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実学 その2



何でいきなり自分の昔の話をし出したかというとですね、別に自分の昔話がしたかったわけではなく自分自身はどうだったかを振り返る機会があったからです。とくに社会人になってからはそういう反省は何度かするようになった気がします。

先日、中国に転勤して働いている友人に会う機会がありました。
上海で働いているのですがもう1年以上になります。
最初の三か月は食事も含め、慣れるのが大変で日本に帰りたいと思ったことも何度かあったそうです。
まあ、住めば都ということで今はかなり快適に過ごすことができているようです。
ですから日本で餃子のような偽装やら、反日デモのような話というのは実際その土地に住んでいるとあまりピンとこないらしいです。あれだけ大きな国土ですから住む場所でまた全然違うのかもしれません。少なくとも彼自身は日本で取り上げられる中国のイメージと現地での自分自身が抱いた印象にいい意味で大分ずれを感じるようです。

これは想像ですが日本から転勤で行くのだから比較的治安のいい、おそらく高級住宅街に住み、働いているのだろうと思われます。

あまり多くのことを話す機会がなかったのですが興味深い話があり、それをきっかけに今回の実学というのを取り上げてみました。

中国は社会主義ですが生まれた家というのは非常に大きな影響を与えるそうですね。こういう話は新聞でもよく見かけますが実際これはかなり「ある」のだそうです。
都会出身か農民出身かでも大きな格差が生まれるようですが、出身大学、いわゆる学歴という奴がかなりその後の人生そ左右するようです。

ですから彼曰く、勉学に励むということはそのまま自分自身の死活問題にも関わってくるわけで熱の入れよう覚悟の度合いが全然違うというのです。

いわゆる一流大学出身で英語ができない人というのはほとんどといっていいほど見掛けないそうで自分が仕事で接する人間は日本語が喋れるけれども当然英語もかなり堪能だということらしいです。

話がまた飛びますが、日本の場合は英語教育そのものがかなり質が低い、という気がします。少なくとも学生時代の僕の学校ではそう感じました。
今でも覚えているのが英語の先生がテストを返却したときに「これは帰国の人間じゃ解けないような問題ばかりだからな、英語が喋れたって解けないんだぞ、むふふ」なんて言ってました。

なんということを言う教師だろうと思った記憶があります。
世界的に見て日本の英語教育は文法にこだわりすぎて実践的ではない、だからTOEICなどで一般学生に試験をやらせると中国や韓国に大分劣る、というような趣旨の文章を見かけたことがあります。その時自分の学生時代の英語教師を思い出し妙に納得した記憶があります。もちろん文法は大事なのでしょうが、そのアプローチの仕方にかだがあるということなのかもしれません。

そんな日本の英語教育の批判をすることが目的ではないんですが、やはり実学という点においてまだまだ課題が多いに残るのかもしれないな、というのは感じます。

ただもう一つの理由としてこちらの方が大きいと思うのですが、やる気の問題なんじゃないかなと思います。
中国や韓国は日本以上に学歴社会だというのを聞いたことがあります。また以前このブログでも取り上げたように「超優秀な中国人」の子供たちが私立の進学校の合格実績に大いに貢献しているということも起きています。

才能や遺伝ではなく、目指すべき目標に対する志の高さや意志の強さというのが多分に影響しているんじゃないでしょうか。現に日本の英語教育に課題があったとしてもできるようになる人はちゃんと自分で道を切り開き出来るようになりますからね。



中国にいる僕の友人は兎に角彼は圧倒されているそうです、その優秀な中国人たちに。
そういう連中を見ていると中国はこれからどんどん発展していく、そういう印象を持つみたいです。また一人っ子政策後の子供たちはそれまで以上に親が子供にかけるお金が半端じゃなくなってきたのでこれまたすごいらしいです。(ただ一人っ子政策の副作用ということに関しても大いに危惧していましたが、その話は省略します。)


僕自身、はずかしながら勉強に強い志を持った記憶などありません。中学受験くらいですよ、がんばった記憶があるのは。
嫌で嫌で仕方なかっですからね、なんて自分は人生を浪費しているのだろうと本気で考えていました。
前回も触れたように今は算数が好きです。問題を解くことが苦痛でもなんでもない。自分の未来が広がるようなささやかな充実感があるわけです。

しかしながら勉強というのは単に実学かどうかだけではなく何かを学んだという経験が多いに実学となりうることもあるわけです。ここがまた表現が難しいですが。

今受験生や理科や社会の生物やら年号やら覚えるというのはそれそのものに意味があるというよりは、そういった行為をしていること自体がとても重要なのですね。

受験を見守る保護者はそういうことにもっと触れていいんじゃないかなと思います。
10月なんて言うとですね、精神的に親も大変になってくる時期です。これは毎年毎年変わることのない現象です。ですが悩みや苦しみの思いがもろに前面に出てくれば子供に悪影響を及ぼすことは言うまでもありません。また子どもだってどんな些細なきっかけで勉強が嫌になる、これは本当に見当もつきません。大人が「そんなくだらないこと」と思っていても子供たちにとっては、とてもとても重要な問題であることというのはたくさんあるんですね。だから大人は常に子供に対して真摯で誠実でないと自分自身が足元をすくわれます。それもまたどんなほころびが待っているか見当もつかないわけです。


中学受験の勉強がそのまま当人たちの利益として還元するか否か、下品な表現ですがやはりそういうことを真剣に考えないとうまくいかない家庭もあるかもわかりません。またその利益の形ですね。

今受験に取り組むことで先々どんな未来が待っているのか、表面的な話だけでなく、深く話し合うことは重要なことだと思います。
利益といってもですね、大学がどうだ、やれ就職がどうだ、という表面的な話じゃないですよ。そんなことを言い出したら倫理学なんぞ専攻した僕なんか金と時間をどぶに捨てたようなものだということになりますからね。

そうではなくて無駄と思えるようなこと、意味がないと思えるようなことにどんな意味や意義があるのか、考えたっていいんじゃないかなと思う、そういうことです。

日本は中国や韓国に比べたら追いつかれてきたとはいえ、それでも世界的に裕福な環境にあると思います。そこに彼らと勉強に対する取り組み方の違いに表れている気がします。まだまだ上を目指すという意思が日本人より強い人が多いのではないでしょうか。
片や高度成長をして発展し続け、そしてバブルがはじけた後に生まれてきた子供たちは「何故」という理由を見つけにくい世代だと思います。

これから数ヵ月大変になっていくからこそ、ただ目先の数字だけにとらわれずに自分たちはどうしたいのか、何がしたいのかそういうことを今一度考えることで一つ壁を越えられることもあるかもしれません。


なんか話が大きすぎてまとまりのないような気もしますが、毎年毎年、この秋ごろというのはそんなようなことを考える時期でもあります。

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なにかしら参考になると思います。


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Re: No title

やはり継続ですよね・・・。
志が低いとなかなかそこら辺が難しいです(汗)

あと10年したら中国が世界的にどこまで幅を利かせるのか、
また随分違っているのかもしれませんね。

残り4カ月ですね、本当に。
あっという間に過ぎて、また次がという感じなんでしょう(汗)
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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