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課題の克服



11月になると埼玉受験までおよそ二カ月半です。
毎年この時期の時の流れの速さを感じますが埼玉県の私立が増えてきた昨今それがよけいに強くなってきた気がします。


6年生の多くは過去問に取り掛かっているかと思います。
過去問は一番重要な参考書でもあり、かといって早い時期に扱いすぎるとなかなか効果の発揮できない意外に取り扱いの難しいテキストであります。志望校の問題をよほどのことがない限り5年生のうちから子供に解かせようなんてことは(単問での扱いは別として)まず考えないでほしいものです。

原則、塾の先生のように子供たちを相対的にかつ客観的に判断できる人間に、いつどれくらいのレベルの学校の問題を演習するべきか指示を仰ぐのが安全な方法かと思います。

また過去問などに触れると弱点が分かってきて「ある単元を弱点補強したい」そういう思いに駆られることもしばしばあるかと思います。
過去問に触れていなくても夏休み後に思うような結果が得られなかった場合「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」なんて不安や焦りが強くなる場合もあるかと思います。

しかし、実際6年生の受験生になれば分かりますがこの時期はとても忙しいです。
朝から夕方まで小学校に通い、週3,4回は夜の8時9時ごろまで塾に通い帰宅時間は10時位なんてのも珍しくないです。おまけに日曜祝日は少なくとも月に一回はテストがあり、なければないで朝から晩まで日曜特訓。
そんなんだから、日本一忙しいのは中学受験生の小学生とかいわれることもあるわけなんです。

とにかくですね、一週間の中でまとまった時間を作ったり毎日ある一定の時間を確保するのは難しくなるわけです。

そういうことがきちんとできている人もいますがやはり少数です。1割にも満たないんじゃないでしょうか。ましてや親から見て満足する時間の使い方をしている子供なんてのはほぼ皆無です。


何が言いたいのかというと、そんな忙しい時期なわけですから大きく学力を伸ばそうと試みる場合、よほどの強い意志と覚悟やリスクを背負わなければいけません。

たとえば現状の学力から大きく離れた学校を志望する場合、「一発逆転」というのはないわけではないのですが、確立だけでみた場合それはとても低いし、実際はいろいろな事を効率よくこなし対策をきちんと立てた場合のみ与えられる可能性なわけなんです。運というのもないわけではありません。

そんな極端な場合でなくとも、たとえば子供たちをみていて「ああ、これが弱点だな。ここら辺をどうにかしたいな」と思ってもそれをなかなか克服する時間が作れないのでもどかしく感じることもあるのです。

課題なんてのは見つけるのは案外簡単なんですが、実際それが改善できるか否か、そこが重要だと思うのです。

ですから「あなたのお子さんはこれが課題ですね」とかいっても、そもそも物理的にできもしないような課題であれば言いっぱなしになってしまうので口にはしないよう気をつけています。

この時期はその判断が難しいなと、最近考えるようになりました。

どう考えても時間がないのですが、それでも明らかに「これをどうにかしなくては、仮にそれを克服することで大きく変わることがないにせよ、明らかに前進する」と思われる場合(勉強というのはその小さな一歩の積み重ねですが)、言うは言うけれども・・・という感じになってしまいます。

あとは価値観の問題もありますね、他の何かを削ってでも(大体は「塾の授業を休む」その次には「学校を休む」という選択肢くらいしか残りませんが)その学校に受かりたいのか否か。

また最難関クラスになればクセの強い問題が頻出する場合もあると、この扱いはさらに難しいです。
やるべき方向性は見えているのに、当然難度が高いので心身ともに負担がかなりかかります。それを克服するためにまとまった時間を作るには結局のところそこまでの素養が大きく影響するわけですね。

5年生のうちに、基本を身につけ、6年生の夏休み明けまでに総復習がきちんとなされているか否か、その重要性はその直後、つまり秋のこの時期に痛感します。

「あれが課題だからちょっと頑張って取り組んで定着させよう」というノリは残り半年にはなかなかできないことだと思います。少なくともそれまでの時期のようにはできないです。

大半の受験生はあわただしい状態で受験を迎えるのが現実ですが、4、5年生のころの過ごし方というのは後々になって本当に重要になってくると思います。
来年再来年受験を迎える人でこのブログを除いている人もいると思いますが、目先の点数にこだわりすぎず、大きな視点で勉強の本筋をつかみ正しく理解定着させることができると残り数カ月となったときに大きく差に表れるんじゃないかと思います。


今年度もいよいよ終わりへ向けてのスパートが切られたと感じる今日この頃です。



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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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