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価値観




数日前とんでもないニュースを見ました。

なんでも代ゼミが医大受験生のために1カ月の集中講座を行うというもので、その費用が500万円。
講師が24時間体制で、豪華ホテルで豪華な環境でうんぬん・・・・、ンで1月500万円。
結局1人も集まらず、主催者の体調不良だかで(どこまでに何が本当だか分りませんが)中止となったそうです。

理由づけなんぞどうでもいい気がしますが、集まらなかったという事実を少しでもごまかそうとしているような気もしないでもありません。

なんともバカみたいな話で、その値段設定をした代ゼミの神経を疑います。
理由の一つには開業医の子供を医者にするならその金額でもニーズがあると踏んだようですが、足元を見るような商売と批判されても何も言い訳できないような値段だと思います。


しかしまあ、言うだけ言ってなんですが。

お金の問題は難しいですね。


人それぞれ物事に対する価値観というのは千差万別です、ある人にとってはどうでもいいものでも他の人には何よりも代えがたいものにもなるわけですから。



先日少し取り上げた「塾激変」という朝日新聞の記事ですが昨今の中学受験においての親保護者の塾選びの形は一昔前とはずいぶんと違うようです。

集団塾といえども僕が通っていたころに比べて一クラスの人数がだいぶ減りました。多くても20人弱、30人まで行くとなるとかなり珍しいケースになりますね。僕よりももう一世代前であれば40,50人というのも普通に存在したようです。

今回の朝日新聞の記事だけでなく、昨今は子供の人数が目に見えて減っているという事実のほかに、親の塾選びの目がシビアになっているということから塾側も大変だ、そういう話は聞きます。


今回の記事では私立の中高一貫に通う保護者73人にアンケートをしたら31%が転塾経験ありと答えたそうです。アンケートの母体人数が少ないのでそれで全体像が見えてくるとはおもいませんが、それにしても高い率ですね。
10年ほど前なら一度はいれば卒業まで在籍というのが普通だったが最近では三カ月で成績表をみて「上がっていないから」とやめてしまう人もいる、そんなことも書いてあります。


今はネットなどからかなりのことが分かりますし、そうでなくとも実際に複数の塾を体験授業させる保護者というのも増えてきているように思います。「この地域ならこの塾に行くのが一般的」というようなケースが減少し、都内であれば大抵どこでも塾同士の競争が激しくなっているんじゃないでしょうか。

新聞の記事ではアンケートを取った研究所の代表いわく
「かつてなら生徒の多さが良しあしの基準の一つだった。今は塾が多様化し何を基準に選べばいいのか難しくなっている。事前見学できない塾も多く実は十分に調べられていない」との指摘です。

最初に挙げた例じゃないですが塾も塾で相対的に見たらバカみたいな値段をさも当然かのようにふっかけてくる例もあります。
それを考えると親の目がシビアになり様々な角度から入念な下調べをするというのは取り返しのつかない失敗をする前の一つの防衛策であり「塾側も大変だ」といっているわけにもいかない気がします。

しかしこの記事の最初に書いてあった塾側の「非常に短時間で結果を出さなければいけなくなった」という言葉に込めた想い、と言えばいいんでしょうか、それもわからないでもありません。


塾選びに悩み過ぎてあらぬ方向に行ってしまうケースというのも珍しくありません。自分たちのニーズが明確にイメージできている場合は良いのですが、実は存在もしていないようなものを求めてしまう、ということもあります。

うまく例をあげるのは難しいのですが「そもそもそんなものは求めても仕方がない」「おそらくそれを求め満たされても当人は満足できないであろう、もしくは満たすようなものは存在しない」というようなケースを見かけることがあるのです。

うーん、そうですね・・・就職活動などで当てはまる例がありそうですね
「就職したけど、こんなはずじゃなかった」とやめていく若者に対して
「何を馬鹿な、そもそも仕事というものの本質を分かっていない」という会社側の心境でしょうか。

何か少し違うような気もしますが、そんな感覚に近いような気がしないでもありません。


塾や家庭教師、そういったものの良しあしが子供に与える影響はとても大きいと思いますが、家庭環境の良しあしの影響力というのは同等かそれ以上に大きいのではと、僕はそう考えています。

これは責任転嫁でもなく家族というものの定義を考えたら、ごくあたりまえなことのような気がするのです。
受験勉強は教育の一環でありさらには育児の一環なんじゃないかと、僕はつくづく痛感します。

法外な料金を請求するほうも、それを出しさえすればどうにかなると思っている人がいたとしたらそれも問題だと思います。(幸い500万だそうとした人はいなかったようですが)


塾選びがシビアになったというよりは価値観が多様化してきたという印象のほうが強いです。そして意外に自分たちの価値観やニーズを満たすものはなにか、明確にイメージできていない人も少なくありません。

習い事の有無、狙う学校のレベル、たったそれだけでも価値観は様々存在します。(多くの場合、最難関レベル合格への過酷さは挑戦して初めて実感するものですが)

受験本番が近付いたのこの時期、何かにつまずづいたり不安になったりしたときに、「自分たちはどうしたいのか、何を目指していたのか」初心を思い出すというか、入塾当初の感覚を思い出すと心の軸や方針が改めて定まることもあるかと思います。

保護者はどんな時でも自分たちが最後の精神的支柱であるということを忘れずに、子供もそれをよりどころにすることができれば「価値ある受験」を終えることができると思います。


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なにかしら参考になると思います。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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