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個別指導について その2

個別指導がいわゆるメリットとして取り上げていることに「個々に対するきめ細かい指導(個々のテンポに合わせた指導)」「時間の融通」というのがあると思います。

個別指導の広告ではほかにもいくつかメリットは取り上げられていると思いますがこれらの点に関しては「いやあ、そうじゃないんじゃないかなあ」と常々感じるので思うことを書いてみようかと。

無下に何かを批判するわけではないのですが個別指導を考えている人には「この点はいささか注意が必要である」と、まあそのくらいに考えてもらえたら幸いです。

先に断っておきますが個別の業績は伸びているということはニーズがあるわけで、ということはある一定の結果を出しているからですね。
ですから大手塾や家庭教師との比較となるとまた違う側面から話す必要があると思うので今はその議論はやめておきます。

もちろん塾や家庭教師とおなじく、個別にも短所はあります。

トーマスをはじめ他の個人指導塾も実績は伸びているのかもしれませんが講師の「質」という点においては大きな課題を抱えていると思います。


個別指導というのはその多くの講師がバイトです。ほとんどがといってもいいでしょうね。
その率は家庭教師や進学塾の講師とは比べ物にならないです。

「バイト」という言い方が適切か否か・・・・どう表現すればいいんでしょうね。


家庭教師も学生の家庭教師にとってみればバイトといえばバイトかもしれませんが、職業としての立ち位置が「バイト」であれ「バイト感覚=遊び感覚=割のいい仕事感覚」じゃあまずいわけですね。

基本的に仕事というのは手を抜く余地というのがないと思いますが受験に携わるということはそういう手抜きで家庭に与える悪影響というは比較的大きいように思います。
他人の人生に少なからず関与するわけですから、たとえば飲食店のバイトのように「注文を聞き間違えた」「お茶をこぼした」なんて言うミスじゃ済まされないようなミスを起こす可能性は常に付きまといます。(もちろん、喫茶店のバイトであれ責任感いかんで些細なミスかどうか重みも変わると思います。)

社会人になれば学生の時とは違い「仕事」という重みというのが体感できると思います。
理不尽な出来事や不合理な出来事に対しどう取り組まなければいけないのか、各分野に対する直接的な能力以上に結構そういうのは重要なことなんじゃないかと思います。
学生でもすでにそういう責任感や自覚が身についている人もいると思いますが割合でいえば社会人と比較してはるかに少ないと思います。

教える技術も大切ですが、当たり前っちゃあ当たり前ですが勉強を教える仕事はそのほかに大事な要素がたくさんありますよね。



と、いうことで個別指導において、ほとんどの割合で存在する学生の先生が、もし「バイト感覚」である場合はいろいろな条件がうまい具合に重ならないと効果を発揮しないと思います。


一番うまくいく可能性が高いのは「生徒が真面目である」ことですね。これなら、教えることさえできれば非効率な部分があるにせよまず成績は伸びます。

教える技術というのは大切です、それはとても痛感します。年々思います。経験によって洗練向上するもの、向上できるであろうことはたくさんあります。
しかし、偏差値の高い大学に合格した学生であれば自分の経験を相性の合う「やる気のある真面目な生徒」にそれを伝えるだけですくなからずうまくいきます。

ただいくつかの条件から少しでも外れてしまえば成果を出すのはとたんに難しくなります。教える側も教えられる側もその仲介に入る教務も含め全ての立場から視点を当てても「何が原因か」が曖昧なまま改善することなく終えてしまう可能性というのは大いにあります。
家庭側、講師側、(多くの場合によって存在する)教務、いずれかの立場において一つでもきちんとしていればうまくいく可能性は高いと思います。
(そこらへんの話も省略します。)


たとえばトーマスのように「SP」という経験値の高い講師であれば生徒の状態が多少どういう状態であれ良い方向に持って行く力はあると思います。個人的な考えとして生徒の状態に対するキャパシティが広くなれば広くなるほど技術が高い、そう言えると思います。それは純粋な技術となる(たとえば様々な解法の引き出しがあるなど)以上に大事な要素だと思います。


というかですね、「SP」でもない限り個別指導において生徒の多少の状況に関わらず高確率で良い方向に持って行くことができると考えるのは無理があります。

平たく言えばです。個別のほとんどの講師にたいして高い質を求めるのは無理があるということです。これはですね、人件費などを少し想像するだけでその結論に簡単にいきつく事です。また個別指導塾の企業体質も大いに修正の余地があると思います。

「講師」の質は大事な要素であり、個別指導塾はその点においてまだ大手進学塾に後れを取っている状態です。

もしも個別指導塾の講師が大手進学塾の優秀な講師が大手と同じ割合で存在するとしたらそれこそ本当に今後一人勝ちになる可能性はあるでしょうね。今後の可能性はともかく、今のところそういう状況ではないと思います。

SPでも駄目な時はだめですし、学生バイトでもうまくいくことはありますが、傾向としてはSPのほうがうまくいく可能性が高いのはいうまでもありません。


せっかくの個別指導にしてもSPでなくては勉強においてのリスクが高いです。
そしてそういう優秀な講師を選択しようとすればただでさえ高いコストがさらに高くなります。

物理的に個別指導しか選択肢がない、というケースもあると思います。
そういう人も今回書いたことを心の隅にとどめてもらえたらと思います。
進学塾以上のコストの分の見返りを求めようとすると不満が残る可能性があるということです。
現状個別指導塾というのは「個別だから集団よりも確実に質が高い」そういう類のものであはありません。


またSPのような存在が圧倒的に少ないということが、最初に挙げた「時間の融通」ということにも大きく関与していきます。

そのことについても触れてみようかと思います。




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確かに

私もそのようなことを考えたため、子どもたちの受験真っ最中で何にでもすがりたい気分だったときも結局個別は利用しませんでした。

逆に、今になって高二の長男が個別塾にお世話になっています。長男が通っているのがマイナーな学校(高専)で大学受験もないので集団塾ではうまく合うところがないということと、勉強の中身というよりは勉強の習慣をつけるところに他人の手を借りたかったということがあります。情けない話ですが…

そういうのを親がゴリゴリやろうとしても喧嘩になりますから、一週間分の計画をたて、記録をつけさせ、記録をいっしょに確認する…というところを他人にやってほしかったのです。むしろ勉強の中身は本人がやればいいし、わからないところがあれば親が見てもいいぐらいの気持ちです。今のところ、先生(学生バイト)に「お兄さん」的感覚で慕っていて、うまくいっています。

中学受験でも、親がいない時間に勉強に付き合ってもらって、横道にそれず課題をこなすよう見張っててもらうという使い方はうまくいきやすいと思います(お金はかかりますが…)。

Re: 確かに

おっしゃるように高校生になれば個別スタイルは小学生相手に比べてはるかにうまくいくように感じます。
自立心もさることながら自分を客観的にみる力もだいぶ身についているので
どこで何を学びたいかそれがより明確に分かっている場合が多いのではないでしょうか。
場合によって苦手科目を1科目のみ個別で学びほかは集団授業もしくは自力でやるなど、
学ぶ側の姿勢が積極的になればその方法も多様化するのかなと想像しています。

>中学受験でも、親がいない時間に勉強に付き合ってもらって、横道にそれず課題をこなすよう見張っててもら>うという使い方はうまくいきやすいと思います

家庭教師でもそういうニーズは少なくないです。
個人的には見張り役だけでなくもっと役に立てないかとあれこれ試行錯誤はしますが
やはり保護者の力に頼らざるを得ない部分が大きく思うようにいかないことが多いです。
つまるところ御家庭の価値観なのかもしれません。




プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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