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叱るだけは親の怠慢 2009

先日生徒と話をしていて、というより一方的に話を聞いているだけだったのですが、聞いているうちに去年書いた記事を思い出しました。


「叱るだけは親の怠慢」
去年新聞で書かれていた言葉です。
今の僕の考えも含め新たに書きなおしつつもう一度取り上げてみたいと思います。

この考え方に僕も共感するところがあります。
少なくないと思います。「叱るだけ」のひと。
そういう人が少なくないというよりは、子供にそう思われている人が少なくない、というほうが適切でしょうか。実際のところ、叱るだけなのかどうかが問題ではなく、子供がそう思ってしまうかどうかのほうが問題だと思います。

「子どもを教育する手段が叱るだけの人は親子を主従関係でとらえ、その関係に甘えているように思えます」新聞では、こういう言葉で書かれていました。

簡単にいえば手抜きしておいしいとこだけ持っていこう、と考えると叱るだけになるんじゃないでしょうか。何もせず怒るだけで成績伸ばそうとする、繰り返しですがこれは客観的に見てそう映るというよりは、子供の視点から見てそう映っているかどうかなのです。

叱るというのは本来怒る方も気分が悪く、できればしたくないから子供を怒った時は怒った方が自己嫌悪に陥るような行為だと思います。

子供の立場からすれば「んぁ?何でお前に言われてやんなきゃいけねーんだよ?」というのが大体の意見でしょうか。

さんざん僕に言うわけです。
「『あなたにそんな経験させたくないから勉強しろ』って言うけどさ、失敗した分際で偉そうに言うんじゃねーよって感じでマジうざい。自分の受験の頃の話なんて教えてくんないんだよ、それって駄目だった過去かくしてるだけじゃん、卑怯だよね。それに勉強しても成績悪いとか言うしさ、自分だっておばあちゃんとかに勉強しろって言われてやってこなかったからそんな人間になった癖にさあ、マジあのばばあうぜえ。」・・・まあ、言いたいことはなんとなくわかる気もします。



親に怒られて、ああ自分が悪かったなと奮起して頑張る子と、反抗して一向に改善のない子供。その差はどこにあるんでしょうかね?
ほぼ間違いなく親の背中を見て子供がどう感じているか?だと思います。生まれ持っての性格ではなく育った環境だとおもいます。親子の相性はあれど、性格的な部分で先に譲歩するのは親のほうであるのは言うまでもないと思います。

「お父さんも自分とは違う科目だけどいつも勉強して頑張ってるんだよ」
勉強はいやだな、と思ってもしっかりやる子の中にはこんなことを言う子もいましたね。

子どもに勉強させたきゃ、自分が目の前でやるのが一番手っ取り早いわけです。
幼児期から親がそういう様子を見せたら尚いいんじゃないでしょうか、子供は初めのうちは大人の真似をしたがるものだと思うからです。

去年、親は二つのタイプに分かれると下のように書きました。

「あんな悪い成績とって、あの子が不憫」派か
「勉強が足りない!」もしくは「あんなに勉強してもダメなんてうちの子供は馬鹿」「あんだけ高い金払ってんのに!たるんでる!」派

非常におおざっぱですが、つきつめれば二つに分かれると思います。度合いはあります、どっちの要素もあったりと100者100様ですが、陥ったピンチや危機を乗り越えようとするときに忍耐力が試される時にこういった考えが頭の中でぐるぐる廻るんじゃないかなと思います。そういう時に詰まることろどちらに転んでしまうのかということです。

子供が反抗する家の親が悪いとかそんな短絡的なことは言いません。
育児そのものも大変です、その上受験させて、経済的な問題だって大抵の場合かなりのものでしょう。

ただ、言い方悪いですけど、「こんなにしてやってんのに」は子供から言わせりゃ親のエゴで、利己的なわけです。親の言うことを聞かないということは納得していないわけですね、親の態度と言動の矛盾に気づいているわけです。

そういうときにどんなに、子供に動機付けで説得させようとして「うちの子は受験の意義が分かってるはず」と思ってもそれは親が思うレベルから到底かけ離れている場合がほとんどです。

事実はどうあれ、本当はそうじゃないかもしれない、でも現実にそう感じてしまいそう口にする子供がいるわけです。利己的じゃない、という言い分を納得させるよりも、行動で
「ああ、うちの親もがんばっているんだな」というものを見せることができれば必ず子供の心境は変化します。

11,2歳ぐらいになれば大人の矛盾に子供は戸惑ったり失望したりする年頃です。
それを感じない子供は幸せですね。

「中学受験やめるならいいけど、そしたら中学生になったら一切金払わないから、図書館でも言って勉強して何とかしろだって、お金なんかないしさ、いやでも言うこと聞くしかないじゃん」

「この前も朝のノルマをやったら終わりでいいっていったのに、時間が余ったからあれもこれもとか言われた、だからぎりぎりまで手抜いてやることにした。」

とりあえず言えることは、勉強において親子の信頼関係が築けていないということです。
そもそも言われたからどうこう、勉強するとかしないとか手を抜くとか、そういう子どもの発想も間違っていますがなぜそういう思考回路に至ったかが問題だと思うのです。

成績が下がったり伸び悩んだ時に、親が焦って少しでも勉強をさせようと、無駄をなくそうとすればするほど子供の心は親から離れていくと思うのです。
大小ありますが子供がつらい時に親がどんだけ踏ん張れるか、それは子供の成績に大きく影響しているように感じます。だから中学受験の半分以上の責任は親に在る、というのが僕の持論です。でも多くの人が言っていることですよね。

去年よりは考えがまとまった気がします。

・・・そうはいっても難しい話題です。




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Re: No title

僕にはとてもいい親子関係に映っていましたよ^^
ただそうであればある程良くが出てくるのも非常に悪い癖なのですが、
それでもご両親はとても冷静に受験に臨んでいたように思えます。
あれほど理想的な形で受験を終えることができたわけですから。

中学生になれば男の子は大きく変わっていく時期だと思います。
勉強に対してもはるかに自主性が生まれてくると思います。

僕は話を聞く以外は大したことはできませんが、
そこから何かやる気を出すきっかけをつかめたらなと・・・
それでも、なかなか思うようにはいかないです(笑)
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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