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「の」がけ その2


前回は本題に入らずに終わってしまいました、すいません。

指導中に起きた衝撃的な事件だったわけです。僕にとってはですけど。
6年生に相当算を指導している最中でした。割合の概念がだいぶあいまいなのでそちらのほうに話を戻して解説を始めようとしたところその子供がとんでもないことを言うわけです。

「ああ、のがけね」
「うん?のがけって何・・・・?(知らないのは僕だけ?)
「ああ、文の途中に(の)があったらこっちからこっちへ掛けるんですよね」

ほわっっつ???

つまり整理するとこういうことのようです。

100の30パーセントはいくつか?

と質問されたら「の」の前の100から30パーセントを掛ければよいと教わったそうです。

確かに僕も指導する際に、たとえばですね。
「掛け算は分かるかな、2の3倍と聞かれたらいくつだと思う?」
と質問して、子供が即答で
「6」
と答えたら
「割合はね、まあイメージとしては掛け算の1より小さい数を掛けるようなもんだよ」
などと、若干不適切な解説をすることもありますけどね。ああ、何か誰かに怒られそうだけどまあ、しょうがないです隠したところで。

ですから、「の」がけも、まあ、そこまで全面否定するのもなんかな、とか思いつつ。
しかし、そのあともっと衝撃的な事実が発覚・・・。

この子は5年生の頃にこのやり方を塾の先生に教わったそうでその当時のノートを見てみると・・・・。

文章によって確率が高いものを暗記しよう!!みたいなことが書かれているわけです。
~を~で
~に~を

などと様々な助詞ばかりが羅列している文章が書いてあり
その横に矢印で

      ↑  高い
      ↑ 
      ↑
      ↑  低い

   
と書かれているわけです。つまり助詞の使い方が上に文章に近づけば近づくほど掛け算の可能性が「高い」というわけです。

しかし飽くまで可能性であって外れる可能性もあるそうです。

・・・・っておかしくないか??・・・・

いやいやいやいや、あのうですね、算数で当たり外れはないと思うのですけど・・・・。
大丈夫ですか?

その先生は女の若い先生で本人いわくあまり評判が良くないそう。その子いわくクラスでは舐められていたそうです。理由を聞くと、「難しそうな質問になるとあいまいにごまかして話を先に進めて『あとで解説するね』といってあとで解説した試しがない」からそうです。
うーん、これはどんなに可愛い先生であっても許されないですね。
あ、顔知らないですけどね、ってすいません不謹慎ですね。顔は全く持って関係ありませんでした。
でも、とりあえずどんな理由があろうともこれはまずいと思います。ただの手抜き。
こんな人に授業させちゃまずいと思うんですけど。


あ、話がいまいちみえない方に少し補足を。
中学受験には「割合」というとてもとても重要な単元があります。万が一これがさっぱりわかなんないで6年生になった頃には特殊算、速さと比、平面図形の相似比、面積比などなど様々な単元でとても支障をきたすわけです。

たいてい5年生の内に「割合の三用法」と称して(元になる量)(比べる量)(割合)という三つの単語でそれぞれの求め方を学習するわけです。ちなみにこの三つの単語の名称は決まっていないのでテキストによって違います。ただどれも原理は同じですよ、言い方が違うだけで。ですから単語を丸暗記しないでくださいね、当たり前ですけど(汗)

元になる量=比べる量÷割合
比べる量=元になる量×割合
割合=比べる量÷元になる量

まあ、こんな感じです。3つ一気に教えられる場合もあれば、ひとつずつ、もしくは他の単元をはさんでばらばらに学習したりと、これも実に様々です。

理屈が分かれば上の三つを暗記する必要なんてありませんよ、もちろん。そもそも三つ覚えようという姿勢に問題があると思います。ひとつの式を理解すればおのずと他の式は導き出されますよ。あとは理解した頭で繰り返し様々な問題こなしていけば瞬時に出てくるものです。


話を戻しますが・・・・。

それにしても・・・助詞を暗記させる先生なんてはじめて聞いた(汗)
しかも100パーセントじゃないんだって・・・やばいでしょ、そりゃ普通に。はずすことあったらだめじゃあありませんか?

あ、はずすとか言っちゃったし・・・・。

この教え方には算数の道筋もへったくれもないですね。
ここまでひどい指導法は初めて見ました。
子供たちが勝手にこういうことやるのはしばしば見かけますけどね。割合良くわかんないから文章の形で掛けたり割ったりと・・・・・。
なかには時間がないからといって親がそう仕込んだり。

いや、まあ結局それが一番時間かかっちゃうんですけどね(汗)。

直す身にもなるとよくわかります。

この子はまだ「の」がけの習慣がなかなか抜けません。大変ですよ。6年生でこうだと。
不幸としか言いようがないです。

はい、なので算数に暗記の要素はあるとは言いましたがこれは全くの別問題です。
大体理科社会の暗記でもさあ、100パーセント当たらないかもしれないこと暗記させないでしょ??

いんやあ、すごいですね。その人はもう算数教えていないといいのですが。
か、ちゃんと勉強したほうがいいと僕は思います。本人のためです。そんな手抜きじゃ他の仕事させてもボロ出るって・・・・。

あ、余計なお世話ですね、すいません失礼しました、ついつい調子こいて言い過ぎました。


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なかなか

意識していないと難しい問題ですね。

Re: サピでも……

>さ・・・・さま

そうなんですか!!!
ひょっとしたらかなり一般的な指導法なのかもしれませんね。
決まりきった文章であればそれなりに効果を発揮するのかもしれませんが
いずれ教えるほうが行き詰るような気がしないでもないです(汗)

>あとむ塾さま

コメントありがとうございます♪
こういう指導をしないよう徹底していれば
おのずとその塾なり校舎の実績は上がる気がするのですが
受験算数はある一定の決まりが数学ほど明確にないために
こういうことがおきるのかもしれません。

プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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