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公立の中高一貫校 2009 その2

都内近辺の公立の中高一貫校のサピでの偏差値を載せておきます。目安として同じ偏差値の私立もいくつか載せてみます。


県立千葉 54   桐朋、渋渋、攻玉社、明大明治

小石川 52 東邦大東邦 芝 市川 城北 など 

桜修館 九段 市立浦和  47   愛光 芝浦工大 巣鴨 桐光学園 世田谷学園 桐蔭中等 鎌倉学園 など


白鴎 45 西部文理 麗澤 成蹊 山手学院 高輪 広尾 神奈川大付 国学院 東農大 など 

両国 43 星野学園 専修大松戸 帝京 成城 東京電気大 湘南学園 明大中野 森村 法政 など


どんなもんでしょう、個人的な印象としては小石川、千葉に関しては倍率を乗り越えた甲斐があるのかなと思いますが、そのほかの学校に関してはせめて5倍程度に落ち着いてくれたら妥当なんじゃないかな、なんて感じてしまいます。

勿論これは、偏差値での観点なので校風その他もろもろを含めれば全くもって関係のない話にはなります。

学校側の目指す「ゆとり」がちゃんと実践できてそれに共感して進学したいという人がいれば偏差値やたいした理由ではないかもしれません。

進学率に関しては分かりませんが。安いしそこそこだからまあある程度で十分なのか、もしくは6ヵ年教育なので私立の中堅進学校並みの数字は(サピの偏差値で言う50~55くらい)出して欲しいと思うか否か。

私大に強いか、国公立に強いかで違いはありますが東大京大に現役で3,4人ということであればサレジオ、本郷、芝、攻玉社レベルと同等かそれ以下くらいですかね。

巣鴨のような例外もありますけど、大体僕が知っている範囲での学校で言えばぱっと思いつくのがそこら辺の学校かなという感じです。小石川、千葉が大体そのくらいと考えればいいんでしょうかね。

んまあ、それ以上個人的な感想は控えめにしておきます(汗)。



公立に関しては倍率が高いだけではなく問題も私立の受験とはだいぶ様子が違います。
そのあたりについてもう少し。

試験は「適性検査」と呼ばれるものです。
漠然とですが必要とされる能力というのが論理的な思考力や記述力です。
あとは表やグラフを見ての考察、長文を読んでの感想作文。

少し気になるのが記事のこの表現。抜粋します。

~難しい計算や膨大な暗記が求められる一部の私立受験とは異なるが、それでも「小学校の勉強だけでは難しい。訓練は欠かせない」というのが各学習塾の九通した見方だ。~

前半の表現気になりますね、難しい計算や膨大な暗記力が求められる一部の私立受験・・・ですか。

理科社会に関しては、たとえば四谷大塚のytテストなどでは暗記さえしっかりしておけばかなりの高得点は取れます。ですがサピのオープンテスト、範囲のあるマンスリーテストでもただの暗記だけではそんな高得点はできないと思います。

・・・まあ、一部の、と書いてあるのでマイノリティということでいいんでしょうか。

しかしながら、だとしたら私立受験の多くは中高一貫校同様思考力や記述力が必要ということになり、記事の表現だと多少誤解を与えかねないかな、と思います。

無理して私学公立のタイプを分けようとしているようにも見えますし。
勿論差異はありますが、私学において論理性、思考力、作文能力、勿論表を見ての考察力観察力というのはだいぶ前から求められつつある能力ですね。確かに暗記だけの学校なんてのはいまどき珍しいです。

こういってしまうとナンですが、その点においてもやはり公立は動きが遅い、という印象をもってしまいます。「適正審査」とはこういうものだ、と取り立てていうほどそれらが際立っているとは思えないのです。ですからサピで出てくる偏差値を見ても、同じ土俵にのせるのはどうかという気持ちもありますが「まあ、こんなもんかな」という気にもなるんですね。

それに小学校の勉強だけじゃ難しいのは当たり前です。校風、方針がただ好きだだからその学校を目指すならまだしも、学力の面においては小学校の勉強でいいというなら話にならないと思いますよ。現状私立の大変さを考えると逆にそうでなくてはあまりにアンバランスです。
いずれ義務教育と受験の学力レベルが狭まることが理想的ですがこれから10年は難しい気がします。

千代田区九段中、市立浦和中の問題が取り上げられていましたが(社会でしょうか)別段目を引くような問題には見えないのですが・・・・。おせちの問題と国連に関する問題です。問題掲載は省略します。

これぐらいの問題であれば今やどこの私立でも珍しくないんじゃないでしょうか。
っていうか上位校でなくとも、問題文や表やグラフの量は相当な学校は相当ですよ。

塾関係者の話というのが少し載っています。
都立の一貫校の選抜問題について「考える力がつく」「対策の勉強をすれば合格できなくても無駄にはならない」と評価する向きもあるとか。
いや、それは・・・普通に私学受験でも同じですよね?無駄にはならないし考える力はつきます。
受験対策だけを考えれば公立志望も私立志望も大してコストは変わらないということを考えると、安上がりで考える力がつくわけでもなく公立志望独自のメリットとはいえない気はします。

なかには「私立入試のような知識重視型だ」との声もあるそうで。
結局そうなると思うんですよね、こんだけ倍率も高くて、高校の大学実績の高い学校であれば尚のこと。

実際問題「ゆとりと教育」をテーマに掲げても私立上位校と同じような体質でないと生き残れないかもしれません。うーんそうなると微妙ですね。何か他にいい手立てはあるんでしょうか。

推計では私立受験が5万人、中高一貫型の公立受験は1万6千人、その中野2割が国立、私学との併願だそうです。

締めくくりは「私立を目指す熱心層と、地元の公立中学でいいという層。そこの間に公立中高一貫校を目指す新しい受験者層が生まれた」とのことです。

程よく安く、学力においてもさほど心配ないのが公立中高一貫ということでしょうか。

何か読み返してみると、まるで公立を批判反対しているようになってしまいましたが、本当は逆なんです。公立中がもっと私学に食い込まないと、経済格差による学力格差は広がると思います。そういう懸念みたいなものがあるんですね。
ですから頑張って欲しい普及してほしいという思いはあります。
ただ、どうひいき目に見ても学力面において同レベルの私学のほうが1枚も2枚も上手なんじゃないか、という印象があります。それにコストが絡んできたら話は別ですけど

あ、だからいいのか、やはり安いというのは魅力的ですからね。公立が私立とあらゆる面において同じ位になったら今度は私立がなくなっちゃいますね。

結局良く分からないです。・こういう問題はいつも考えると結論が出なくなってしまいます。
久々に書いててぐだぐだな文章になりました。

今回の話も結局主観がかなり入りましたが、私立受験にするか、公立受験にするか考える材料の一つになれば幸いです。


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No title

>ただ、どうひいき目に見ても学力面において同レベルの私学のほうが1枚も2枚も上手なんじゃないか、という印象があります。それにコストが絡んできたら話は別ですけど


都立一貫校は頑張っていると思います。私は職業柄、様々な学校の生徒を見ていますが、都立一貫校の生徒も何人か見ています。私学とまったく変わりませんよ。カリキュラムも私学と同じ先取り学習型。教科書も検定外教科書や独自のプリントでの授業です。

都内の有名私学の多くの生徒が通塾している現状、同じ教育内容で学費がタダ同然なのは魅力的だと思います。
学費の安さでいえば国立大附属もありますが、筑駒以外は中高一貫校でないうえ、教育実験校のため教育実習生の授業が多く先取り学習もできないなど、国立がゆえの制約が非常に多いと感じます。

ちなみに、岡山では一足先に公立進学校が中高一貫校化して卒業生を出しました。開校当初は「中高一貫生が卒業したら進学実績が前より下がる」とか私立や塾関係者から酷評だったのですが、卒業生を出すと東大や京大を10名以上増やし、今や県内トップの私立中学を蹴ってまで入学する生徒が激増しています。
もちろん、岡山で成功したからといって東京で成功するとは限りませんが、公立一貫校は現実として私立と同じ教育をしており、進学実績を伸ばしていることは確かです。

No title

>関係さま

詳しいコメントありがとうございます♪

現場で携わっている方からのコメントだといろいろ知らないことがわかるのでとても助かります。

やっぱり私立だと通塾なりなんなりしなくてはついていけないという人が多いのでしょうか。

国立は制約が多いのですね、それに比べ公立のほうはその学校ごとの独自性を持つことができるのであれば、やはり学費も含めて魅力的ですね。

新聞や雑誌などを見ると確かによく目につくのが岡山な気がします(僕は全然わからないのですが)。5年もすれば全国的にも実績が増えて台頭してくるのかもしれません。

僕はどうしても私学の受験指導をしているせいか、また都内はまだまだ圧倒的に公立一貫校が少ないため、「もうすこしなあ・・・・」と偏った見方になるかものかもしれません。


また今後も時折この話題には触れていくと思うのでコメントを頂けると幸いです♪
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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