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こういうこともあります その2

模試の結果が思わしくはなかったけれども志望校に合格することができた場合もあれば残念ながらその逆もあります。

僕が今年出会ったケースはどれくらいの可能性がデータとして出ていて、うまくいかなかったのか少し書いてみようかと思います。

6年生になってから一年を通して大体60%から80%でたまに悪い時で30%から40%ぐらいという成績でありながら志望校に合格することができませんでした。

落ちた場合というのは原因は、あげたらきりがないと言えばきりがないです。
全ての子供において学力を伸ばすのに課題があるわけなので合格した子供においても「ひょっとしたらこれが原因で落ちるんじゃないか」という不安は付きまとうものだからです。

合格してしまえば原則課題を追及することはありませんが毎年毎年受験生を送り出して少しでも合格の可能性を上げようと考える立場からすればやはり課題を探して修正したいという思いに駆られるからです。
別にあらさがしをしているわけではないのですが不合格の要素となりえるものは除いておきたい、そういう心境です。


受験をさせる保護者の中には、「いつでも80パーセントを維持することができないうえにたまに30パーセントくらいをとるようじゃ落ちて当然じゃないか」という見方の人もいると思います。ただ中学受験においては本人の実力よりも若干高めの学校に挑戦させるという風潮があるのでそのような考えは少数派だとは思います。なのでこれくらいの可能性であれば受験するのが一般的、と言えると思います。

合格率というのはどの業者のテストを受けるかによって合格率というのはかなり違います。
サピックスオープン、日能研のセンター模試、四谷大塚の合不合、首都圏模試その他いくつかの実力テスト(・・・名前が出てこないんです、すいません)これら一般的な模試のほかに、大手進学塾では志望校のみの志望者を対象とした合判テストも多数存在します。(ちなみに難関以下の学校のテストでは総称して「難関志望校テスト」のようにまとめる場合もあります、ですから偏差値が日能研や四谷大塚で平均以下の学校を本命とするような場合は志望校テストは受ける必要性はほとんどないです。)

大体の目安としてサピオープンの下に合不合と同等に日能研のセンター模試、それより頭一つか二つ下に首都圏模試という感じです。ただこの中ではサピックスオープンが一番人数が少ないので(この勢いだと今後5年後は分かりませんが)受験生全体での自分の立ち位置がわかる「大きいテスト」と呼ぶにはまだ不適切かもしれません。

たとえばサピの志望校テストでは合格率が20パーセントだったのに首都圏模試だったら60~70パーセントだった、なんていうケースはよくあるかもしれませんがその逆はほとんどないと思います。

これは実際に経験してみればすぐわかることですが標準と置くレベルに大きく隔たりがあるからなんですね。6年生のサピのテストは月に行うマンスリーですら下位のクラスの子供にはそもそも受けること自体意味がなくなってしまう場合もあります。算数なんかは150点満点中計算問題しかとれずに(そこすらケアレスミスで落としたら・・・)10点から20点くらいしか取れない子どもというのが全体の数パーセントは必ずいます。仮に5パーセントだとしたらいま4000人以上いるので大体200人以上はいます。

ですがこれら200人の中には首都圏模試レベルでの基礎力が備わっていればそちらのテストでは偏差値50超えるケースも珍しくありません。
サピックスの試験の難易度が今後大きく低下することがなければ今後もこういうケースは必ずあると思います。サピックスの6年生になれば答案者に親切な設問というのはほとんどなくなります。(これも抽象的な言い方なのでサピに通っていてもピンとこない方は大勢いるかと思います)ほとんどの設問がわずかながらも一ひねりしてあるのでテキストの基本問題だけができても応用力がなければ、本当の意味で理解していなければ得点できません。

ましてやその一カ月のテキストの内容がほとんどできていても150点中50点くらいしか取れないケースだってよくあるのです、カリキュラムテストや週例テストのように式の形ばかり覚えて入れても、その形そのまま数字を変えては出ては来ないのでなぜそのような公式が成り立つのか理解していなければ得点できないわけですね。


サピで下位200人に入らない平均層をうろうろするような子どもたちでも日能研やytなどほかのテストを受ければ偏差値で60を超えることは珍しくないのです。

そうすると合格率のデータは大きく変化します。いくらサピックスが低めの偏差値になっていても対外塾でいつもよりプラス10から15くらい高ければ数値が変わります。
(補足を少し、たとえばサピで偏差値50でytや日能研のテストで55くらいだったら大体合格率は同じくらいです。)


逆に首都圏模試で合格率が低く、日能研や四谷大塚で高く出ていれば、これは結構有望かもしれませんね。「首都圏模試では力が発揮できなかった」という可能性が生まれてくるからです。

今回僕が指導している子供で本命がだめだった子供は一つの塾での試験しか受けてこなかったのでそこだけでのデータです。また本命の学校の問題傾向が思考力タイプだったので塾の判定とは裏腹に過去問ではなかなか合格者平均点に届くことはありませんでした。

それでも何としてもそこに入りたいという思いで併願は一つだけほかの日程はすべてその学校の二回目以降の募集を受けていきました。

しかし結果は残念なことになりました。

最初にも書いたように何が原因だったのか挙げてしまえばきりがないものです。自分の得点や順位などが発表されるならまだしもそうではないので憶測の部分も少なからずあるからです。


今回は、「合格率が届いていても残念だったケース」としてこういう背景もある、という一例で取り上げてみました。


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Re: No title

>通りすがり様

いつも読んでくださりありがとうございます。

大変な思いをされましたね、かける言葉が見当たりません。ほんとうにお気の毒なことです。憶測でものを言っている部分もあるので誤解や勘違いもあるかと思います、そのうえで聞いていただければです。

現実、中学受験というのはその過熱ぶりから人の心をゆがめてしまう様な事はよくあることだと思います。「ゆがめる」などというと大げさに感じる方もいるでしょう。それは受験経験者でなかったり、人の心をよく理解しようとしない親や、無自覚で必死にプレッシャーの中で勉強している子供であればそう思うかもしれません。また受験生の親でもそういう事態に出会わず終えることができる人もいるでしょう。

悪習慣が身についてしまいますといつも眉間にしわを寄せながら子供の欠点しか口にしない親だってめずらしくありません。
それらが行き過ぎれば内的な部分に原因を求めるのではなく他者へのねたみや、自分の子供の成績を上げることよりも他人を蹴落とすことで何とかしようと考えだす人間も出てきます。本人はそんな自分を客観的に見ることはできないのでまるで気づくことはありません、痛々しくすらあります。

塾内での嫌がらせというのは珍しくありませんし、それが保護者にまで広がることも残念ながらあります。一方で塾の講師や家庭教師でも信じられないような行動言動をする者もいます。警察沙汰になるかどうか一歩手前の事件や実際になることもあります。

最近は見ていないので知りませんがブログ一つをとっても保護者間でお互いをののしったり陰口をたたかれたり誹謗中傷のコメントを残すということもありますね。外部の人間の冷やかしや悪ふざけならともかく当事者同士ですることもあるわけです。


過ぎてしまったことを考えるよりも、まだ先があるので今後の予防は考えておく必要はあるかとおもいます。

複数で同じような思いを抱えているのであればもう一度塾に取り合ってみるのも一つの手段かと思います。やりきれない思いを抱えるよりも、そのことで面倒になる可能性があるかもしれませんがそれでもそれが間違っていると思うのであれば行動に出るというのも一つの手段なのではないかと思います。

穏便に済ましたいのならば今の状況で頑張っていくというのも選択肢の一つでしょう。

我慢するかしないかは、各々の価値観によってとる行動も変わってくる部分もあると思います。
その状況をどうにかしなければいけないと思うのであれば何か行動をとるほうがいいでしょうし、自分たちは自分たちでもう一度頑張る、もしくは今それなりに順調でその状況をかき乱されたくないと思うのであれば目の前の勉強に取り組むことが重要になってくると思います。


詳しい状況は分かりませんが、なにはともあれ子供自身の勉強に影響しないことが一番ですね。それを最優先に何ができるのか考えてみるとまた違った選択肢や行動が生まれてくるかもしれません。

このブログを開設してから孤独な状況で誰にも本音を打ち明けられずどうしていいのかわからない、そういう心境を吐露してくださるメールをいただくこともあります。きっとだれも関知しないところで多くの人間が様々な状況で悩んでいるのかもしれません。
おそらく同じような経験を経て人一番、人付き合いに敏感になり常に本心を出すことなく極力他者との交流を避けている人もいるようです。かなり精神的に大変かと想像しますが保護者の中には「そうでもしなければやっていけない」そういう思いで受験に取り組んでいるように映る人もいます。

予期せぬ障害や、理不尽な思いはできれば少なくしたいですが、なかなか避けられないものもあったり大変かと思います。

ですがそういうことを乗り切ろうと努力することも決して無駄ではないと思います。

今後、今以上に充実して受験に取り組めるよう応援しています。




Re: No title

そういえば合不合はあまり芳しくありませんでしたが
もともとの学力を十分把握していたのでそこまで心配はしていませんでした。

普段の塾での成績では十分合格圏内でしたし(他塾の試験はたいてい成績がいつもより低くなります)もっと上の学校を受験しても過去問対策次第では十分合格圏内だったのではないかなと今でも思っていますよ。(一般的なケースでは本命併願のおき方が偏差値でいえばあとプラス5くらいになるかと思います。)

それにしても中に入ってから試験当時の成績まで情報提供があるのは驚きです。
やはり進学校だからなのか成績に関してはきちんとその動きを把握されているのですね。

学校の求めるレベルも高いと思いますよ(笑)
ですがもともと勘のいい子でしたし、(特に頭の回転と処理能力)
いまでも余裕をもって過ごしている姿は想像できます。

楽しく過ごしているのでしょうね。

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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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