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過去問の取り組み方  再アップ

過去問に関しての話は11月ごろに書いたものかと思ったら9月ごろに書いてました。
いくつか取り上げてみますがまずはこの話したからです。





学力を伸ばす必須能力として素直さというのを挙げたことがありましたが、それは過去問をやる際も同じことです。

たいていは自己採点、もしくは保護者がすると思います。
記述関連は塾の先生がしてくれるというケースも少なくないと思います。

前回簡単に言いましたが得点は今の時点ではそれほど重要視することではないんですね。
得点の良しあしを意識するということは悪いことではないのですが、それが行き過ぎると判断力が鈍るというか、ついつい甘く採点してしまう子どもがいます。

昔教えていた子でまずいなと思った例はこんな感じです。
本番まで数カ月、志望校が本人の偏差値から10以上の学校の過去問を解いた時の話なのです。

あ、はじめに。僕は「今の志望校は現状かなり厳しい」という場合そういう話はしますが飽くまで最終的に決めてもらうのはご家庭です。

この場合もご家庭の考えとしては志望校は変えないということでした。というより偏差値は現状10以上離れているが去年までの実績から本人との相性が悪くなさそうなので志望したいということでした。

あとは何より本人の上昇志向というか、そう言えば聞こえはいいですが、少し嫌な言い方をすれば面子みたいなのがあったようです。お母さんも同じようなことを言っていました。

志望校を下げるということは本人のプライドが許さなかったようです。
これに関しては100パーセント本人というのは、なかなか考えにくいのですが、そう言う以上はそれをご家庭の方針として認識していました。


こういう考えが上昇志向なのかそうでないかは行動力で判断するのが一つの目安でしょうね。

行動がともなっていたか否か、と聞かれればやはり足りないという感じでした。
ただそれ以上に問題なのは自分の立ち位置がしっかり把握できていないことでした。

口数は少ない子でしたが確かにそういうプライドの高そうな面は持ち合わせていた気がします。性格的な部分というのは、会話ももちろんですが質疑応答のやり取り、質問として持ってくる問題の内容などで何となく感じるんですね。

少し例をあげれば、わからない部分がやたら少ない子や(無口なのとは違います)明らかに難問を質問として用意しているような場合です。もしくは質問に持ってくる問題の難度がばらばらの時、とかですかね。(見極めができていないということですね)

本人が解けなければいけないけどまだちゃんと解けていない問題は、恥ずかしいのか、はたまた出来たことにしたいのか、まず質問として持ってきませんでした。

解説の後に、なんとなく疑問を持っていそうだなとこちらが感じていても「わかった?」と聞けば「はい」と答えるような子も注意ですね。

やはり理解していない場合が多いです。

そしてこの子も普段からやたら難問ばかりを質問に持ってきていました。つまり自分の立ち位置がしっかり把握できていない子でした。

これは、親の判断力があれば防げる問題なのですが・・・。親が子供の勉強を見ていないという場合は仕方ないでしょうね。とりあえずこちらはそういう事実を伝えだけです。

できる限りこちらで対処しますが、僕が情けないとも言えますがなかなか効果は上がらないです。


さて、過去問においても同様でした。自己採点をしていたのですが本命の出来が5割から6割でした。

これに関して僕は非常に違和感を持ちました。


志望校は自分の偏差値より10以上高い、過去問を解いた時期は10月頃。普通に考えて10年分といたとしても1回でも5割を超えるなんてことは「ありえない」とさえ思ってます。ほぼ0パーセントだと思います。

学校との相性、合格ラインの得点にもよりますが、相性が普通で合格ラインが65パーセントくらいで過去問といたのが8月から9月であれば、だいたい2~3割くらいでしょうか。

よくて4割、計算ミスがあって、0点でも不思議じゃないです。

とにかくこの子の解いた年度すべてが5割以上というのが信じられませんでした。
っていうかそれくらいとれんならどう考えてももっと上のクラスのはず、と思っていました。
本来保護者がこのことに気がついてほしいのですが。

それに子供に面と向かって、それはウソでしょうとは言えません(笑)それじゃ何も意味がないです。

しかも得点のみならず解説を見てわからない所は特にないとのこと。しいて言えば捨て問扱いの難問だったり。


なにはともあれ、あれこれ考えてもしょうがないのでとりあえず解いてもらいました。
ほかの年度のやつですが。


・・・・うーん見事に0点・・・・。
っていうかずっと手が動いていないんですけど・・・。

大問は6題ありましたが、せいぜい3番の途中まででした。

本人談「・・・この年度は難しかった・・・」だそうです。


これはそれほど極端な例ではなく、過去問ではなくとも普段の勉強の取り組みでこの手の問題を抱える子は、まれではないです、っていうくらいいますね。

繰り返し話していくうちにそれがみるみる改善される人もれば、そうでない人もいます。

上に少し書いたように、親が子供の勉強を見ていればこの手の間違いはすぐに改善できます。

このときもお母さんにはその事実を伝えましたが、それが偶然と思ったのかどうか、ピンと来ていませんでした。あまり大事なことだとは感じていなかったようです。
僕もカンニングをしていたとまでは思っていませんが「わかった気になっていた、恐らくできるであろうというつもりでできたことにしていた」という可能性はあるのかなと考えています。

こういう行為に走るというのは、厳しく言えば現実に直視できていないということです。この手がいちばん改善しづらいです。習慣的な部分もあり、何より本人に自覚症状がないからです。

知らず知らず、成長していく上でそういうやり方が身についてしまっているんですね。


ちなみにこの子は最後まで指導することはありませんでした。12月にほかの先生に変わったか、やめたかしていました。

本当はクビになった家では、何でクビになったのかその後の調査もできて合格実績とか調べられるといいんですが(笑)

そうすれば今後の改善にもつながるんですけれど、まあ現実はそうもいきませんからね。

過去問の得点はとりあえず結果は悪くてもいいんですね、やはりそこからどれだけ努力したかを重視していないとこういう風に陥りやすいのかなと思います。

素直で客観的に自分を見つめる。

簡単なようで難しいのでしょうね。

ただやってほしくないのは過去問で絶対にわずかでも背伸びをしないことです。
むしろ厳しく厳しく採点しないと、本番は何が起こるか分からないのに練習のうちからいいわけばっかり考えてもしょうがないですからね。



ではでは、ほかの話も取り上げてみます。


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なにかしら参考になると思います。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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