で連立方程式も使える子だっているわけですね。

この大きなひずみや格差に国が今後どう動くかで中学受験の存在は変わってくるでしょうね。僕は子供ながらに受験生とそうでない子供の差というのを痛感したものです。

ですからこういう側面もかかえているということを考えると中学受験は必要かな、と思います。

僕が小学三年生の頃からその優秀さから羨望のまなざしで見ていたクラスの女の子がいました。
彼女は僕とは別次元の人間で、何をやってもこの子の言うことは正しいのだろうと思っていたのですが、6年生の終わりの頃には彼女が僕のやっている計算が全く理解できないくらいになったときショックを覚えた記憶があります。自分の理想が崩れていくような感覚でしょうか。彼女は受験生ではなかったんです、学力という面においてはいつの間にか追いつき追い越すことが出来ていたわけなんですね。


前回話に出したお母さんには、受験のコスト面ばかり強調してしまいましたが、こういう危険性に関してももっと話してもよかったのかもしれません(汗)
まあ、限られた時間の井戸端会議みたいなもんだったんで仕方ないです。
今回はそのときの話を思い出して書いたので伝えてないこともどんどん今になって出てきたわけです。
それに現に中学受験しないで名門都立に進学して国公立に進む人だって大勢いるわけですから。

中学受験をしない場合、中学三年で整数の四則演算がままならない状態か、難関私立の優秀児に負けない学力を身につけているか、地域の学力差や経済状況、いろいろありそうですが親が見極めて選択していかないといけないのかもしれません。

僕はいい加減ゆとりだどうだ、番組変更だ、なんてやっているのならば国がもっと教育関連に助成金を出して公立の学力を高めないとひずみは大きくなる一方な気もしますけど。

東大をはじめとする国立、早慶等私立の学長がしきりに国の助成金の少なさを嘆いているのを見ると、いままでの教育水準を維持するには本当にそういう助成金を増やさないといけないのかなと思ってしまいます。

まあ、首相が漢字も読めないようじゃたかが知れているし、そのことについて躍起になって文句をつける野党も醜悪のきわみですね。

あ、政治に関心ないくせに文句言ってもしょうもないですね、失礼しました。
受験をするにしてもしないにしても、一歩間違えると大変だということでしょうか。

とりあえず僕は僕の目の前の与えられた仕事をこなしていきます。



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Re: タイトルなし

>さ・・・・さま

そうですね、増えたとはいえまだか半数以上が都内ですからね。
ただ今年のような変化が数年同じ傾向に続いたらかなりその率は変わるでしょうね。

来年再来年と見てみないと開成等の動向も見えにくいでしょうし。

教育と改装の固定化という点についてはある程度までは避けられないでしょうね、そう感じます。

子供は初めて誰かの真似をする場合、それはほとんどの場合において親だと思います。
そこで培われる習慣や価値観、ひいては勉強に対する態度なども高い相関関係があって然り・・・。

たとえば国が考えなくてはいけないのは経済的な理由で勉強することが不可能だった、そういったケースを限りなく減らすことなのかなと思います。
努力次第で実現性の高いものだとは思いますが、実際のところどうなのでしょうかね(汗)

とにかく都内の都立にはもっと躍進してもらわないと首都圏での私学の進学実績における圧倒的優位は変わってこないのではと思います。
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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