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依存

塾にいっていても、家庭教師をつけていても、個別指導塾に行っていても
上手く活用している人ほぼ全員の共通点があります。
それは「依存しない」という点だと思います、成績上位の家庭は自分の知りうる限り、例外なくこの部分が共通しています。
たとえ本人達が「家は全然受験の勉強の手伝いなんてしてません」といっていてもこれはあくまで主観なので相対評価ができる人間からするとずいぶんと細かいところまで手が行き届いている場合がほとんどです。
また「ほかの家は大して苦労していないのに成績がいいなんてうらやましい」なんていう論理は子供じみた論理で「何々君も勉強していないもん」という子どもの浅はかな考えと大差ありません。

しばしば保護者と話していると「お任せします」という言葉が出てくることがあります。
僕はこの言葉に敏感に反応してしまいます。
果たしてこの言葉が信頼から来るものなのか、受験勉強の負担を少しでも減らしたい心境から来るものなのか、よくよく見極めないといけないからです。
( ただその境界線なんてものは実にあいまいなものでして、家庭側としては本当に失礼のないようにそういう言葉を選んでくれる方もいます。)
最初に言ったように依存しようとしているのか否か、それによってどういう風に指導していくかだいぶ違ってきます。依存していない家庭の方がうまくいく場合が多いのは言うまでもありません。
家庭教師の依頼の中では「そろそろ家庭教師をつける時期だから、とりあえず」という理由の人もいるのですがこれは個人的にはうまくいかない可能性が大きいと思います。
目的意識もないまま
「塾に行かせて、さらに家庭教師をつけるなんて、これだけ手をかけたんだから大丈夫だろう」と考えて、
仮にうまくいかなくなると
「これでダメだということはよほどうちの子は出来が悪いに違いない」とか
「これだけやらせてやっているのになんでダメなんだ」
という考えに陥る場合、一番根本的な部分を見落としていると思います。

そもそも費用をかければ正比例に伸びるものでもなく、何をどうしたいのかという目的や、志望動機、そこから生まれる気持ちの強さ、そういうものが最初にあるべきであって
そこではじめて何をどうするのか、どうしたいのか、という話になってくるのです。
そこで必要とあれば家庭教師をつけたり、個別指導塾に通ったりするのが自然な流れです。
成績が悪いから通わせるのではなく、やるべきことや、やりたいことがあるから通わせ手こそ効果は発揮されます。
順番が逆なんですね。

ですから個別指導というのは「個別なのだからそれだけ集団よりも効率がよく成績が伸びるはず」
というのは条件付きです。
何のために個別にするのかというきちんとした動機が抜け落ちているとカリキュラムや講師の質が大手進学塾に比べて充実していない個別では(これは人件費を考えるとすぐにわかることでもあります、満足のいく人員を確保するのは不可能です。ですから学生講師が多いわけです。)、効果を上げるどころか悲惨な状況、実に深刻な状況の生徒が生まれてきます。そう思いますね。

個別に通う理由の中には「スケジュールが合わない」「個別なら丁寧にじっくりやってくれそう」「うちの子に集団は無理」そういう理由ばかりが先行してしまい、行き過ぎるとそれだけの理由で個別に走るのは非常に危険だと思います。

「それが個別のメリットじゃないか」という人もいるかもしれませんがそれは売り手の売り上げのための事情であって本質的な部分というのはどういう形態であっても大して変わらないものです。
「スケジュールが合わない」というニーズに本当にこたえようとすれば実の悪い人間をたくさん揃えて常時一応対応できるようにしなくてはいけないし、「やる気のない子供にいつまでも合わせて同じ場所を何度も指導していたらいつまでも先に進まず、指導レポートや教務の面談ですぐさま問題が発覚しそれこそトラブルに発展しかけます、ですから見かけ上は進めなくてはいけない。
「集団が無理だった」ならまだしもやる前から集団は無理なんて決めつけるのも少々悲しいものです。まだ精神的に未熟な子供たちにとって塾の友達というのは往々にして学校以上の友達になるものです。学校よりも塾が楽しいという子どもの方が圧倒的に多いのです。


これは間違いなくいえることですが個別指導にしたからといって親の負担が楽になるわけではありません。個別を考える際にその点は忘れてほしくないと思います。

それは大手の進学塾に行かせたり、家庭教師をつけたり、親が家で勉強を見るのと手間は変わりません。


「お任せくださいって言うんだし、4科目個別で見てくれるんだから安心よね」

これで4科目ともただ単に勉強を教える事しかできないで、受験のノウハウも知らない、しかも中受経験のない難関大学のバイト感覚の学生講師にでも当たったら悲劇以外の何物でもないです・・・・。

「面倒見がよさそう」
個別という響きがついついそうさせてしまうのかな、とも思います。

また、そのことに気が付いているか否かが成績の二極分化を招いているのでは、と推察しています。


集団塾であれば大半の子供は塾のカリキュラムについていきそれなりに結果を出しますが、カリキュラムがままならない状態の個別では家庭側がいかにオーダーメイドが適切にできるか、むしろその手腕が問われるような気がします。
ですからうまく活用する人は実にうまい具合に無駄なく合理的に活用しています。
学生の講師をつけるのであればある程度自分たちがリードするくらいの気持ちは持っておかないといけないと思うし、当たり外れの度合いは社会人講師よりもずいぶんと大きいです。
「はたして自分が面倒くさいから個別に通わせているのか?」保護者は自問自答してみると今万で気がつかなかった部分に気が付くことができるかもしれません。
成績がまったくもって伸びないで常に偏差値30台をさまよっている、そういう時は転塾しようと考える時期だと思いますが、やれることはやれたのか?たとえば指導レポートをきちんと読んできてその都度対策を考えてきたのかどうか?そういうことを考えてみる必要があると思います。

僕はいつも言ってますが中学受験というもの、そのものはとても面倒くさいものなんです。
本当に面倒で厄介ですよ。

僕はどれくらいのレベルの学校を志望するのかで距離感を自分たちで決めてほしいということを常々話しています。
中学受験との付き合い方を決めておくことはとても大事なんです。

「うんまあ、受験なんて勉強すりゃあいいんでしょ?だから塾いかせたり、家庭教師つけてんだから、まあ御三家とは言わないでもそれよりワンランクしたくらいには入れるようにどうにかしてよね」
なんていうのは申し訳ありませんが門前払いしたい心境です。
子供にそのレベルに合格させるための負荷をかけるというのはどういうことか?もう少し勉強しなくてはいけません。
子供の勉強以前に保護者にやるべきことがあります。5年生以下ならわかりますが6年生にもなってそんな調子でしたらそう言いたくなります。
それはおそらく僕だけじゃなく、受験にかかわる人間であれば誰しもがそう考えると思います。

軽々しく子供のためなんてのは言ってほしくないし、覚悟や責任を子供になすりつけているということを知っておかなければ罪です。


まあ、なんか最後の方は愚痴のようになってしまいましたが子供にも塾にも「依存」しないということは重要な事なんです。本当に子どものためを思った受験なのか、自分のための受験をさせているのか、言動や行動の節々に現れるものです。


情報が入手しやすい今の時代玉石混合は否めませんがそれでもいろいろ見聞していけばこれはどうやら石ころなのかダイヤモンドなのか、判断力はついてくると思います。

ゴールデンウィークの真っ只中ですが、6年生はあと二か月もすれば忙しい日々が始まります。

バタバタする前に自分たちに合う勉強方法を見つけ出して効果的に利用してほしいものです。




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No title

こんにちは。
私も家庭教師をしています。
「全て先生にお任せします。お導きください」と今日も生徒のお母さんに言われました。塾のテストのスケジュールまで渡されて「先生に全てお任せしたいので、私が持っているより先生に持っていて頂く方が。」と言われた時は、嬉しいより、微妙ーな感じがしました。

もちろん塾のテストは大体把握してますが塾からのお知らせ全てをわたされて「よろしく」といわれると何だか釈然としない気分になります。

受験する学校などもみんな家庭教師に選んでもらうという考えのようで、しかも「全幅の信頼を置いています」とのことなんですが、私も「これって、信頼というのかしら」と感じてしまいました。

依存させないために「ご家庭のご判断で」とはいいますがなんだかどんどん依存されていくようで・・

今回の記事、身につまされました。
個別指導塾についても同感です。

No title

memeさま

大学受験くらいになると自己責任で子供に任せるという親はいるかもしれませんが、
中学受験や高校受験では、見ているこちら側からするとずいぶんと冷たい印象を受けるかもしれませんね。

少なくともぼくはさびしい気持ちがします。

たとえば、親が共働きでまったくコミュニケーションをとる時間がなかったり、
受験をどうしたいのか、考える事を放棄したり、まったくこちらの話を聞かない場合などは
与えられた責務を最低限こなすか、
もしくは子供に自立心を促していく様にしています。



直接「もっと考えてください」と言わなくてもいろいろなことを話すことで
少しずつ自分たちでどうしたいのか考えるようになり
当初では考えられなかったような賢明?といえばいいんでしょうか、
そういう判断をするケースもあるので
依存するようなケースの場合はどうしていいのかわからないという人もいると思います。

いずれにせよ親子共に悔いのない受験をしてもらうのがいちばん良いとは思います。


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プロフィール

shioshioshu

Author:shioshioshu
1980年生まれ 男性
慶応中等部出身
担当教科 主に算数
合格実績 麻布、駒東、ラサール、桜蔭、女子学院、渋幕、渋々、慶応普通部、慶応中等部、早稲田中、渋渋、武蔵、サレジオ、広尾、青学、学習院、浦和明の星 等

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