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最近の傾向 2011

二年ほど前にも「最近の傾向」と題して受験算数に関して触れたことがありますが、今もそのころと大きな流れというのは変わっていないんじゃないかなと思います。
ここ数年難問奇問というものが減少してきていて、今年もその傾向に変わりはないであろうという事ですね。

僕が改めて言うまでもなく塾の説明会などに行けばどこでもおよそ同じような事を言っていると思います。僕自身は塾のように膨大なデータを持っているわけでもなければ過去問はせいぜい「中学への算数」で少々解く他、あとは今年の生徒の志望校の過去問を解く程度ですので僕の見解の客観性という部分ではどこまで信ぴょう性があるか大いに疑問です(汗)。

ですが自分の個人的な主観を踏まえても「今年度の算数の問題は依然として難問奇問が目につかず『落ち着いた感』がある」と、ああやっぱりそうなのかなという印象です。「落ち着いた」という表現は確かサピで書いてあったような気がします。

最難関に限らず中学受験全体の学校の流れをつかむには日能研や四谷大塚の説明会などがいいかもしれませんね。やはりサピとは規模が違う分データが豊富です。もちろん最難関レベルに関しても様々な情報が得られます。


んで。

難問奇問が減りつつある理由としては、もはや目新しい問題を作るにも限界が来たという事が一つの原因だと思います。
一昔前であれば「今年はこんな奇抜な問題が出題された」というのを探すのが算数の一つの醍醐味のような感もありましたがそのような問題も体系化されつつあります。

たとえば僕が子供の頃は灘中の「固定した10円玉の上にもう一つ10円玉を置いて滑らないように回転させると何回転するか」といった問題が斬新な問題として取り上げられていました。

が、もはや今やこれは受験算数の常識レベルで予習シリーズなんかでは普通に一つの単元として載っています。しかも解説もかなりロジカルで基本題から応用題まで演習できるようになっています。その他の大手の進学塾でも解法に若干の違いこそあれ、決して「珍しい問題」という位置づけではないです。

推理や論証の問題も過去に出題された問題を集めていけばかなりの量になり、それらをずいぶんと見やすく分類分けもされてきており、演習経験を積むことによりその場での想像、創造力以上に知識やスピードを試されるケースが増えてきました。

投票の途中までの開票されている問題や、複数のチームのリーグ戦の調べ上げの問題など、他にも挙げたらたくさんありますが(すいません、思い出せませんけど)ただ単に考え込むというよりは思考回路にも方向性があり、その前提部分を踏まえてといえていかなければとても試験時間以内に解き終わることは難しいケースばかりです。

推理や論証系の問題でもある程度の型があり、それを身につけているか否かでずいぶんと差が開いてしまう場合が多くなってきたと思います。


そうやって考えると、受験算数というものは数学のようにかなり体系化されてきたのではないかなと思います。
塾のテキストをきちんと演習するだけで対応できる学校が増えてきたように思います。

さて、そろそろ過去問の時期でもありますが、其の事も絡めながらもう少し算数の話を続けてみようかなと思います。



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中学受験と大学受験

いつも興味深く読ませて頂いています。
さて最近の傾向について先生に質問があるのですが。先日自分の母校である中学高校の学校祭に子供と行ってきました。そこでたまたま現在子供を通わせている学生時代の友人に再会したのですが、彼女曰く『私たちが通っていた頃の学校とは全然違う。すごく優秀でみんな中学に合格するとまず塾探しからはじまる!!んだよ。』と。
確かに私が通っていた頃は私学はあまり評価されずむしろ公立がもてはやされていましたので中学受験は簡単でした。ただその後私自身は公立大学の医学部に進んでおり現在に至っています。私の頃も現在も医学部は難しいと言われていますが現在は子供の数自体が半分~2/3程度。確かに大学進学者は以前より増えてはいますが優秀な子の比率が増えない限り絶対値の子供の数が少なければ大学受験の難しさは今の方が楽に違いないと思ってしまうのですがいかがでしょうか?もちろん東大、京大レベルとかはわかりませんが。そこそこの旧帝大と言われている大学の医学部卒の夫をみてても高校時代塾もいったことはなかったようです。中学受験生の数は膨大に増えたので難しくなったのはわかりますがなぜ大学受験までがそのように言われてしまうのか理解できません。先生はどのようにお考えですか?ちなみに私は現在勤務医をしていますが私立の医学部卒の研修医は時に教育不能と思ってしまいます。もしあれが偏差値60以上の大学というならば偏差値70くらいが世の中の平均値と思ってしまいます。私のいる職場はほとんどが申し訳ありませんが国公立出身者になっています。あの大学偏差値ってなんでしようか??そしてなぜ中学入ってからもそんなに塾に行かなくてはいけないのでしょうか?

No title

yoshiさま
コメントありがとうございます♪

さて、なかなか難しい質問ですね。^^;

大学受験の話も踏まえてとなると、どこまで正確な情報を自分が持っているか認識しておりませんので「おそらく」という前提で答える部分も出てくると思います。

そして僕にとっては安易にこたえられるような質問ではないので、できる限り早いうちに僕の考えを述べてみようかと思いますが、しばらくお待ちください。
プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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