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就活から感じること


中学受験の目的というのは「いい学校に入る」というだけでなく、
その先にまで目標を見据えて「生きていく力を身につける」そうあってほしいと思います。

以前新聞で花まる学習会代表の高濱正伸さんという方が
「育てたいのは受験を勝ち抜く人間ではなく、どんな時代にも一人で飯が食える人間だ。」
と話しているのを読んでとても共感しました。

まさにその通りだと思うのです。そもそも「良い学校」という概念も自分たちの価値観で幾分食い違いますが、いずれにせよ最終的には「人間力」のようなものを身につけてくれることが重要だと思います。

学歴が高いほうが世の中生きていくうえで有利な事がたくさんありますが、高卒や中卒であってもかしこい人間や人格者といえばいいのでしょうか、そういう方も大勢います。
おそらく共通しているのが自活力、自給自足力というのでしょうか、学歴に関わらずきちんとしている人というのはそういう能力が高いのではないかと想像しています。



ここ1,2年大学受験や就職活動の記事で目を引くのは「親の介入度の高さ」です。



予備校の説明会や就職セミナーに保護者が出席したりするというのはただ単に不景気の影響だけと言い切れるのか。
個人的には「ひょっとしたら今の親子関係が一昔前に比べて未熟なんじゃないか」そういう思いがわいてきます。社会人に向けての最終段階において過剰に親が干渉してくるとなると就職してからも上司にやたらと文句を言いに行くのではないか、そんな姿を想像してしまいます。(今、そういう話も全く効かないわけでもありませんが)

新聞では就職活動に関しての記事はしょっちゅう取り上げられていますが最近書いてあった内容を取り上げてみます。


~~娘に変わりセミナーへ
提出書類も書きました~~

この言葉の横に大きく「おや?」と書かれていました。

どういうことか?
具体的に以下のような行動をする保護者がいるそうです。


① アルバイトで就職セミナーに来ることができない娘の代わりにICレコーダー片手に出席している保護者。
② 朝一番に大学の事務室に電話して、卒業に必要な実習と企業の面接日が重なってしまったので「実習の振り替え」を学長に訴える母親。
③ 親の意見で内定を断ったり、家族会議で大企業の採用活動がほぼ終わる6月ごろに就職活動をやめてしまう、先送りして留年する学生、。


こういうのをヘリコプターペアレンツと言うのだそうです。(子供の頭の上を旋回して必要とあらば急降下してくるという意味だそうです。・・・なんか聞いたことあるような気もします。)


大手就職情報会社リクルートでは説明会などへの保護者の立ち入りを禁じているそうです。

一方で親を対象にした支援サービスに企業も乗り出しているとか。



ほかには、こんな親、困った!ということろで4つのタイプがかかれていました。

① 価値観押しつけ型
「大企業を受けなさい」「公務員が安定している」などの価値観を押し付ける
② 無関心型
「好きな事をすれば」と全くの無関心
③ 過保護型
「明日どこ行くの?」などと細かくチェックする「就職浪人でもいいよ」と逃げ道を示す。
④  けなし型
「口下手だから営業は向かない」と否定して可能性を狭める

なかには「ああ、そういうのも困った親なんだ」というのもあるような気がしますが、それは自分の常識がずれているからかもしれません。ただ概ねこれは中学受験にも言えることだなあと思いました。(ちなみに上では過保護型と書いてありましたが、僕はいつも便宜上「過干渉型」という言葉を用いていますが内容は共感します。)


僕は中学受験は親の受験ということは言いますが、それは親子で二人三脚で何かにあれほど取り組むという行為がほかではなかなか経験できないものであり、その経験を通して親子共に次の段階へ進む、そういうものだと思っているからです。

ですからその段階において適切に取り組むことができたら、本命校に受かる受からないにかかわらず、大きな財産を得ることができるんじゃないかと。
その後の親子の関係にもとてもいい影響を当てるんじゃないかと思うわけです。


何が問題なのか。


要は親の関わり方ですね。単純な「関わりの有無」ではなく「関わり方の質」だと思うのです。


たとえば中学受験において克服すべき、もしくは超えるべき親子の関係を築くことができていれば周囲が「おや?」と思うような行為というのはずいぶん減ると思います。


新聞の記事の内容はほとんどが過干渉への警鐘という意味合いで書いてあったのですが、そのなかで「ああ、これはなかなか粋な親心だな」と感じたものがありました。

人材サービスのパソナでは保護者を対象に無料相談サービスを始めたそうで、そこに来る親の中には娘に内緒で「就職について何も知らないと、娘を話そうとしても相手にされないから。まず私が知識を身につけます。」という人もいるそうです。

そこまでしてという考え方もあるかもしれないですが、これはこれでうまい距離のとり方だと思います

また記事の締めの言葉がなかなかどうして響いてきます。

「親は、手を離して、目を離すな」
「就活は自己否定の連続。親にも否定されたらつらい。温かく見守ってあげて」


受験や就職活動において親の在り方を言葉で表現するのが難しいものですが
手を離して目を離さない、このニュアンスが絶妙じゃないですか。



明日はいよいよ1月です。

残り一カ月。

大晦日も正月も塾に行くのが常識になりつつある中学受験ですがここまできたらやるしかないですね(笑)。
腹をくくって根性すえて残り期間を乗り切りたいものです。




ではではよいお年を。



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Re: 謹賀新年

こちらこそ今年もよろしくです♪
大分更新も減ってきましたが・・・・(汗)
今年で4年目、今のところこんな調子でも続けて行こうかと思います。

中学受験の保護者の中では
大学受験や就職活動でも親が何かを手伝うという状況を「またか」とうんざりしている人も少なくないですが、実際その時が来たらどうするかはわからないという心境なのかもしれません。

どちらにせよ、大変な時代なのでしょうね・・・。
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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