スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏期講習の是非について その2

ええ、また時間があいてしまいました。

前回講習に関しての質問をいただいてそれに関して答えている途中でした。
夏期講習に行く意味があるのか、多くの人にとって無駄ではないだろうか、そしてもう一つおっしゃっていたのが

>無駄である理由は単純で一回だけやってその後反復しないからです

ということでしたので、その「反復」について書いてみようかと思います。


僕は高校受験や大学受験の勉強をしたことがないので、自分自身の経験でいうわけではないのですが、実際自分が指導する立場になり感じるのは年齢が低ければ低いほど反復復習は大事なのではないかということです。

また内容が高度になってくれば中学生や高校生、大学生になっても、もちろん社会人になっても何かを学習して定着させるには反復は必要不可欠な要素だと思います。
それは勉強に限らないことだと思います。年齢に関わらず「その人間において」高度なものは、技術として自分のものにするのに反復は絶対に必要だと思います。


勉強というのは日本において義務教育ですから好き嫌いに関わらずある一定の時間を確保されてある一定量の勉強をします。

個人差はあれども大雑把に小学生、中学生、高校生、大学生と区分した場合、学年の進級に比例して定着力、理解力が高まるのが自然だと思います。当たり前かもしれませんが年を重ねているほうが生まれてからの勉強量が多いからだともいます。

当然ある問題だけを取り上げた場合、それを様々な学年の人間に解かせたら小学生よりも大学生のほうが多くの場合定着度が高いですね。一回解けば十分なことだって多々あるでしょう。

僕がこのように言うまでもなく、yoshi様自身もきちんと復習を大事に勉強なさってきたのであろうと想像しています。


ええ、話を本題に戻しますか。


つまりですね、その当たり前の理屈を大手の昨今実績を残している進学塾が理解していない、
ということは非常に考えにくいです。


再び首都圏内の塾に関して言えば、どこも同じ単元を何度も反復します。とくに国語なんて説明、随筆、物語文の繰り返しです。(その合間に語句関連の知識、漢字を学び、忘れたころに詩や俳句、といった感じです。)大体4年生くらいから6年生までの三年間、日能研のスローガンだったでしょうか、スパイラルのようにカリキュラムをこなしていきます。
例外は社会くらいでしょうか。大体の順序は地理→歴史(通常5年生半ばから)→公民(通常6年生になってから)→世界史、時事(やらない子もいます)というように進んでいきます。
ただその社会ですら復習の機会は与えられています。

多くの場合それは夏期、冬期、春期講習などに行われます。

算数、理科に関しても、講習中に先へ進むという事は基本的にしません、大体がそれまでに学習した内容の復習です。(新年度と切り替わった2月から夏休み前の7月ごろまでの内容を総復習するのが一般的です。)



ただし、・・・yoshi様の娘さんのように最上位であればそのようなケースに当てはまらない可能性も想像できます。



上位クラスであれば4,5年生の段階でもテキストに載っているカリキュラムよりもどんどん先へ進む可能性があるのです。その時にきちんと既習範囲の基礎内容を復習してくれるのか、塾は家庭側の自己責任としてその部分に焦点を当てないのか、それは塾の方針、講師の方針によりけりでしょう。
ただそれをほとんどしないというの場合も少なくないので塾のそのペースについていけず、脱落していく子供というのは少なからずいます。(その話題に関しては以前何度かこのブログで取り上げました。)

学力が下位でなくとも落ちこぼれが存在してしまうというのは何とも皮肉な話ですが、こういうケースがあると「塾にだまされた!」と言いたい人間の心理もわかります。本末転倒というか、何と非合理的だろうと感じずにはいられない時もあります。
しかし大手は集団塾ですから、一人ひとりへの目を行き届かせるのは大変です。

ある意味子供の成績が良くなればなるほど、親の責任や関わり方がより重要になってくるかもしれませんね。

おのずと志望する学校も偏差値が高い傾向にありそのためにかかる労力は中堅以下の学校を狙うのとはまったくもってわけが違ってきますから、ひょっとしたら成績が上位の子供を持つ保護者というのはいろんな意味において大変なのかもしれません。


Yoshi様の娘さんの場合、「このレベルのことは一度聞けばわかるから先へ進もう」というような塾のカリキュラムになっていることは少なくありません。なぜならそのレベルにおいて(基礎)と位置付ける問題にじっくり取り組み立ち止まっているとなかなか先へ進めず、たとえば筑駒や灘のレベルの子供を仕上げるのに不具合が生じるからです。

だから中学受験を経験してきていない人から見たら上位のクラスの勉強はびっくりするようなレベルと量をとんでもない速さで課せられているように映るかもしれません。中学受験を経験してきた人でも30年前とは違いますからね、年齢でいえば30代後半より上の人には信じられない世界に映るかもしれません。

上は突き詰めれば突き詰めるほどまるで天井がないかの如く、きりがありません。
大手の塾では最上位のクラスでもさらにその中の上位生を基準として授業を進めることは少なくありません、というか基本的にそういう方針なところのほうが多いかもしれません。

となると、「きちんと子供に何かを定着させたい」と思っていれば、また子供の勉強内容にある程度目が行き届いていれば不安に思ったり「どう考えてもおかしい」と映ることは大いにあり得ると思います。


ですから「一回しかやらないから無駄」と思わず、今娘さんは一回聞いただけで4年生として相対的にかなりのレベルのことを定着させるだけの学力が身についている、ともいえます。(そんな子供を常日頃から耳にたこができるくらいほめてあげても全然無駄にはならないと思います。)
一方で大人の目から見ていて明らかに基本がボロボロ抜け落ちていてこのままでは明らかに成績が下がるのは必至だ、と思うのであれば復習、基礎の盤石をより重視することが重要かもしれませんね。クラスを一つ下げるのも手ですが、おそらく子供が納得しないでしょう。
もしくは最上位なので切り捨てる問題、つまり今解けなくてもいい問題をきちんと取捨選択して今後にもつながる重要なことをきちんと定着させることでしょうか。

それが洗練されていくと塾のペースにも迷わないようになり、授業の内容を今以上に無駄なく取捨選択できるのではないでしょうか。

楽しんで塾にいっているならば「全然つまらない、ついていけない」というわけでもなさそうなので
本人が大きく挫折するまで今まで通りのやり方でもいいかもわかりません。
そこらへんになってくると本人を見ているわけではないのですみません、これ以上何とも言えませんが。



話がいろいろ飛んだので簡単にもう一度結論を言うと、


「講習も無駄ではない」

「上位のクラスではかなりのペースで進むので復習は自己責任」

ということになります。


これからまだ先が長いですが、娘さんが最後まで塾が楽しい場所でありそれが生涯のかけがえのない思い出になるといいですね。


ブログ村に参加しています。
↓こちらでは様々な中学受験に関する情報が満載です。

塾の話や教育に関して、家での勉強法など多岐にわたります。


なにかしら参考になると思います。


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
スポンサーサイト

テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
オススメ
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。