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難しい心境

毎年のことですが秋頃になると比較的それまで以上に精神的に不安の度合いが大きくなる人が増えると思います。

受験が近付いていくれば緊張が増してくるのは言うまでもありませんがその変化が特に大きいのがこの時期かなと、そう感じます。


そういえば最近、家庭教師センターから生徒の依頼がすごい頻度で来ましたが結局一つも引き受けることはなさそうです。

場所や時間帯などが諸々微妙でして僕のほうが
「この日からだったらスタート可です」とか
「定期でない時間帯もなんだかんだ埋まっているので来週とか再来週とかからスタートであれば・・・、すぐにはうかがうことはできません」

なんていうもんなので、大抵教務の方から

「んー、じゃあ、先方がその条件をのんでいくれるのであればまた折り返し電話します。」

なそういううやりとりだけでかれこれこの二週間の間に6,7件の案件が来ました。
全部決まらないのも珍しいですね、ただこればっかりは僕にはどうしようもできないものです。スケジュールが空いているかどうかだけでなくこの時期になれば現在指導している子供の近辺か否かも決め手になります。
毎年どこの地域に行くかなんてそのときになってみないとわからないですからね。

秋はねー、今現在指導している生徒が突然辞めるとか、そういうことがないと融通の利く時間にスケジュールはあかないんですよね。(っていうか空いていたらそれはそれでこちらが困ります。)


当然みんなせっぱつまって家庭教師や個別塾、転塾など様々なことが頭をよぎるのかもしれません。

そういう心境は指導している生徒の家庭でも同様です。

先日とあるお母さんから電話がきました。すぐには出られなかったので留守電を聞いてみると「ちょっと相談があるのでうんぬん。」

・・・・これは長くなりそうだ・・・。

こちらからかけ直すときに、深呼吸をして、心を落ち着かせて、などなど・・・
極力‘ありのまま‘で努めようと、うまく言えませんがそんな心境になります。

内容は大体予想通りで、最近算数の成績が良くないので何か大きな課題や問題でもあるのではないか、指導する立場から見ていて何かそれについて気付く事などはないか。
そんな感じの内容です。

ちなみにこのお母さん、普段はとても気さくで愛嬌のある明るい方です。
子供の育ちの良さを見ても両親の人徳が透けて見えるような方ですので、子供がいない電話での会話となるとそのトーンの違いがより浮き彫りになります。


この時期の悩み方の王道パターンだと思います。


こういうときの心理というのは解明するのがなかなか難しいものです。

おそらく早急に改善しなければ点がある場合、こういう相談はしてこないように思います。

かといって今回の場合、現実悪い方向へ向かっているのかと聞かれれば僕の目から見ればそんなことはないわけです。
なかには原因は分からないけれども漠然とした不安を抱えていて、実は明らかな下降路線をたどる場合もありますが、今回はそういうケースではない、と僕は判断しているわけです。

本人は夏休みも順調に過ごしたし、志望校に関しても至極現実的な範囲です。
テストでの志望校判断はどんなに悪い時でも30~40%だった記憶があります。
大体は60~80%でしょうか。

お母さんとしてはここ数回のテストのいつもよりも算数が悪い、そういう風に感じているのです。
そのとき、確かに言われてみれば良くはなかったなあと思ったのですが思い返してみれば前々回(定期テスト、オープンテストなど全てを含めて)のテストは総合も算数もどちらかと言えばいい成績だったのです。しかもそれは志望校判断テストでしたので個人的には重視しているテストでした。(この時期になれば週例、カリテ、マンスリーの重要性も子供によっては低くなります。)

ですが会話からそのテストのことがぬけ落ちているわけです。

テストのことは後で思い返したことだったのでその時は話さなかったのですがそれを差し引くほどの課題はないので

「学力が下がっているような印象は持っていませんよ。」という旨を伝えました。

実際自分の経験上そう感じたのでそう素直に話すほかないのですが、それが相手が求めている解答ではないだろうと思うので難しいわけです。

ですのでお母さんの返事はかなり曇りがちです。とりあえず励ましていくしかありません

実際、僕が心配する不安や課題はそれほどなく、強いて言えば課題はあるけれども今後指導の過程で十分改善できるレベルの事だと思うわけです。

その部分をあえて強調して「それを改善しましょう」とか「おそらく過去の経験上心配するほどのことではない」という言い方をしました。
結局僕自身「相手を納得させることができたであろう」というような感覚はみじんもなく、なんとも歯がゆさを感じたまま電話を切ったのです。

明らかに早急に改善する点は見当たらないけれども保護者は不安になっている。
その不安を取り除くことができたとは思いませんが、保護者がドンと構えていれば杞憂に終わる内容かなと、そんな電話内容だったわけです。

それはなかなかストレートに行っても伝わらないですし、余計な誤解を生むかもしれませんね。

じゃあどうして電話をしてくるのか?
それは何とも言えない不安が強くなってくるというのが原因としてあるんじゃないかと推測しています。(そうじゃなかったらすいません)

何とも言えない、もやもやしたものがあるから不安になるとも言えますね。

中身がない、というわけではないんですよ?
ですが相談する側の本音はそこにあるわけじゃない時もあると思います。

何かこう自分の中にあるもやもやを解消したい、そういう心境なのかなと、想像しています。

比較すれば不安材料はたくさんあります。
それはそうですね、その内容は間違っていないと思います。

ですがその悩みを抱えていない人はおそらくほとんどいません、多かれ少なかれみんな悩みや不安はあるわけです。

中学受験が親の受験というのはこういう部分にも表れていると思います。
今回の電話くらいなら何ら問題はありません、別に30分たとうが1時間経とうがそれで和らぐなら大した問題ではありません。

他人に言わないでどんどんため込んで、ある日突然とんでもない行動に出るほうがよっぽど危険です。

リスクが大きいわけです。

そして実際そういうケースは、なくはないんです。



親がぶれない、子供が安心して受験に臨める環境を整える。

改めてその大切さを痛感します。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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